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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

第9回全日本大会初出場での準優勝

極真空手の第9回全日本空手道選手権大会出場しており、初出場にして準優勝を飾った男だ。

私はそれまで彼のことを詳しくは知らなかったのだが、調べれば調べるほど、話を聞けば聞くほど、彼にはまさしく逸話と言うべきエピソードが次から次えと出てくる。

今回はそれらを交えながら、彼の真価を問うたいと思う。

中山猛男が第9回全日本空手道選手権大会出場したのが、21歳の時。

空手歴は1年と書いてあるが、実際は1年未満で、一説によるとわずか半年と言う話もあるそうだ。

その時点で茶帯、もしくはまさかの緑帯という話で、さすがにそれで全国大会に出るのはどうかと言うことで、急遽黒帯をつけさせたと言う逸話まである。

身長170センチにして、体重わずか67キロ。

どう考えても、上位まで勝ち上がれるような空手歴及び体格ではない。

しかしそれで、中山猛夫は凄まじい活躍を見せて、一気に頂点にまで駆け上ることになる。

2回戦を、アメリカから修行に来ているというリチャード・コンスタンスと言う外国人にして、右の廻し蹴りをさばいて、一回転させて下突きを当て、注意を下に向けて体をくの字に曲げて、左手で背中を抑えて、前蹴り気味の左の上段回し蹴りを顔面に!

さらに相手がこちらの姿を見失ったところに、右の上段回し蹴りをまたも顔面にもろにぶち当てて、瞬殺の1本勝ち。

サバキだ、私は一瞬考えた、これも、師匠であると言う芦原英幸に習った、サバキの技術が使われていると言うことだろうか。

そして3回戦は一変して上段回し蹴りの連発から、まさかの回転肘打ちを見せる。

場外に出てもなお追い打ちをかけようとする、激しい闘志。

そして相手が下突きの連打で来たときに、応戦して、腹を効かせて、そこからの飛び上がっての左上段廻し蹴り!

そして続行しての、飛びかかっての後回し蹴りがかすめて、連続の技あり、合わせ1本勝ち!

古のサバキとステップ

立て続けの上段への1本勝ちを重ねての、準決勝、178センチ78キロ、身長体重ともに10センチ10キロの差がある浜意識安を相手に、開始と同時にぴょんぴょん飛びまわる、ステップを刻んでいるのだろうか?

第9回全日本大会と言う、その時代に?

そこから右のローキックからの、左のハイキックを狙う。

危ない。

見えていない。

そしてやはりステップ――第6回世界大会で塚本徳臣が見せた、前後に刻むステップ、それを第9回全日本大会、1977年にで使っていたと言うのか?

右のローキック、下突きを交えながら、左ハイキックを狙っていると見せかけての、右の中段廻し蹴りが効いた!

そして今度は右ローキックをいやらしいばかり連発する。

そして油断した浜意識明日の顔面を追いかけての左ハイキックがヒット!

少し本戦の判定は2本上がったものの、主審が引き分け、延長戦へ。

そして中山猛夫は膝蹴り、左中段廻し蹴り、右のローキック、左ハイキックと、後ろ廻し蹴りと対角線上、上中下と、ありとあらゆる攻撃を見せる。

さらに右の上段回し蹴りが顔面に直撃、その場は耐えたが3秒ほど経って尻餅をつく。

さらに右のローキックも効き、全身打ちのめされながらの激闘は中山猛夫の勝利に終わった。

決勝の相手は、人間機関車、東孝。

東孝は中山猛夫のステップを警戒してか、最初からどんどん詰めて自分の間合いに持っていく。

そして得意のローキックをどんどん払っていく。

中山猛夫も膝蹴りを返すが、その強烈なローキックに、足が限界を迎えていく。

それでもステップを踏みながら、チャールズマーチのように飛び上がり、倒れる事は断固拒否する。

試合戦場でも右左に回避するその動きは、やはり芦原英幸に学んだと言うサバキそのものだったのだろう。

最後まで敢然と立ち向かい、そして第9回全日本大会は初出場1年未満の修行歴、体重67キロにして、準優勝と言う素晴らしい戦績を収めた。

第10回全日本での三瓶啓二との激突

そして翌年に行われた第10回全日本空手道選手権大会に於いて、テレビの解説を務める大山泰彦に、今日のメインイベントと言わせた、大試合。

後に極真空手において、全日本大会3連覇を成し遂げる、三瓶啓二との激突。

開始と同時に中山猛夫はステップを刻み、やはり左のハイキックを狙っていく。

対して三瓶啓二は彼独特の、両脇を完全に開けて、大きく伸ばして泰然自若としたその構えで攻撃を迎え撃つ。

凄まじい、凄まじいド突き合いだ。

お互い、ものすごいパンチ力を持っていることがはっきりと伝わってくる。

しかしその中でも、三瓶啓二は中山猛夫の左ハイキック以外は構わないと言って受け止めることによって、その回転力、腰が落ちているために、どうしても中山猛夫が後ろに下がってしまう。

その時点で中山猛夫が身長173センチ、体重70キロ、対する三瓶啓二が176センチ、83キロ。

体重差、13キロ。

中山猛夫は後回し蹴りを放つが、その顔面だけをカバーするガードは、そこを超えた届く事は決してない。

どうしても中山猛夫は正面からの戦いを避けなければいけないために、後ろ向いて、転がされてしまう。

5対0の判定負けで、中山猛夫はそこで極真カラテの戦いから1戦を引くことになった。

そして芦原会館を経て、正道会館に移籍することになったと言う。

そして出場した、第一回正道会館全日本大会。

正道会館全日本大会二連覇

1回戦、体重を10キロ増量しての80キロにまで増やしたと言うそのどっしりとした体格で構え、強烈な左中段廻し蹴りいっぱつで相手を効かせてしまい、そこから体ごと飛び上がっての強い左上段廻し蹴りで、比喩ではなく相手をマットに叩きつけた!

技あり!

そして続いて下段廻し蹴りで相手の視線を下に向け、さらに中段廻し蹴りを効かせて、そこから文字通りの飛び上がっての全体重を乗せての再びの左上段廻し蹴りで、相手は棒のようになってマットに倒れ伏してしまう。

危険だ、危険過ぎる、そして衝撃のシーンだった。

続いて2回戦の清木選手は、第9回全日本大会の中山猛夫の動きを彷仏とさせる動きなので、もしかしたら彼に憧れている選手だったのかもしれない。

左中段廻し蹴りが強烈すぎる。

まるで馬鹿でかいムエタイのようだ。

うえええええ!?

思わず変な声が出てしまった。

そして全く同じモーションで、体ごと飛び上がり、叩き込まれる左上段廻し蹴りは、モーションが同じ上見えづらく、分かりづらく、そして破壊力抜群すぎる。

もはや相手が気の毒なレベルだ。

そして続く試合を体格を増したためにパンチと左中段廻し蹴りでごり押しして、さらにつかみよる減点1で勝利したそうだが、何か話よると結構苦戦したようで、そういう意味では全体として見てみたかったと思わなくもない。

この時年齢26歳、修行年数5年、ただ気になるのが、身長178センチ、体重80キロと言っているが、本当に20歳を超えて身長が8センチも伸びるなんてことがあるのだろうか…?

対戦相手は身長体重ともにほぼ互角で、執行年数14年の前田比良聖。

極真の全日本にも出ている猛者と言う話だが、しかし不運なことに、開始直後に放った右の下段回し蹴りが中山の膝を直撃して、骨が折れたんじゃないかと言う位のダメージを受けているようだった…。

うぎゃああ、痛そう…。

前田選手は右の蹴りを得意とするようだが、もちろんもはや体重を乗せる事は叶わない。

そしてそれはもちろん承知の上だろう、中山猛夫が左の中段廻し蹴りの連続で、あっという間に効かせてしまう、本当にこの2人同じ体格なのか…。

そして下突きも効いて、ミドルも効いて、もうほとんど勝負になってない。

そして止めの、同じモーションの左上段廻し蹴り。

完勝、圧勝、そういった言葉がぴったりと合うだろう。

決定打となったものも、しっかりとした受けと言うことから、その捌き、防御力の高さも証明した形だ。

そして中山猛夫は第二回全日本大会にも出場、1回戦、2回戦さらにそれまでにも上段回し蹴りを連発しているようで、3回戦はそれで1本勝ちを奪っているようだった。

中段廻し蹴り、上段回し蹴りからの、中段廻し蹴りで完璧な一本勝ち、もともとが体格上の相手と戦っているだけあって、体格が下手なるとその威力の凄まじさに舌を巻くしかない。

しかしこの解説で、極真空手の第一回世界王者である佐藤勝昭がきているというのがなんかすごいなぁと思う、はい笑

そして準決勝は一転して、左下突きの連打連打連打、パンチ力も半端じゃないと言うことを見せつけるように畳み掛ける。

そして久しぶりに距離をとってステップを踏んだり、左ミドルを当てたりして、優勢勝ち。

これはどちらかと言うと貫禄勝ちと言うのが近いだろうか。

しかし試し割り判定でその場で瓦割りをやると言うのは、石井和義のエンターテイメント性が出始めたということなんだろうか…。

そして決勝戦、身長やはり178センチで、体重が83キロと言うから、この人どんどんでかくなっていってるな…。

身長5センチ、体重10キロ、パワーはそれ以上違うようで、正直言って一方的な展開になる。

左の下突き、右のローキック、左のミドルキック、掴んでの膝蹴りと、バラエティに富んだ攻撃を繰り出す。

ただ少し力みすぎというか、もうちょっとリラックスしてのびのびと攻撃をしていいような気もする。

そしてその最後の試合は意外なことに、左ハイキックが見られずに終了、大差の判定勝ちでその現役時代を終えた。

そこからは試合に出る事はなく、芦原道場時代にはあの二宮城光とも切磋琢磨し、後に正道会館を背負って立ち、K-1の黎明期を支えた佐竹雅昭などの憧れの選手として、彼を引き込み、鍛え、身長10センチ以上体重も30キロ近くの差があるにもかかわらずグローブをつけての戦いでもボコボコにしたといい、内情を知っている人間から正道会館には佐竹を1Rで3回は倒せる日本人がいるといわせたいう伝説を残し、正道の人間からは「中山師範?たまにフラ〜と道場に来てグローブ組手で黒帯数人シバいて帰っていきますよ(笑」と恐れられ、愛された。

3つのフルコンタクト空手団体を渡り歩き、食ったもの、見る者の衝撃を与える左ハイキックでその都度都度に伝説を残した、空手界のミルコクロコップとも呼ぶべき男、中山猛夫。

その逸話、伝説、足跡、それはこれからも語り継がれるべきものだろう。

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