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青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

UFC準優勝ジェラルド・ゴルドーを撃破

第3回、および第4回世界大会に出場し、第1戦級の脅威であるウィリーウィリアムスやアデミールダコスタ、ミッシェルウェーデルたちに続き、素晴らしい戦いを見せ、その鮮烈な印象を残した名選手である。

その経歴に関しては日本では明らかにされている部分は少ないが、1978年に空手を始め、その師にはあの恐怖の1本勝ち男と呼ばれたグレン・シャープもいたと言う。

3度の英国中量級王者に輝き、さらには2度のヨーロッパノックダウントーナメント王座、2度のヨーロピアンカップを手にしたとある。

そんな彼の戦いの最初のインパクトが、第3回世界大会の3回戦、ジェラルド・ゴルドーとの戦いだろう。

ジェラルドゴルドーが196センチ100キロと言う巨体にして、オランダのナンバー2という声もあり、後にはK-1やリングスなどでも活躍し、さらには現在のMMA、総合格闘技の走りであり、最大手になるUFC――Ultimate Fighting Championshipの第一回大会に出場し、並み居る強豪の中準優勝と言う、打撃系の中でのトップのものがあることを世界に見せつけることになる。

そんな強豪を相手にして、ニコラスダコスタは見上げるような体格差の中軽快なステップを刻み、後ろ回し蹴りから下段廻し蹴りにつないで飛び込み、どんどん中に入り、強烈な下段廻し蹴りを叩き込みまくる。

さらに足が効いて棒立ちになったところを認めると、今度は強烈な右の下突きの連発で場外に叩き出す。

まさに体格差がひっくり返ったがごとく、堅実にして重厚な組手で圧勝といった内容を見せつけた。

さらに4回戦では、2度の全日本大会ベスト8入賞、第15回全日本大会準優勝を果たしている、足技の魔術師、小笠原和彦と激突。

いきなりそのお株を奪うような後ろ蹴りを放ち牽制し、さらに後回し蹴りで制空権を確保、強烈な右の下突きでどんどん前に出て行く。

それに小笠原和彦は右のローキックで対抗して、接近戦に持ち込まれたところ今度はニコラスダコスタは下突きと膝蹴りで対抗し、延長戦中盤では右のハイキック2連発からの後回し蹴りで壱発を狙う。

そして再延長、ついに腹が効き始めたのか小笠原の手が止まり、ニコラスダコスタは膝蹴りと下突きに狙いを集中させ、一気にラッシュを敢行する。

日本最強候補の一角を撃破しての、5回戦。

南アの巨魁ケニーウーテンボガードを圧倒

対戦相手はそれこそ、本世界大会で優勝候補最右翼、南アの巨魁ケニー・ウーテンボガード。

当時2メートル2センチ、105キロと言う触れ込みで、熊殺しウィリーウィリアムスと並び立つ超巨体にして超強豪と言う触れ込みのその相手に、おくすることなく懐に飛び込み、やはり強烈無比の後回し蹴りを胸板に当てて吹き飛ばし、その直前の戦いでスタミナを使っていたところを狙っての下突きの連打でさらに体力を奪い、ローキックで押し込み、ウーテンボガードに反撃を許さない骨太な組み手で圧倒した。

残念ながら準々決勝は怪我による棄権となったというが、対戦相手になったであろう三瓶啓二との、あの極真日本最強クラスの拳を持つ男と、どのような戦いを演じたのか非常に気になるところではある。

そして次に日本でのその勇姿を見せつけてくれた、第4回世界大会。

3回戦にて、ブラジルのフトシ・イイモリを相手に、やはり体格差がありながらも素早い動きで飛び込み、しかし開始直後相手の右上段廻し蹴り――ブラジリアンキックがこめかみを捉え、正直危ないシーンもあったりしたのだが、それで中間距離が危ないと判断したのか接近戦からの左のローキックを連発。

完全に効かせ、場外に叩き出し、最後フトシ・イイモリもブラジル特有の掛け蹴りを連発して壱発を狙うが、それをうまくかわして徹底したローキックの連発で押し切った。

そして4回戦にて、第18回全日本大会6位、第4回全日本ウェイト制大会重量級4位に入賞している、奥村幸一と対戦。

第4回世界大会で炸裂した後ろ回し蹴り

両手を叩き気合いを炸裂させて飛び出す奥村幸一。

どんどん前に出てニコラスのお株を奪うが如き右のローキックを連発して、逆にニコラスのローキックをしっかり膝受けして、完全に自分のペースにもっていく。

しかし1分過ぎ、中間距離で顔の前で手をくるくるさせているときに、ニクラスダコスタの強烈な後ろ蹴りが完全に腹をとらえる。

それがやや効いたようで、ニコラスの下突きに顔をしかめ、動きが止まる場面が出てくる。

それによりローキックに体重が乗らなくなる。

そして膝蹴りを回避しようとつかみ、離され、再開された、その直後。

ニコラスの超高速の後ろ回し蹴りが、奥村幸一のこめかみを完全にとらえた。

完全に大の字。

ピクリとも動かない。

完璧なる1本勝ち。

直前の後ろ蹴りが伏線になっていた事は間違いない。

まるで1本の線のような、あまりにも鮮やかな組み手展開、技のキレだった。

そしてニコラスダコスタは準々決勝まで進出し、日本のエースにして、その大会で優勝を果たす、松井章圭との戦いを迎える。

アデミールダコスタ、マイケル・トンプソン、アンディ・フグの快進撃を目の当たりにしている松井章圭は、自分が勝たなければならないと言う使命感を帯び、その組み手は力強かった。

開始直後からどんどん攻めいられ、まさかのローキックに内股のローキックを合わせられ転がされ、さらに蹴りを出そうとすると全てに合わせられ、それで体制が崩れたところにパンチで持っていかれてしまう。

かといってパンチで攻めようとすると、やはりインローでくずされる。

残念ながらニコラスダコスタ日本での最後の試合は、松井章圭の巧みな内股下段での完封と言う形で終わることとなった。

その後オーストラリアやハンガリーで行われた大会での優勝を経て引退。

後進の育成に努め、現在では確認している限り7段を取得していると言う話だ。

重量級の体格にして、重厚な下突き、下段を使いこなし、素早いで入り、後ろ蹴りや、高速の後ろ回しを使いこなし、日本のファンを魅了した獰猛なる英国紳士、ニコラス・ダ・コスタ。

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