幸せになるたった1つの方法~比較や恐怖を越え自分の気持ちを見つめる

2023年12月12日

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幸せになる、だけです。

たった一行で終わってしまいました。

いやなんだったら一行の半分で終わってしまいました。しかしこれでは何が何だかなんで、多補足説明をさせていただきたいと思います。

自分の根本にある思想は、アドラー心理学であり、ナポレオンヒルの著者である思考は現実化するを筆頭とした、引き寄せの法則です。

それまで自分は、超現実主義といっても過言ではないタイプの人間でした。何をやったか、どんな結果を残したか、数字的にはどういうものか、それが全てだと思っていました。

それで見事に行き詰まってしまいました。完全に人生を詰んでしまって、後は王手を食って、それこそ死を待つだけの状態となってしまいました。

そんな時に、父の教えの蔵書である思考は現実化すると言う本を思い出しました。図書館などで探し回り、貪るように読みました。これも将棋で学んだ、直感を信じると言うものにつながっているかもしれません。

そしてアドラー心理学。これは、自分がまだ学生だった頃に、本屋で見つけたマンガで分かる心療内科、と言う漫画がとても面白く、しかもためになったので、鬱になった際にネットで調べて、そして読んでいるうちに出会った考え方でした。

現実主義、成果主義、数字主義、もともと自分の中にあったこういった考え方。

それが根底から崩れ、そして代わりのように根幹を支えているのは、以上の2つです。

その上で、述べさせていただきます。

自己犠牲は全犠牲

日本人にありがちなのですが、自己犠牲は誰も幸せにしません。

自分がどうやったら心地良い状態になって、それをキープできるか、それを常に考えていれば、人生はうまく回ると思います。

もし誰かに何か否定的なことを言われたら、そういう意見もあるんだなと思う。それはあえて肯定も否定もせず、純粋に自分の意見と他人の意見は別のものだと分けたほうが、より意思を出しやすいんじゃないか、楽なんじゃないかと考えているからです。

以前このアドバイスをさせていただいた方が、それに対してこう答えてくれました。わかりました、私、もっとやりたいようにやってみます。後悔しないよう!

ここが第二のポイントだと確信しました。

先の話は問題を複雑化する

先の話をしては、よくないんです。

先のことを考えると、そのための予想や、しがらみなんかが色々と複雑に絡み合い、それを予期して緊張して、疲弊してしまい、結果的にがんじがらめになってしまうというのは古今東西よく聞く話です。

後悔しないために今を生きるのではなく、やりたいと思った気持ちを、つまりは自分を大切にするために生きる。

現代日本において、自分を大切にするってかっこ悪いみたいに思われがちです。それよりも人のため、家族のため、学校のため、会社のため、社会のため。

だからみんな、自分をすり減らし、ギリギリできていて、余裕がない。

それだと周りもなにも見ることは出来ず、ギスギスした緊張感の中で生きることになりますよね?

それとは逆に自分を大切にすると、自信もできて、余裕もできて、結果として人に優しくすることも出来るんで、それってすごく素敵だと思うんです。

それになにより自分を大切にするっていうことは、自分を好きになるっていうことなんで、それって生きるってことが楽しくなると思うんですよ。

だけどここで注意なんですけど、自分を大切にするっていうことは、自分を優先するっていう意味ではないんです。

比べないんです。

自分の気持ちを大切にするとは、比べないこと

自分の気持ちは気持ちで、大切にする。

人の気持ちは気持ちで聞く、だけどどうするかは自分の意志で決める。

どちらが大事かとか、どちらが正しいかとか、比べるからすべては苦しくなってしまう。

元来もっと上、などというように上昇志向など本当の意味では必要なくて、

瞬間瞬間で、自分の心に丁寧に向き合う。究極的に言えば、ただそれだけでいいんです。

まぁそうはいっても、実際それが難しいんですけどね。どうしても日本人とは、基本的には自分の心を後回しにしてしまうのが美徳みたいなところがありますから。

そんな時はまず落ち着いて、

肩肘はらずに、

ゆっくり深呼吸して、

あー酸素おいしいなと思ってみて下さい(笑)

これ、冗談じゃなくて、マインドフルネスと呼ばれる自身の呼吸を観察するという瞑想法に近い意味合いもあったりします。

今の現状に満足する。

感謝する。

それができないと、自分を受け入れることは難しいかもしれません。

自分のありのままを愛せないと、いつまで経ってももっともっと、となり、ひょっとしたら苦しいかもしれません。

だからこそ、自分の気持ち優先で生きるのは決してわがままではなく、幸せになろうとする自然な生き方だと私は考えます。

自分で決めなければ、いつだって不幸の理由を探してしまう

幸せになるには、自分が幸せだと決めるしかありません。

どんなにお金を持っていても、どんなに才能があっても、どんなに有名でも、どんなにモテても、それでも幸せじゃない人が世の中に溢れています。多分。なぜならテレビとかでよく言っているから(笑

なぜなら人間は、元来的にプラスよりもマイナスに注目してしまう生き物だからです。

いやこれは人間と言うよりも、日本人と言い変えた方がいいかもしれません。日本人は増長することや、自慢すること、満足することを嫌います。自分などはと謙遜し、もっと上をと上昇志向の人をほめたたえる傾向があります。

しかしこれは現在では大変危険な思想といえます。99うまくいっても、1だめだったら、そこに注目して、全部ダメだと投げ出す。

昔ある例え話で。

ある結婚式がありました。それはそれは盛大な結婚式で、町中の人が集まり、贅沢の限りを尽くし、美男美女のカップルで、誰もが羨む完璧と言える結婚式でした。

ただ1つ。

ケーキ入刀の際に、新婦がドレスの裾を踏んづけてしまい、ケーキに頭から突っ込んでしまったことを除けば。

それから、新婦はひたすら嘆き、悲しみました。話に出るのは、常に頭から突っ込んだことだけ。恥ずかしくて、悲しくて、情けなくて、ずっとずっと泣いて過ごしました。

すいません、このあとがうろ覚えなんですが、確かそこで新婦は、ある人に尋ねられたといいます。あなたは、あの結婚式が失敗で彩られた残念なものだったと思うのかい?

答えはもちろんノーです。そのこと以外、新郎も、内装も、集まってくれた人々も、その数も、全てが完璧と言えるほど素晴らしいものでした。そのことに、新婦はようやく気づくことができたのです。

人はどんな環境であれ、感謝することができます。しかし、いちど贅沢を覚えてしまうと、それに慣れてしまうと、当たり前になってしまうと、それ以下のことに二度と感謝することができなくなるものです。

横になること、テレビを見ること、ご飯を食べられること、このことに感謝している人が一体幾人いると言うのでしょうか?

人はただそこに存在するだけで価値がある

幸せになるには、幸せになるしかありません。アドラー心理学では、人は、ただそこにいるだけで、存在するだけで、価値があると教えています。そして、人は誰かの役に立つことが、1番の幸せといいます。

それはつまりは、ただあなたはそこに生きて存在するだけで、誰かの役に立ち、そしてそのことであなた自身も幸せになれるんです。

そして引き寄せの法則をざっくりと言ってしまえば、幸せだなぁと感じて、そして日々の暮らしに感謝して、そしてやりたいことや欲しいものを思い浮かべてさえいれば、それを全て手にすることができるんです。

何言ってんだこいつ、と思う人もいるかもしれませんが、一応二度の死ぬか生きるかを超えた、これが僕の結論です。

向上心と、自分の気持ち

足るを知る。

最近とみに考えている事だ。

もっともっと、と向上心と言えば聞こえは良い。

だけどいくら行っても、与えられても、満足しないのだったら、それは餓鬼畜生だ。

どこまでいってもたどりつかないならば、それは無限地獄。

自分が本当は何をしたいのか。

何をすれば満足なのか。

それを常に考えないと。

人生の嘘に終始しない

そんな暇ない、そんな余裕はない。

ごもっとも、現代人は真実忙しい。それは察して余りあるし、私もそのように感じる事多々だ。

しかし聞きたい、そういう風に言う人たちは、一体何がしたくてそれをやっているのか?

全部終わって、棺桶に片足突っ込むときに、俺の人生なんだったんだろうじゃもう遅い。

何かに責任を押し付けるのは、人生の嘘だ。

勇気を持つ。

すべてアドラー心理学が説いている。

私は今、世間的に見れば、到底満足できるとは考えられない境遇だろう。

節約して節約して、ほとんど毎月ギリギリのラインで家賃を払っている。

ボーナスもなければ、社会的な地位もない。

かっこ悪い、太宰治風に言うんだったら人間失格だろうか(笑

今、私はとても楽しい。

長い長い間空手をやってきて、ようやく空手の何たるか、強さの何たるか、どういったことが強さなのか、そのための修行法、それらようやくわかってきた、わかりかけてきた。

そしてブログと言うものを通してそれを表現できる。

ほんのわずかな人間ではあるが、その価値を理解してくれる。

こんなこと、いくら金持ってても権威があってもできないぜ?

ようやく長い沈黙を経て、新作の小説に着手できている。

めちゃめちゃ楽しい、自分を作品を通して表現出来ると生きているって実感する。

続きを書くときに前の添削していると、面白さに1人夜で爆笑している。

俺って凄いなって思う。

頑張ってるなって思う。

未熟を知りながらも、それを受け入れる勇気が欲しい

誰になんて言われてもどう思われても、どうだっていいって言い切る勇気が欲しい。

派遣程度の仕事やっててなお、それはまだ完全に身に付いていないと未熟さに自分で笑ってしまう。

何が幸せって、自分が幸せだったら幸せ。

足るを知る。

そりゃあ俺だって前から言ってるみたいに、書籍化して、ちゃんとプロの小説家になって、それで食えて、その小説がアニメ化なんてして、最終的に冴えない彼女の育て方みたいに映画化なんてしたら、涙で前が見えないかもしれない。

だけどじゃあ今が不満かって言うと、毎回毎回読んでくれて、感想までくれる人が3人もいる。

こんなうれしい事はない。

こんな頑張れることない。

ここまで来た自分に、応援してくれる人たちに、そんな不満なんてあるわけない。

幸福は比べるものじゃない。

これはもっと突き詰めていけば、いらない世話なのかもしれないけれどもっと人を助けられる概念かもしれない。

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