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那須川天心vs裕樹 漢の最期を切り落した飛び膝蹴りと二人の涙

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

ロッタンを追い詰めた"Mr.RISE"との引退試合

“神童"那須川天心と、"エンペラー"皇治との戦いから、わずか1ヵ月。

長らくRISEを支えてきた“Mr.RISE”こと裕樹選手との、引退試合。

わずか1ヵ月でトップ選手同士が試合するなど、普通だったら考えにくい。

1試合、超一流同士がしのぎを削ると言う事は、それだけ肉体的にも精神的にも消耗するし、ダメージも回復するはずがない。

しかし那須川天心は、皇治戦でのダメージは全くないと断言した。

それは私も同意見だ。

那須川天心vs皇治 誇りを捨てた完全防御で武尊と株を上げた!? でも述べたが、皇治は最初から、プライドを捨てたともいえるほどの完全防御態勢で挑んだ。

自らはまったく手を出さず、体重を前にかけず、ただただ丸まって、耐え忍ぶことを選んだ。

自らの格闘センスのなさ、攻撃力のなさを理解した上で、倒されないことが一番自分に求められていると確信し、その後で武尊の方が強かったとコメントすることで、2人の戦いの機運を持ち上げ、そして自らの価値も高めることが狙いだった。

それはその時、彼が持ち得る選択肢の中で最高のものと考えてます間違いは無い。

早々にそれを見切った那須川天心は、それを消化試合としてしまう。

無理な攻めはせずに、ジャブと飛び膝蹴りを中心で組み立て、危ないところでもスリッピングアウェイでパンチを流す。

この辺がエンターテナーと言うよりも、極真空手出身の武道家たる所以と言えるだろう。

そして自らを育てたともいっても良いかもしれないRISEの、トップ選手の、その終わりを飾る戦い。

まず間違いなく那須川天心のKO勝ちだろうと予想していた。

裕樹選手の試合を見せてもらったが、こう言ってはなんだが足と技を使ってうまく立ち回るようなタイプではなく、ある意味で不器用な生来のキックボクサータイプであり、そして彼の持ち味は重く無骨なローキックだ。

今までもいくつか試合を見させてもらったが、特に印象的だったのが那須川天心とも五分の試合を繰り広げたロッタン・ジットムアンノンとの激闘。

あのどんな攻撃にも平然として、そして的確に捌いてきたロッタンが、奥足を効かされ、引きずる事態にまで追い込まれていた。

正直衝撃的だった。
そのあとのロッタンの試合もチェックさせてもらったが、あれほどまでに追い込まれた試合はないのではないか?

しかしそれはもちろん脅威なのだが、キックボクシングの試合においてローキックはパンチに狙われやすい危険性をはらんでいる。

そういった意味では極真空手などの試合とは違う。
事実としてロッタンとの戦いも後半急に前進してラッシュしてきたパンチにより2度のダウンを喫し、判定にて敗北を喫している。

引退試合と言うのならば、判定よりも、どのような形にしろ魂と肉体を賭けた決着戦に持ち込もうとするだろう。

それと今までの那須川天心の相手に、これほどまでの大きくにこだわった選手も少なかった気がする。

そういった技術的なものが1番の見所と言えばそうかもしれない。

那須川天心の猛ラッシュ

オープニングブローは、那須川天心のスーパーマンパンチから始まった。

そこからこれでもかというほどの、猛ラッシュ。

右ストレート、天を衝くアッパー、接近してのフックの連打、そして三日月蹴り、ミドルキック。

まるでピンボールのように裕樹の体が弾け飛ぶ。

一発のローキックを放つ隙間すらない。
ここまで実力差があるのか、と呆気にとられた。

元々が10キロ以上の体重差がある相手との戦いとはまるで思えない。

それでも裕樹は耐えた。
耐えて、前に出て、一発、二発のローキックを返す。

しかし悲しいかな、筋肉ブロックをされ、そしていなされ、ダメージは与えられない。

それでも裕樹は、気持ちで、気迫で、戦っているのが伝わってきた。

そして生き残った第2ラウンド。

那須川天心の猛攻は、更にその重みを増した。

凄まじいボディへのストレートで、一回り大きい体躯がロープ際まで吹き飛んだ。
ボディのパンチで人が吹き飛ぶなんて、観たことがない。

そして十分に溜め込んだ二発のパンチで、遂にその巨躯がマットに崩れ落ちた。

それでも裕樹は立ち上がる。
立ち上がり、最後の花道を求めて神童に向かっていく。

そこで奇妙なことが起こった。

完璧な形で切って落とした漢の晴れ舞台

まず、那須川天心がロープ際で攻撃をやめ、ガードを下げて、裕樹を煽りパンチを引き出し、そのパンチをあえてその両頬で受けたのだ。

まるでロッタンの挑発。
しかし武道である極真空手を下地とする那須川天心は、無駄に打たせたり煽ったりせず、ダメージなど受けずスマートに戦うのが信条だった。

彼なりの、これが弔いなのだと理解した。

そして、極端に手数が少なくなった。

嵐のようなラッシュは鳴りを潜め、パンチを散らすだけで、むしろ裕樹に打たせているようにすら見えた。

一瞬だけ、最後に花を持たせて、最終回まで持たせるつもりなのかという考えが過った。

そんなわけはなかった。

一瞬、2ラウンド終了数秒前、皆が気を抜く、その刹那を見逃さずに那須川天心は前に出てきた――裕樹へと、抱きついていた。

まるでそう見えるような、完璧すぎるタイミングの飛び膝蹴りだった。

文字通り、裕樹はマットに大の字になった。

完璧なる介錯だった。
そして次の瞬間、いつものようにコーナーに駆け上がることもなく、那須川天心はマット状に正座していた。

そして全身投げ出すように、上半身を折り曲げていた。

私はそこに、漢同士の繋がり、武道精神の脈動を感じた。

手加減するわけでもなく、花を持たせるわけでもなく、すべて引き出し、完璧に切って落とす。

これ以上後を引くことのない引退試合もないのではないか?

那須川天心の、単純な一試合とは違う奥深さを思い知らされた。

そしてその後のコメントとやり取りと、裕樹選手がRISEにもたらした功績と、それらを見届ける解説人などの涙。

格闘技というものは、ただ野蛮なだけではなく、こういう温かい一面もあるのだと、そう感じさせてもらえた。

心に残る、素晴らしい一戦だった。

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