RIZIN14まぐれと騒ぐ世間一喝 堀口恭司vsコールドウェルを斬る!!

2023年12月12日

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Bellatorタイトルマッチ、堀口恭司は本当にルールに守られたのか?

世間の声

6月15日土曜日に行われたマジソンスクエアガーデンでのBellator世界バンタム級タイトルマッチ、堀口恭司vsコールドウェルの試合が大変な話題になったことで久しい。

そこで個人的に気になっていることがあるので、今日はそのことについて述べたいと思う。

世間での評判でよく見かけるのが、昨年末のRIZINでの対戦は、堀口恭司が負けていた、と言うものだ。

別に誰がどう言おうがが構わないと言えば構わないのだが、逆に言えば私がどう言っても構わないと言う逆説的な考えから、ちょっと言わせてもらおうと思う。

まずよく聞くのが、昨年末のRIZINの対戦では、堀口恭司はルールに守られた。たまたまロープで、リングでの対戦だったから、勝つことができた。ペンタゴンでは、負けていた。そういったものだ。

そしてそれに続くというか、付随して、それまでの展開で堀口恭司は圧倒的に負けていた、スタンドでも押されていたし、テイクダウンをとられて、グランドも劣勢、あれは偶発的な、まぐれと言うもの。

現役空手家の視点

汚い言葉を吐きます。

くそくらえだ。

格闘技を本気でやっていた人間なら、武道に心血を注いだ人間ならば、実際に殴り殴られ、ある意味では命をかけるに近いような真剣勝負をやったことがある人間だったなら、そんな言葉吐けるわけがない。

外で見ている人間にはわからない。リング上では、ペンタゴンだろうと、そして空手の試合場であっても、偶然まぐれでたまたま勝つなんてこと、ほとんど99%、起こりえない。

絶対と言うつもりはない。勝負には絶対はないからだ。しかし、こと格闘技、武道に関しては、それは難しいと言わざるを得ない。それは蹴って叩いて、相手を痛めつけて、その多寡によって勝敗が決まると言う性質上、単純な点数の上下ではない以上、それはそういった性質を持つ。

そして本題。

堀口恭司が抱いていた目論見

問題のフロントチョークは本当に偶然の産物なのか?

あの試合、昨年末のRIZIN、堀口恭司が押されていたのは事実。相手が優勢に進めていたのも事実。テイクダウン多くとられていたのも事実だ。

その瞬間まで、確かに私も騙されていた。

最後の、瞬間。フロントチョーク。

本当に苦し紛れで、たまたま出して、それがロープで囲ったリングだからこそ有効だったと言うことがあり得るのだろうか。

あり得るわけがない。

将棋と武道を絡めることで浮かび上がる真実

将棋の世界を学んで、羽生善治の話をいやと言うほど聞いて、わかってきたものがある。

本当にトップレベル同士の戦いでは、狙って1発と言うものが決まる事は無い。お互い、お互いの良さを消そうと、そしてミスをしないように、細心の注意を払っている。そんな中、大振りの1発を放てば、それは逆にカウンターで返されてしまう。

堀口恭司は戦う中で、悟っていた。

相手の性格、癖、狙い、その他諸々の情報。その中で、フロントチョークと言うものに狙いを定めた。それを超高レベルの相手に決めるための、流れを全て定めた。

将棋の世界でも、相手の玉を積ませるために、いっぱつの攻撃もらわずに、つまりは駒を取らせずに済むことなんて、ありえない。

否、自分が狙う理想の展開するために、それ以外の駒は全て犠牲にするようなものだ。

堀口恭司は、おそらくは相手にスタンドの優位を見せつけた。

テイクダウンも、わざととまでは言わなくてもそれなりに取らせるように仕向けた。
そして最後の最後、相手が完全にフロントチョークのことを頭から抜け落としてしまった瞬間を狙い、その首を落とした。

幼少の頃よりずっとありとあらゆる格闘技の試合を見つけてきた私の目からは、そうとしか映らなかった。

そんな堀口恭司が相手の土俵であるペンタゴンに乗り込み、ベラトールの舞台に立ち、その上で勝つと言い、そして下馬評を吹き飛ばして素晴らしい勝利を収めた。

これは通常の勝利はまた次元の違う話だ。

一度敗れている相手というものは、当然ながら警戒心はすさまじい。
二度と敗れまいと徹底的に研究するだろうし、油断もなく、あらゆる場面を想定して二重三重の罠を仕掛けて迎え撃つことだろう。

しかも今回は相手の土俵、アウェーだ。
自分が慣れ親しんでいる国の気候や空気感、そして応援しているか敵対しているかということは圧倒的なアドヴァンテージとなる。

これは一回目と、難易度としてはそれこそ比較にさえならないほどのものといって差し支えないはずだ。

しかし堀口恭司はやり遂げた、前人未到の大記録を、大仕事を、日本人の誇りを満天の元に知らしめたのだ。

彼は私の、憧れの1人だ。

同じ空手家として、心の底から誇りに思う。

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