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“神の御業”センチャイソーカムシン NJKF竹村健二に前蹴り ジャンピング肘 センチャイキック 投げ飛ばしの妙技が炸裂!

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

ムエタイ史上最強

その筆頭とも言ってまず構わないと思える選手が、今回紹介させていただく、センチャイ・ソー・キングスターと言えるだろう。

ムエタイは所属チームによって名前を変える文化があるようなので、いくつかの変遷を経て、現在は彼はその名前をセンチャイ・PKセンチャイムエタイジムとしているようだが、この名前を知った当時はそういったことを知らなかったので、まさにキングスター、王の名の星、その名の通りの実力だと感じ言ったものだ。

生ける伝説、神技、まさにこの上ない最上級の2つ名の通り、本場タイでは強すぎるが故に同じ体重では対戦相手がおらず、上の階級や、何だったら1対2マッチと言うとんでもない戦いも演じたりしたことがある。

元プロボクサーにして、5戦5勝無敗、ムエタイではルンピニースタジアム認定4階級王者、ムエタイでも戦績はあてにならないところもあるが、それでも350以上の戦いを繰り広げ、300以上の勝利を手にしたとするところもあり、タイトルは挙げればキリがないほどであり、直近の2022年5月29日にも41歳にもかかわらずわずか1ヵ月も開けずに4連続で試合を行い、その全てに勝利していると言うから恐るべき話だ。

そんな彼が日本の我々のもとに姿を現したのが、2006年7月2日のNJKFの舞台と言われ、韓国のイム・サンスを相手に、身長で14センチ、体重で10キロも差がある相手に、左のボディーストレートからの右フックで2ラウンドノックアウト勝利を収めてしまったと言うからそれは衝撃だったと言えるだろう。

竹村健二

そして2度目の試合は、2007年1月28日に行われた、同じくNJKFの舞台での、竹村健二との戦い。

しっかりとワイクルーを踊るその姿にも、全身のバネ、それが感じられるワンシーンだった。

現タイ国統一王者、現ルンピニースタジアムスーパーフェザー級王者、元ルンピニーバンタムスーパーフライ級王者、26歳、104戦82勝12敗10分、その時点ではセンチャイ・ソー・カムシン、そう紹介されていた。

対戦相手の竹村健二はシュートボクシングスーパーフェザー級1位、28歳、23戦16勝7敗、あまりにも強すぎるため対戦相手が見つからず、唯一名乗りを上げたと言う話だった。

試合開始。

開始早々から竹村健二は左右のローキックで追い込んでいく。

そこにセンチャイが挨拶代わりの前蹴り、そしてハイキックで、竹村健をロープまで吹っ飛ばす。

全身のバネの桁が違う。

さらに相手のローキックを捌くどころか右腕でつかんでひっくり返すと言う神業。

こんな真似できるやついるか世の中に?

さらにハイキックを蹴りながらパンチパンチ足払いと言う、上下左右、両手足を使っての、多角的攻撃。

相手としては3人4人から同時に攻撃を受けているような印象を覚えるのではないだろうか?

前蹴り2発で、竹村健二があっさり倒れる。

相手の前蹴りをつかんでのボディーストレートがあまりに強烈で、そこから両手で抱え込んで、マットに叩きつける。

信じられない。

まだ開始から40秒だが、その全てが超高等テクニックではないか。

ローキックで攻め込まれるが、むしろ誘い込んだようで、コーナーにてローにローを合わせて転がすと言うこれまたとんでもない妙技。

中段前蹴り、上段前蹴り、ものすごいバネを使ったハイキックに、会場からどよめきが起こる。

さらに上段前蹴りに行くと見せかけての、飛び上がっての肘打ち下ろし。

転がし転がし転がす、まるで合気道の演舞のよう。

ハイキックからのジャンピング肘が、全身バネでできているかのような躍動感。

攻撃していない時は全身脱力して、まるで試合中とは思えない。

パンチも全て鼻先で完全に見切っている。

神技炸裂

第二ラウンド、センチャイはいきなり下りながらの左前蹴りで倒し、そこから左ミドル左ミドル、同じ軌道での左ハイキックでまたも会場を沸かせる。

さらに追い込んでのパンチパンチ左ハイキックがあまりにバネが強く飛び上がってしまい、相手の頭の上を飛び越してしまう始末。

人間を超えている。

左ミドルにボディーを合わせて、同時に蹴り足をキャッチして倒すなんて、聞いたことすらない。

相手を崩しすぎて、ロープの外に投げ出してしまいそうだ。

遠距離からの前蹴りが、まるで一発のライフルのよう、相手をロープに釘付けにする。

左ストレートのフェイントからの、足払い、それで相手の体が半回転。

もしかしたら対戦相手の竹村健二は無重力状態を味わったのではなかろうか?

さらに相手の挙げている足に自らの足を絡めて、足だけでころばせるなんて、柔道の神様か?

一体どんな練習をすれば、こんな動きが身に付くと言うのか?

上段前蹴り、上段前蹴りで相手の上体を浮かせておいて、腹への一発の中段前蹴りで効かせ、ころばせてしまう。

さらにムエタイの試合で後ろ回し蹴りまで出す余裕。

さらに右前蹴りをフェイントとしてのとび2段蹴り。

そこに飛び込んできたところに左前蹴りをフェイントにしてるの、足を浮かせているところを狙っての崩しで、今度は相手が1回転。

うおおおおおおおおおお!?

凄すぎだろこれ!?

本当に神が宿っているのか?

三ラウンド。

ここでセンチャイは流しに入ったのか、組み付くシーンが多くなり、ここは軽くやり過ごすかと思った、1分近く。

体を倒し、右手をついて、急角度で顔面を狙うセンチャイキック、炸裂!

見事に顔面を捉え、会場は一気にその神業に沸き立つ!

凄い。

文字通りのセンチャイ劇場。

中段前蹴り、中段前蹴り、中段前蹴りで腹を効かせて追い詰めての、中段前蹴りから変化する上段回し蹴り。

まるで空手のような技すら使いこなす。

前蹴りを放ち、空振ったその姿勢が、すでに投げの体勢となっている。

すべての技が、動きが、完全に連動して、1つの線のようになっている。

第4ラウンド、珍しくセンチャイの方が飛び出し、いきなりのジャンピングエルボー。

ハイキックで崩し、そこからのまるで正拳中段突きのようなボディー。

流れるような体捌き。

将棋のような詰め

さらにハイキックから崩すと、対戦相手の竹村健二は、立ち上がるのにかなり時間がかかった。

効いている、さらにはこれだけ転がっされれば疲れもするだろう。

そこへ前蹴り、パンチパンチから、思いっきり飛び上がっての肘打ち下ろし。

仕留めにきたか!?

そこで人が変わったらものすごい左フック、ボディ、前蹴り、そして全身巻き込むようなものすごい左肘。

完璧なる上下の打ち分けで、ついに竹村健二はダウン。

竹村健二も懸命に立ち上がろうとしたらが、転がり、立ち上がった目は虚ろで、フラフラしており、そのままセンチャイ・ソー・キングスターのKO勝ちとなった。

まさに一瞬の出来事。

それまで多種多様な攻撃で、多角的に追い詰め、削り、そして勝ち筋が見つかりはいなや、一瞬で詰めてしまう。

まるで名人級の、将棋のような采配。

ほとんどダメージも、そして息すらも切らしていないのではないだろうか。

わずか4ラウンドの戦いで、想像絶するような様々な神業、駆け引き、それがちりばめられていた。

まるで将棋の棋譜を何回も何回も見直して、勉強したい、そのような戦いが、繰り広げられた。

生ける伝説とすら言われる、その恐ろしさの一端、それを――いやそれすらも、まだ垣間見えていないのかもしれない。

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