新着記事

川畑幸一と闘った極真空手家トニー・ボーデン

: 空手および格闘技

“赤鬼”トニーボーデン ギャリーオニールやサムグレコ豪州勢最初期第2回世界大会で繰り広げられた”小さな巨人”川畑幸一との歴史的激闘譜!

オーストラリア出身の空手家 個人的な話だが、私はオーストラリア出身の選手を結構推 ...
内山高志vsジョムトーン・チューワッタナ

: 空手および格闘技

眼窩底骨折の一撃!内山高志スーパー王者初防衛戦vsジョムトーン・チューワッタナとの衝撃破壊劇!

日本史上初のスーパー王者 OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者を5度防衛、W ...
極真空手家の吾孫子功二

: 空手および格闘技

“大器晩成”吾孫子功二 未完の大器と嘱望され世界、全日本ベスト8の壁を乗り越えられなかった力が花開いた第7回世界大会の輝き!

未完の大器 身長186センチ体重102キロと言う非常に恵まれた体格、日本人離れし ...
正道会館三連覇を果たした川地雅樹

: 空手および格闘技

“正道三連覇”川地雅樹”佐竹雅昭,角田信朗,柳澤聡行や後川聡之ら強豪と鎬を削り、USA大山空手との戦いで偉業を達成した草創期を代表する名選手!

正道会館全日本草創期 初期の正道会館を代表するとも言える、そうそうたる戦績を収め ...

記事ジャンル一覧

関連記事

ムエタイ幻想の正体〜基本的攻防及びその真の狙い

2022年5月21日

まずはブログランキングにクリックのご支援
何卒宜しくお願いします。

 にほんブログ村 にほんブログ村へ 
 にほんブログ村ランキング   人気ブログランキング

最初から読みたい方はこちらへ! → 初めから読む
___________________

この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

その強靭なる骨の硬さ

ムエタイに勝つには?

ここまで歴史を紐解き、ギャンブル化した経緯を語りその技術を解明しそれが現代において表立って来ている話をしました。

ここからさらに一歩進んで、実践編とすることにしましょう。

ズバリ、ムエタイにどう勝つのか?

ムエタイは強い、ムエタイは本物、ムエタイは戦士だと散々ばら語ってきました。

ですが私は空手家です、そして極真空手家です、自身の、日本が誇る武道の最強性を信じています。

そして全然現役です、いつか叶わないかもしれないですけど、ムエタイと戦ってみたいと思っています。

要注意は、超合金のような脛と肘

その際、どう戦えばいいのか?

まず最も注意すべき点は、その強靭な骨でしょう。

特に脛、そして肘は要注意。
一説によると黒光りするまで鍛え込まれていると言うそれは、動画で見たところ鉄パイプでできた何かそういうものを廻し蹴りの連打でへこませてました。

あえて言います、人間業じゃねー。

そんなまるで超合金の改造人間みたいな奴相手に、まともにぶち当たったらこっちが木っ端微塵にされます。

肘だって、普通の人間がやったって肌がスパスパ切れるわけがありません。

まず対抗策として、こちらもローキックをスネ受けした結果骨折するといったような事態を避けるために、最低限の鍛え込みは必須条件と言えるでしょう。

逆に廻し蹴りを蹴って、肘で受けられて真っ二つと言うのも笑えません。

特にムエタイの代名詞とも言える左ミドルキック。

これで通常ありえない、ガードに使う小手、つまりは尺骨を破壊されて、使い物にされなくされて、それをさらに追い打ちされて腕によるダウンをとられた選手――もしくは上がらなくなったために顔を蹴られて倒された選手、腹を蹴られて悶絶した選手など、挙げればキリがないほどです。

つまるところ、中間距離の廻し蹴りの蹴り合いに持ち込まれたらなかなか勝つのは難しいというのが実際でしょう。

ムエタイのリズム及び独特のガード」

ムエタイ独特のリズム

では次に実際戦った時の、その機微について語りたいと思います。

まず昔から、ムエタイには独特のリズムがある、それに付き合ったら負けると言われてきました。

これは事実であり、そして根拠があります。

彼らはのらりくらりと戦います。

理由はすでに述べた通り、彼らにとってムエタイは日本の引っ越しのように、単発で稼ぐ手段であり、体を痛めつけて自分が最強であることを証明するものでは無いからです。

だからこそ、テンポよく、マイペースで、無理なく戦っていかなくてはいけません。

だからこそ基本的に、彼らの戦いに連撃やラッシュと言うものは見られません。

そんなペースで、100回や200回は戦えませんし、常に5ラウンドフルに戦うことを想定して怪我なく終える事は難しい。

鉄壁のディフェンス

だからこそ彼らは、鉄壁のディフェンスを身に付けています。

だからまず、攻略するにはそのディフェンスを突き破らなければいけません。

彼らのディフェンスは、いわゆる通常の顎の下に拳を添えて、脇を閉めたファイティングポーズとは全く違います。

前の手はこちらに、掌を向けて大きく伸ばし、もう片方の掌をこちらに向けて顎のそば、脇は気持ち空けておいて、前の足も常にあげられるように体重をかけずにリズムをとっています。

これは彼らが常にローキックを警戒している、そして膝蹴りを警戒していると言う事と、パンチや肘打ちを含めた全ての顔面への攻撃をかわす、独特のガードがあることに起因しています。

よく、K-1で活躍したブアカーオなども見せていた、相手が接近してパンチを振るおうとした瞬間に、その前の掌で相手の頭を抑えて、そして顔の近くにあった、自分の顔に巻きつけるようにして全体を覆ってしまう、あのガードです。

それまで私は、最も硬い堅牢なガードはクロスアームドブロックだと思っていました、極真カラテでは十字受けと言っています、昔の空手バカ一代と言う漫画の中で十字受けは石より硬いと言われていました。

しかしこのカードは、そもそものカードと言う、受けと言う概念を打ち壊す、画期的なものでした。

その戦いの隠された意味

攻・防はっきり分かれたスタイル

ムエタイの独特のリズム。

それは、ある意味音楽のようなものだと考えています。

ムエタイは、野球のように攻撃と防御がはっきりと分かれています。

蹴るぞと振りかぶって思いっきり蹴り込んで、そして相手はがっちり受け止めます。骨と骨がぶつかる凄まじい音。

そして攻守が交代、やはりさぁ蹴るぞ、と振りかぶり、がっちり受け止める。

以前述べたように、基本的にはミドルキックが中心になります。ローキックは、どうしてもダメージが溜まりやすいため、数多く戦うムエタイには向いていないからです。

ハイキックも飛び交いますが、ミドルよりも疲れてしまうのでやはり多くはありません。

前蹴りは基本的にはストッピングで使われる上に、主たるものにはなりえません。後ろ蹴り、後ろ回し蹴りなどの回転系、踵落とし胴廻し回転蹴りなどの大技はほとんど使われません。

思いっきりミドルを交換する

ムエタイは、思いっきりミドルを交換する。まずこれが基本的なスタンスです。

これを知らないと、単調にローキックを蹴ろうと近づくと、相手の間合いの深さ、テンポの緩慢さに、肩透かしを食らう羽目になります。

そしてミドルキックをしっかり蹴ったら、次は膝で飛び込みます。これもしっかり相手は受け取めます。

そしてその間合いになったら、後は首相撲です。つかんで捻って回して、そして相手をコントロールして時々脇腹にコツコツと膝を当てる。

この狙いは二点です。

相手のバランスを崩し、それによってポイントを得る。

そして、一瞬の隙を見て肘打ちを叩き込む。

基本的に高く美しい蹴り、そして首相撲の巧みさをポイントとしているムエタイでは、パンチがほとんど見られません。

よって、打ち合うためのスタミナが必要なく、さらにはノックアウトではなく肘打ちによるカットが高確率で狙えるので、それで十分なのです。

最近ではさらに技術が向上し、カットではなく顎にぶち当ててKOをするパターンもかなり増えましたが。

以上がムエタイの基本的な戦闘スタイルです。

ではこれを知らずに普通のキックボクシング、もしくはK-1、空手スタイルで立ち向かっていったらどういう風な展開に陥ってしまうのか?

次回はその辺を突き詰めていきたいと思います。

___________________

続きはこちらへ! → 次話へ進む

おススメ記事!↓

関連記事はこちらへ!→ 空手及び格闘技

執筆者の超本格格闘技小説はこちら! → 

クリック👍のご支援お願いします。
にほんブログ村 にほんブログ村へ 
ありがとうございますっ!🙇