“鬼神”ミッシェルウェーデル 全日本襲来三連続一本勝ちのミッシェル旋風に外館慎一すら巻き込まれる惨劇を目撃せよ!

2024年4月9日

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ヨーロッパ最強の男

鬼神と呼ばれた極真空手家ミッシェルウェーデル

身長197センチ、体重104キロを誇るというその超巨体から繰り出す、棍棒のような回し蹴り、槍のような前蹴り、そしてバズーカのような拳でその勝利した全てが一本勝ちという、まずありえない、信じられない偉業を達成せしめた極真空手家。

そんなミッシェルウェーデルはその力を最大限に発揮し、日本に恐るべき脅威をもたらすといわれた第4回世界大会のその前年、なんと全日本大会に襲来。

次の年には決戦が控えており、自らの手の内をさらす必要もなしと思われた中での参戦だったとされたが、本人の言葉を借りると

私は去年から、既に自分の空手の試合における力が、落ち始めていることに気づいていた。

ともかく一刻も早くレベルの高い全日本選手権で戦っておきたいと思った。

世界大会の予行練習なんて気持ちはさらさらなかったよ。

増田とは既に戦っているので、単に早いうちに松井と戦いたかっただけだ

とされており、事実としてヨーロッパは代表する強豪が一堂に介するイブツ大山カップ、その1985年に開催された第二回大会において、その2年前に行われた第一回大会の優勝についての連覇ならず、決勝にてスイスのアンディフグに敗れているようだった。

その時点でミッシェルエーデルは、

最近の全日本大会には、外国の選手がよく出場する。

特に今年は来年の世界大会の前哨戦という意味から多数の強豪が参加し、大いに会場をわかせてくれた。

外国選手8名(内訳はデンマーク2,オランダ2,ネパール、モロッコ,韓国。インド各1)。

その中でも最注目の1人とされており195センチ95キロ、29歳の空手歴12年、三段、その破壊力は超弩級と評されていた。

第18回全日本大会

そんなミッシェルウェーデルは1回戦、松浦誠実を相手に、ぐんぐん詰めてくるところにバックステップして、少し体を落として、右の突き一発で効かせて、左の突きでフォローして、右の回し蹴りの空振りで場内をざわつかせる。

たった1度の攻撃で、これとは…

さらに左の前蹴りで進めて右の下突き、左のフォローから右の廻し蹴りの難を逃れるも、今度は左の前蹴りが顔面を急襲!

さらに右の回し蹴りで場外へ。

一瞬たりとも気の休まる暇がない…

開始線に戻る松浦選手はほとんど戦意喪失状態のように見受けられる。

ミッシェルウェーデルは左の前蹴りのフェイントからパンチのモーションを見せて、右の上段前蹴り、右、左の下突きからの右上段回し蹴りで場外どころが壇上から転げ落ちかける!

何とか副審がキャッチするものの、技ありどころじゃないダメージ、さらには精神的にもおっている模様。

もう止めてもいいんじゃないかと思われるが試合は続行され、ウェーデルのおっとろしい気合に場外に出され、下段に下突きを合わされ転倒、前蹴りからの下突きに後退りし、左の下段がものすごい音を立てもう何度目かの場外、この巨体で動きが早すぎるフェイントからの下突き。

最後は世にも珍しいこの時代ではほとんど見かけることのない左の内回しで上体を浮かされての、右左の下突きで後方に1回転というあまりにも圧巻の一本勝ち。

というかもうほとんど途中からもう止めてくれよって感じがしてきてた…強すぎるという言葉すら生ぬるい…

衝撃の1回戦から続いて対戦するは藤田良明。

いきなりの右ローから内股と勢いよく攻めてきて、さらに恐怖の下突きも体を寄せて避ける。

ローキックで怪しい体重をかけさせず、それにより回し蹴りの間合いも外す。

とにかく脛受けを徹底してたが、しかし一発の下突きでその表情が崩れる。

さらにそこに左ミドルをねじ込む技巧。

上段前蹴りが顔面を掠め、しかし藤田選手はとにかく間合いを詰めて全てをなんとかしのいでいく。

下段に合わせた左上段回し蹴りが藤田選手の顔面を捉えるが何とか大事には至らず、下突きも急所ではない下っ腹で受け止め、本戦引き分け。

あのミッシェルウェーデルを相手に本戦を引き分けに持っていったというのは脅威というほかないが、延長に入りやはりローキックで藤田選手が攻め込んでいったところ、ミッシェルウェーデルはそれに合わせて左右下突き。

そこから相手に体重をかけての下段回し蹴りに戦法を変更。

それにも藤田選手は脛受けで対抗しようとするが、パンチを挟まれ、足が降りた瞬間を狙われ、一、ニ、三発で膝が砕ける!

ここまで耐えてきたものの、その巨体に、見合わぬ巧みさ、そして全てを打ち砕くパワーとスピード、その残酷さをまざまざと見せつけられてしまった結果となる。

そして3回戦。

ストップザミッシェルの大号令がかき鳴らされる中立ち塞がるは日本人の中でもトップクラスの長身191センチを誇る、外舘慎一。

外舘慎一との決戦

北の武士と呼ばれ、これ翌年行われる第4回世界大会では代表選手として5回戦まで勝ち上がり、そこで優勝を果たす松井章圭と体重、試し割り判定までもつれ、さらには第22回全日本空手道選手権大会ではあの史上初のグランドスラム達成者である八巻建志を破ることになる、まさに日本トップクラスの実力者。

これはさぞかし凄まじい戦いになるかと思われるなか、やはり外舘慎一が先手を取って前に出て、ミッシェルウェーデルが向かえ打つ構え。

その長い手の奥へ右の下突き、左の鉤突きが襲い、前蹴りと繋げ、さらにやはり下段に下突き鉤突きを合わせる。

接近線からの左上段回し蹴り、それに外舘慎一が右の下段を返し、その左下段がやや効果ありかと思われた。

しかしそのどてっ腹に細かい突き、長い前蹴り、右、左中段回し蹴り、そして長距離砲のような下突きが襲う!

下突き、左中段廻し蹴り、完全に狙いは腹。

下突きからの回し蹴りで双方転ぶほどの勢い。

あの外舘慎一にほとんど何もさせない。

まっすぐした下突きからの左中段回し蹴り、角度をつけての鉤突きの一撃で、外舘慎一からうめき声があがるほどのダメージ!

あの王者松井章圭すら差をつけることができなかった相手を、1分少々で葬り去るとは…

一説によると外舘慎一はこの前の戦い、闘将木元正資との戦いであばらを痛めていたという話もあるというが、それにしても…

そして4回戦はここまで一本一本技ありと、ミッシェルウェーデルに続くともいえる凄まじい脅威を見せる足技の魔術師、第15回全日本大会準優勝の、小笠原和彦。

解説の盧山初雄も今日の試合の中で1番見所のある試合だと話しており、解説してる我々も緊張しますねと語っており、果たして吹き荒れるこのミッシェル旋風を止められるかと大注目だったが――

無闇に攻めてこない小笠原和彦にミッシェルウェーデルもやや攻めあぐねているのかその拳がひらめくタイミングがなかなか訪れず、間合いが縮まり、緊張感が増す中放された小笠原和彦の後回し蹴り。

それが空振り、その隙を狙って放たれたミッシェルウェーデルの上段前蹴り。

それを受け止め、小笠原和彦が掴み、しかしその次の瞬間。

ミッシェルウェーデルの右の正拳が、やはり振りかぶり反対の右の手で拳を放とうとしていたそれに対するカウンターとなり、その顎を文字通り打ち砕いていた。

フルスイングの右と右のカウンター。

しかもあのミッシェルウェーデルの拳。

振りかぶっていた分頭が下がったのもふだったのか、そのままミッシェルウェーデル、一度は故意ではないので1試合後に再試合、もしくは勝ち上がりという話だったが、結局顔面を何針も縫うほどのダメージで小笠原和は病院に直行。

これ以降の戦いも不可能ということも鑑みられたか反則負けとなり、ミッシェルウェーデルの全日本挑戦はここで終わることとなった。

もしこのまま勝ち上がるようなことがあれば、念願の松井章圭との戦い、そしてその後八巻建志、増田章との決勝での再戦という構図もあったかもしれず、それは世界大会では叶わなかった、夢の対決といえたのかもしれない。

その後ミッシェルウェーデルは覚えたてのたどたどしい日本語でゴメンナサイと謝罪し、

自分にとってたくさんの収穫がありました。

と穏やかな笑顔を浮かべたという。

その後ミッシェルエーデルは雑誌の情報によると同年同月に第3回イブツ大山カップに出場という正直信じ難いスケジュールをこなし見事王座に返り咲いたといい、翌年5月16日に開催された第4回全ヨーロッパ大会重量級で圧倒的な強さで優勝決め、その年末、第4回世界大会に乗り込んでいくことになる。

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