167回帰宅の主人がメイド喫茶でバイトする注意点を指南!
夢と現実の区別
華やかで可愛くて皆を笑顔にするメイドさん。
実際私の周りでもその存在に憧れ、働いてみたいという声もよく聞かれました。
そこで、実際にメイド喫茶で働こうとする場合の、その注意点について語っていこうと思います。
まず1つ目が、どのような目的で働きたいかということを明確にしておくことです。
現在メイド喫茶業界は大変厳しい冬の時代に入っているといえます。
新型コロナウィルスの全世界拡大のために、外食産業や接客業は大変厳しい苦境に立たされており、メイド喫茶はその両面を持つ為必然的に非常に厳しい状況に追い込まれています。
こちらの記事 167回帰宅の主人がメイドカフェの選び方と7割が3か月で潰れる業界の闇と問題を極秘紹介! でも述べましたが、元々がメイド喫茶業態そのものが新店が出来てから7割が3ヶ月で撤退している状況でした。
正直現在の状況は把握できていませんが、もしかしたらそれ以上の厳しい数字が出ているのかもしれません。
実際現実に、懸命に老舗としてやってきた店舗すらも、次々と閉店を決めています。
ですから、まずはその店舗の状況を出来得る限り把握して、その上である程度覚悟を決めて働くことが必要なのかもしれません。
自分のメイドとしての立ち位置
そしてその上で、自分がどのような形でメイド喫茶業界に携わりたいのか?
なんとなく楽しそうだとか、キラキラしてるとか、そういった理由だともしかしたら希望に添えない可能性があります。
メイド喫茶業界は現在大変に多様化していおり、そのほとんどがコンセプト喫茶になりつつあります。
おおざっぱに言えば、クラシカルなメイド喫茶タイプ、差別化のコンセプト喫茶タイプ、そしてアイドルカフェタイプの3つに分かれます。
特に現在純然たるメイド喫茶は、その後に派生的に出現したメイドリフレや、JKビジネス、さらにはAKBを始めとして坂道が隆盛を極めるアイドル業界など、新しいものが次々と出てきており、目新しさはほとんど鳴りを潜めています。
その中で生き残るには、基本的にはビラ配りを強化して、しかし現在秋葉原を中心として客引きは警備対象になっていて、結果として業界全体が肩身の狭い思いをしているのが実際です。
安易に選べば、ほとんど1日中暑い中寒い中ビラ配りをして、警察の目を逃れて、白い目を向けられる想いをする可能性もあるといえます。
しかしそんな状況も、あふれる情熱、メイドとしての愛情があれば、乗り越えることも可能でしょう。
のんびりか、ガツガツか、キラキラか?
店舗の中には、それほど利益率等にはこだわっておらず、こじんまりとして自分の望むスタイルで、お客さんを楽しませれば大丈夫というスタイルをとっているところもあります。
それとは対照的にノルマノルマで、稼いで稼いで、ランキング形式を採用して、YouTubeなどでハッキリとした数字さえ求められるようなところもあります。
みなが憧れるような老舗でも、状況の変化によって近日中に閉店を決めてしまっているところもあります。
アイドル路線の中途半端なところに行くぐらいでしたら、いっそのところ本当に仮面女子や、Dear Stageなどの、本当のアイドルの研究生になる方が良い場合もあります。
アイドル業界もダンスに特化したり歌で勝負したり女優としての道を提示したり果てはゴミを売るなど特殊性をアピールするところなど各事務所差別化を図っているので、もし行くならその辺も自分で調べて自分の武器を最大限発揮するにしたいところです。
いろいろ言いましたが、憧れだけで始める事は決して悪いことではないと思いますし、結果的にうまくいく可能性も十二分に考えられます。
しかしやはりせっかく始めて、もしも採用されたのならば、無理せず自分に合ったペースで続けられるのが1番かと考えます。
ですからその店の状況、これからのあり方、何を1番に考えているか、ビラ配り等があるか、ノルマなどがあるか、ゲームなどの接触があるか、それを自分は許容できるか、むしろ楽しんで積極的にできるかどうかなど、自分の適性を考える事はどのような職種においても必須条件と言えるでしょう。
ですから自分が、本当にお屋敷で迎えるようなクラシカルなメイド喫茶で、静かにお給仕をしたいのか。
他とは違う際立ったコンセプトのお店で、ビラ配りなどもがんばって、世界観を構築したいのか。
アイドル路線でがんばって、競争の中で勝ち抜いて、キラキラと輝くステージの上でスポットライトを浴びて、たくさんのチェキなどでお客さんの記憶にも記録にも残るような存在になりたいのか。
十分に吟味して、調査して、そうやってたくさんの人を幸せにしていただけたら、その素晴らしい事は無いかと考えます。
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