キュアメイド/コスチャ/ひよこ家最古参を巡る!オタ空手家メイドカフェ探訪記
朝倉海より先にメイド喫茶デビューしてた空手家
最近朝倉海がメイド喫茶の@ほぉ~むカフェでメイド喫茶デビューして、話題をさらっています。
正直嫉妬してます(笑
空手家でオタクでメイド喫茶通いが趣味といえば、私が元祖!
今まで200回以上、そして100軒近くのメイド喫茶に通い詰めた男だ!(ぇ
そして究極的には推し中の推しのメイドに、空手着でミドルといいつつロー蹴ってもらって、あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らないのあなるのシーンを再現したほどだっ!(えぇ
しかしこちらのブログでは未だメイド喫茶の投稿がない……大変悔しいところなので、とりあえずという感じで今回筆をとることに決めました。
多大なメイド喫茶探訪暦
最初ということで、とりあえず今まで通ったメイド喫茶の羅列などを挙げようと思います。
キュアメイドカフェ、コスチャ、ひよこ家、妹喫茶NAGOMI、MfactCafe、ぴなふぉあ3号店、Maidreamin、めいどりぃむ、天神style、クイーンズコート女神の中庭、あにぷる、キャンディフルーツストロベリー、天使と悪魔のcaf&bar pray、グランヴァニア、鉄道居酒屋litteleTGV、シャッツキステ…… etc etc
ざっと挙げただけでもなかなかな名前が揃ってますね(笑)
だいたい10年くらいの期間をかけてあちこち回りましたね、正直外れのところもないことはなかったですが、それも全体から見れば5%くらいのものですかね?
当りとまではいかなくとも、自分たちの持ち味を出そうと、そしてご主人様に気に入ってもらおうと、そしてなにより癒そうと、そうしてメイドさんはみんな一生懸命でした。
その姿に僕は癒され、空手修行と小説執筆のさなか時間を見つけて通い……失礼、ご帰宅してました(笑
メイド喫茶に関してはネタで行く、盛り上げるために行く、アキバ文化を体感しに行く、ひとによっては笑いに行くなど、用途は様々でいいと思いますが、基本的には僕の場合は、癒し、安らぎを求めていっています。
ネタだと続きませんし、それにそこで一生懸命給仕しているメイドさんに失礼だと思いますし、なによりその空間そのものを好きになると、まるで自分が二次元に次元変換されたような錯覚を抱くことがありますはい頭おかしいというツッコミはいくらでも受ける所存であります!(ぇ
もちろん今回の朝倉海選手の訪問はまったく問題なく、それどころか見本とさえ言えます!
連れてこられて、すごいすごいと驚嘆し、ずっと笑顔で楽しみ、恥ずかしながらもすべて体験し、次の日の予約まで!!
僕はますます朝倉選手が好きになりました、これからもっと格闘家がメイド喫茶はじめとたオタク界隈を……とそう思い至って、メイド喫茶探訪記を綴っていくことに決めました!(笑
⇒堀口恭司vs朝倉海 世紀の番狂わせは、勝負の機微、奥深さ、難しさ、恐ろしさ、すべてが学べる真剣勝負
路上の野良メイド!?
メイド喫茶との出会い
というわけで今回は、メイド喫茶の探訪記1回目と言うことで、私がメイド喫茶に出会ったいきさつなどを語りたいと思います。
まずそもそも私は、九州は長崎生まれです。
そこで生まれ、そこで育ち、そしてそのまま小、中、高校と進み、大学も地元に通う予定でした。
そこで第一の挫折、受験失敗が待っていました。
私は完全に地元の大学の、極真空手部で修行に励もうと思っていたので、完全に人生の予定が狂いました。
まぁそこのことをあまり詳しくすると脱線するので、軽く割愛。
初めての東京で、たくさんの経験をして、そして海外への留学を決め、大学4年生となり、しばらくしたら卒業してみんなと離れ離れになると言うこの時期。
せっかくだから何か、思い出に残ることをしたいと言う話になりました。
そこで白羽の矢が立ったのが、何よりカルチャーショックを受けた秋葉原。
時代的に言えば、メイド喫茶が出始めた頃。物珍しい状態で、乱立し始めてはいたけれどまだ一般的には経験があるご主人様の方が少なかった頃。
ふと、いつものように大体1ヵ月に1回のペースで通っていた秋葉原駅に降り立ったときに、私は目をむきました。
2次元の街と見える秋葉原駅の、その駅前に、大量のメイドさんが溢れていたんです。
現在ではまずありえない光景でしょうが、その頃は駅前での客引きが普通に行われていました。しかも普通に胸に名札がつけられていて、さらにはその場での記念撮影すら許されていました。
これはチェキと言う制度が一般化されるにつれ、徐々にその姿を消していった風物詩と言えます。
私は、その非日常の風景にフラフラと引き寄せられていきました。
三次元で初のメイドさんとの邂逅
メイドさんだ。
メイドさんがいる。
あの、二次元の中でしか存在しないはずのメイドさんがいる。
私はうわごとのように思っていました。そしてその20人近くのメイドさんの中から、1人、とてつもなく好みなメイドさんを見つけてしまいました。
彼女はにっこりと微笑み、こちらにチラシを渡してくださいました。
私はそれを受け取り、思わず口にしていました。
一緒に写真撮ってもらってもいいですか?
ある意味では、これが私のメイド喫茶歴の出発点といえます。お屋敷に行くこともなく、ノラメイドとも言える方に、秋葉原駅の前でツーショット写真。
もう二度とありえないこのシチュエーション、はるか昔のその頃に思いを馳せる感じです。
キュアメイドカフェ
初めてのメイド喫茶
初めてメイド喫茶に行ったのは大学生の夏。
仲良くなった友達と、せっかく上京したわけだし馬鹿やってみようぜって言うことで、一緒に最近できたって言うメイド喫茶っていうところに行こうと言う話から始まった。
要は思い出作り、ネタだった。
当時、一生懸命調べて、行くことに決めたのは世界初のメイド喫茶、キュアメイドカフェに決めた。
キュアメイドカフェは、秋葉原にあって、ガチャポン好きの聖地ともいえるガチャポン会館があるジーストアアキバ6階に位置する。
最初はイベント限定の期間が決められた店舗だったが、好評を博し、それからいくつかの紆余曲折を経て、常設店となり、史上初のメイド喫茶1号店となる。
われわれは浮き足立っていた。
その頃ライトノベルや漫画でもたくさんの物語でメイドさんは取り扱われていた。それに対する、期待感も大きい。どんな夢みたいな世界が広がっているのか、ワクワクが止まらなかった。
中世ヨーロッパのような店内と、粛々と給仕するメイドさん
そのワクワクがピークに達したのが、店舗に到達して、階段まで続く長い行列を目の当たりにして、その最後尾に並んで、だんだんと列を進み、扉の直前の椅子に座って、その中世ヨーロッパのお屋敷のような店内と、メイド服に身を包んで粛々と給仕するメイドさんの後ろ姿を見た、その瞬間だった。
まさに静々といった様子で、メイドさんが我々の目の前にやってきて、目を伏せ一礼して、テーブルへと案内してくれた。
「ようこそいらっしゃいました。こちらへどうぞ」
ドキドキしながら、うなずきだけ返して、2人でテーブルに進んだ。着席して、メニューを見る。
ぶっちゃけメニューだけは、とてもメイド喫茶と言う感じではなかった。
どちらかと言うとガッツリ系の、量が自慢の定食屋かファミレスに来たような印象。とりあえず俺はカツカレーを頼んだ。
ここまでで、後はもはや言うことがない。
私はカツカレーを頼み、相方も似たようなものを頼み、それを粛々と食べて、一休みして、そしてわれわれは店舗を去った。
メイドさんは、給仕だけしていた。何をすると言うこともない、注文を取り、食事を運び、水を注ぎ、後は壁際で待機。
最初こそもの珍しくてその様子をかかっていたが、そんなのが10分後20分も続くわけもない。
正直食事も普通以外の感想がない。
しかも妙に厳かな雰囲気だから、会話も弾まない。なんか妙に緊張感。
それが私の、人生初のメイド喫茶体験だった。正直これに不満があるかと言えばそうでもない。元来メイド喫茶とは、メイドさんが給仕して、お屋敷の雰囲気を再現した、そういったコンセプトの喫茶店なのだから。
だけど我々のように記念に、思い出に、ネタ的にいったものに関して言えば、やはりどこかアミューズメントのようなものを求めていたので、肩透かしを食ったと言うのは現実だったりする。
痛々しい青春だった(笑
コスチャ
スク水DAY
はいやってきましたメイド喫茶第二回目は、しかし残念ながら未だチェキは出せません(泣
なぜならそれは、今はなきコスチャと言うメイド喫茶だったんですが、ちょっと一悶着あったからなんです(汗
実はそこに行こうと思ったきっかけが、その時イベントで、スク水DAYというものをやってたんですね。
まぁスク水っていうのは2次元の定番ともいえるいそうだったんで、まぁ僕もぶっちゃけ好きなんで(爆
まさにネタとしてはこの上ないかなと思ってたんですよ。
そして実際に店舗に行って、中に通されてみて驚きましたね。
イベント特別価格
イベント特別価格で、料金が通常の1.5倍位になってたんですね。
今考えればそれは普通といえば普通だったんですよね。だからこそのイベントで、そしてそれはぼったくりかと言えば実はいろんな普通じゃ得られないような特典、例えば特別なチェキだったり、ブロマイドだったり、もしくは通常じゃいられないようなアイテムだったりするんで、いわゆるアイドルのイベントとかライブに似たような構図だったりしたんですね。
しかしその時の自分はそんなことを知らなかったので、正直予算オーバーだとドン引きしちゃったんですね(笑
そして何より驚いてしまったのが、その時たまたまでしょうが、スクール水着を着て給仕している方の中に──自分の母親と、いやもしかしたらそれ以上の年齢の、なかなかにふくよかな方を見つけてしまったりしたわけで……
ダブルパンチでだめでした、われわれは席に着いてメニューとその方を視界に入れた瞬間に、アイコンタクトを交わし、
敵前逃亡(汗
「あ、すいません、ちょっと用事思い出したんで」
「は、ご主人様? 」
なんて捨て台詞を残して、脱兎のごとく逃げ出してしまっていました(笑
なんかすいませんほんとに(汗
まぁ確かに何も――それこそ水すらも出される前のことなんでヤバイことしたわけじゃないんですけど、まぁ痛々しいやつだったなぁと(笑)
ひよこ家
メイドさんと写真撮りたい!
さてかなり間をあけてしまったメイド喫茶探訪記第3弾!
既に述べたメイド喫茶二店舗の、その確かに悪くはなかったのですが事前の下調べが甘かったための狙ったような効果が得られなかったと言う意味での失敗を経て、われわれはしばらくメイド喫茶から足を遠ざけていました。
しかし私には、1つの野望がありました。
メイドさんと写真を撮りたい。
いや確かに1度は写真を撮ったんですが、それはあくまでノラメイドならぬビラ配りメイド。やはりメイド喫茶と言う名のお屋敷の中で、一緒にちゃんと撮ってみたいと言うのはありました。
そこで私は徹底的に調べ上げました。
まず1番は、情けない話ですが値段。しがない大学生に、3000円も4000円も出すような余裕はありません。
そして、歴史があること。安全牌を引きたかったんです。確実に行きたかったんです。失敗したくなかったんです(爆
そして、料理が美味しそうなところ。せっかく喫茶店なんだから、おいしいもん食いたいじゃないですか、え、それ俺だけ?
秋葉原メイド喫茶最古参
そんなわけで行き着いたのが、秋葉原メイド喫茶最古参の1つと言っていい、ひよこ家でした。
ぶっちゃけ名前がブットんでると思いました。メイドのメの字も、喫茶の喫の字もない。ここで果たして我々が求める萌えがあるのか?
到着したそこは、ほとんど居酒屋だった。
「……まじ?」
思わず友達と顔を見合わせました。しかしどう考えても住所はそこ。
居酒屋というか定食屋みたいで写真も撮れるメイド喫茶
入ると、なんていうか定食屋でした本当にありがとうございます。
一言で言えば、めちゃくちゃ気さくでした。格式とか、ルールとか、そういう細かいとこはほとんどなし!
自由に喋って、自由に絡んで、(もちろんおさわりは無し!)自由に楽しもう! みたいな?
さらには有名店らしく、店内には超有名作画家さんたちのサイン色紙が所狭しと!!
そしてここの1番恐ろしいところは、メイドさんと写真を撮ることもメイドさんを写真に撮ることも自由だということ。
そんなメイド喫茶、いまだにここ以外知りません。
それこそが、私がここを安全牌に選んだ理由でした。
非常に楽しい会話を交わし、とても気取らない心に染みるような家庭料理を胃袋に入れて、撮った1枚がこれです。
ここへは、メイド喫茶とかお屋敷とは別の意味で、また帰りたいと思わせるようなそんな家庭的なすばらしい場所でした。
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