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“不退転の覚悟”マイケル・ヤング 三瓶啓二,ミッシェルウェーデル,増田章ら超強敵と闘い闘志を見せつけたその勇姿!

2021年11月20日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

三瓶啓二のアバラを叩き折る

フィジーそしてオーストラリアの極真空手家、マイケル・ヤングと言う選手をご存じだろうか?

私の知る限り第3回から第5回までの世界大会に連続出場し、そのあふれる闘志で見るものの印象に残る試合を残した空手家だ。

その最初の勇姿を見せてくれたのが、第3回世界大会、大会2日目で、その時に準優勝果たした、中村誠とともに三誠時代と言う一時代を築いた名空手家、三瓶啓二との戦いだ。

その時わずか、23歳。

後に開かされたデータではあるものの、180センチ、79キロと言う、よく引き締まった無駄な贅肉などない体格で、極真の長い歴史においても屈指のパンチ力を持つその三瓶啓二を相手に、全くひるむことなく闘志溢れる瞳で真っ向から睨み返し、下段への廻し蹴り、横蹴りや前蹴りで攻め立て、そして接近戦でその強烈なパンチを三瓶啓二の肋骨に叩き込む。

さすがに三瓶啓二の圧力は猛烈で、その胸へのパンチで場外にたたき出され、ローが効いて足を引きずりながらも、決して逃げることなく真っ正面から立ち向かい、後に聞かれた話だとその強烈なパンチで三瓶啓二の肋骨が叩きおられたと言う。

世界で2番目を強い男を相手に、まさに堂々たる戦いを見せたと言えるだろう。

続く第4回世界大会、2回戦にてぶつかったのは、極真史上最強クラスのあまりにも圧倒的な実力を秘めた、ヨーロッパ最強の男、ミッシェルウェーデル。

勝利した戦いのその全てを1本勝ちと言う、またの名を鬼神とさえ呼ばれ、ヒリシャス・バリエントスはウェーデルとの戦いを聞き大会出場を見送り、また対戦したカラスコ選手は途中で戦意を喪失してしまうなど、もはや勝利以前にその場に立つことすら勇気が必要なほどの相手だった。

それを相手に、マイケルヤングは物凄まじいパンチで押し込まれながらも、強烈な中段廻し蹴りで場外に吹き飛ばされながらも、それでも決して下がるどころか、自らがおそらくは勇気を振り絞って前に出て、回り込んで活路を見い出そうとして、じっとにらんでおそらくはその自らが得意とするパンチを叩き込む隙を伺い、瞬間的に重心を前にするもミッシェルウェーデルにそれを悟られまい間合いを取られ、それを逃し、そして逆にリーチの長い前蹴りをサバキ、重心を浮かしてしまい、そこに開いたボディーに、逆に強烈なパンチをねじ込まれてしまう。

叩かれた腹が、背中側に張り出すほどの衝撃。

ミッシェルエーデルのその強さを象徴するシーンとして使われているが、それを引き出すまでに決して逃げることなく前に出て、勝とうと、うち会おうとした、その結果と確かに言えるだろう。

増田章との死闘

そして最後の勇姿、第5回世界大会。

4回戦に相対したのは、やはりその世界大会で準優勝を果たす、城西の爆撃機、増田章。

前年の全日本大会でも優勝を果たしている、あまりにも大きな壁を相手に、しかしマイケルヤングはやはり自ら先手をとって前に出て、そのパンチを中心に攻め立てていく。

しかしその時点で気力体力、そして何より技術が充実していて増田章は、それを冷静にさばききっていく。

その増田章の一瞬の隙をついて、見事な掛け蹴りがその頭部をとらえる。

ここまで見事に決まることも、極真の大会においてはかなり珍しいケースと言えるだろう。

お互いが強烈な中段への攻撃を叩き込み合う、激闘、名勝負。

特にそのパンチの打ち合い、その最中からいきなり掛け蹴りを狙う、そのコンビネーションは見事の一語。

惜しむらくはその掛け蹴りが、技あり、もしくはダメージを与えるだけの威力があったのならば――

さらに下段後回し蹴りまで見せたが、増田章の巧みなさばき、そして強烈な左中段廻しけりがついにそのボディーを効かせてしまう。

このときの増田章はこのボディーの攻撃で1本勝ちなどを連発しており、まさに当たるべからざる勢いを持っていた。

そして続行され、下りながら、そこへマイケルヤングが右の上段廻し蹴りを出した、その直後、一瞬の硬直を見逃さず放たれた右中段廻し蹴りで、マイケルヤングはマットに崩れ落ちた。

まさに壮絶な散り様と言えるだろう。

しかしマイケルヤングは立ち上がり、一時気を吐いて、何事もなかったかのように歩き、無表情で、そして倒した相手である増田章と視線を交換し、黙って一礼を送った。

それに増田章も答える。

戦いではなく、あくまで試合であり、それが終われば、お互いの健闘、素晴らしい技を讃えあう。

まさに武道が、そこには展開されていた。

握手をして、そして倒された方が抱擁を求め、おそらくは後の健闘を祈り、そしてマイケルヤングはマットを降りた。

惜しむらくは、どうしても序盤で優勝に絡むレベルの人間と当たってしまうので、彼が勝利するその姿を見ることができなかったことが残念と言えば残念なのだが、それにしても、そんな超がつくレベルの強敵に対しても、いっぽもひるむことなく、その力、技、そして何より勇気を持って、覚悟を持って戦う姿を見せつけてくれた。

まさしく不退転の覚悟、マイケルヤング。

彼のその勇姿が、その思いが、より多くの人々の瞳に、心に残ることを私は願っている。

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