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【封神演義】太公望×姫昌 運命の邂逅!歴史の変換点全てはここから始まった!

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

特殊な中華歴史漫画

封神演義は、少年漫画中でもかなり特殊な部類に入ると思う。

愛と勇気と努力と言う上で勝利を掴むといった方程式からはやや外れており、主人公が最強と言うわけでもなく、どちらかと言うと単なる実力ならば中程度、しかしその策略、軍略で、敵を金に巻き、仲間を増やし、そして最終的な総合的な勝利を目指す。

私は封神演技に出会うまでそういったタイプの少年漫画を読んだことがなかったから、かなり新鮮で、引き込まれた記憶がある。

そんな封神演技はだからこそ、他の少年漫画にはないかなり印象的なセリフや場面がたくさんあるのだが、その中でも屈指のものを今回紹介したいと思う。

それは第4巻。

西伯候、姫昌がその王である紂王、それを籠絡し、傀儡と化しした絶世の女狐、妲己。

彼女が主催した酒池肉林の宴のその参加を拒んだことにより、幽閉され、それを助けに来た息子である伯邑考が妲己の策略にはまり殺されたことにより解放され、傷心の身で西岐の国に戻ったところから話が始まる。

街の視察に赴いていた姫昌を主人公である太公望を慕う少年がよそ見をして誤って怪我をさせてしまい、その罪により死刑になろうとしていたところを太公望が助けようとし、その際に姫昌の息子である周公旦に――

太公望の叱責

「真に最高の政治家ならば西岐の国だけではなく殷全体を栄えさせるはず、法律とは言え姫昌を傷つけただけで死刑とはあまりに狭量!

それにもかかわらず兄である伯邑考が紂王に殺されても黙ったまま、力があるくせに残虐非道な紂王や妲己を放っている、国のトップがその体たらくで法を語るとは笑止千万!

少年のつまらぬ罪を問う前に己の罪に気づかぬか!」

と叱責する。

その言葉を伝えられ、姫昌は自問する。

「私の罪か…

はっきりそう言われるまでなるべく考えないようにしていたが…」

そして決断する。

その導師は賢人だ。

私はぜひともその方に会い話を聞きたい。

その言葉に、ではここに呼びをしましょうかと言う周公旦に対して、姫昌が首を横に振る。

私から出向くのが礼儀だろう。

太公望は滝の下、小屋の上で、釣りをしており、命を助けられた少年武吉が大声でお礼を言って、そして母親にそれを告げるために走っていくのを見送ったところだった。

そして、運命が交わる。

釣りをなさっておいでか…

賢人と導師の邂逅

「釣れますか?」

その瞬間、世界は確かに色を変えた。

太公望はかすかに笑う。

「大物がかかったようだの」

姫昌が朗らかに微笑む。

暇つぶしに世間話でもしませんか?

太公望が苦言を呈す。

やれやれ、紂王の次に偉い4大諸侯の1人が共も連れずに来たのか?

姫昌は天を仰ぐ。

西岐は安全ですから。

そして問う。

「お聞きしたい

私はこれから何をすべきか」

太公望の顔から表情が消える。

「妲己によって殷王朝はもはや民の信頼を完全に失っておる。

もはやこれ以上続く事は百害あって一理なし。

挙兵して殷を打て!

そして新しい国を作れ!!

そしてお主が次の王となるのだ!!!」

立ち上がり文字通り世界を新しい方向へ導こうとする導師の姿を見上げ、

「重いな…

歴史の重圧でつぶれてしまいそうだ」

そして、かすかに視線を横に逃した。

「――だが、これも私の天命なのかもしれない」

その時彼の胸に去来したものは何だったのか。

息子であり、賢人であった伯邑考のことか。

それとも今まで使えてきた紂王のことか。

西岐の民か。

それとも連綿と続いてきた中華の歴史なのか、それを破壊して新たに作る構想だったのか。

悲しみだったのか、苦しみだったのか。

決意だったのか、憤りだったのか。

姫昌と言うその人物が背負っている、あまりにも多くのもの、そして業、感情、それを正確に完全に把握する事はあまりに難しいと言えるのかもしれない。

太公望もそれをわかった上で、しかし現在の殷という中華、多くの民を救うために、彼の背中を強く叩く。

今この場でこの国、この国全体を救えるのは、お前しかいないのだと。

歴史が交わる、歴史が変わる、その変換点。

その瞬間はたった3人、太公望、姫昌、四不象、そして止めどなく流れ続ける滝だけが、そのやりとりを聞いていた。

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