新着記事

Thumbnail of new posts 047

: 空手および格闘技

“武芸者”木村靖彦 日本連続準優勝,世界連続6位で日本を支えた大黒柱!

左中段廻し蹴り 極真空手の歴史の中で、様々な得意技を持つ選手たちを見てきたが、そ ...
Thumbnail of new posts 079

: 空手および格闘技

極真史上最強に名を連ねる五人の空手家たち

極真史上最も強い人間とは誰か? そう考えた場合に、極真空手を20年以上行ってきて ...
Thumbnail of new posts 020

: 神アニメレビュー

【かおす寒鰤屋】この程度の雨なら濡れるのも風情だ――名作漫画名言

骨董がテーマのジャンプ漫画 ジャンプ漫画の中でも極めて珍しい、骨董をテーマにした ...
Thumbnail of new posts 120

: 神アニメレビュー

【Dr.STONE】楔を打ち続ける!石神千空×コハク邂逅の時!

異色な科学漫画 それまで様々な漫画やアニメやゲームやライトノベルなどあらゆる媒体 ...

記事ジャンル一覧

関連記事

  • 超本格格闘技小説「顎」殴り蹴りあう空手家二人

    前書き 空手歴20年以上の経験を注ぎ込んだ小説 顎と書いて、あぎと、と読みます。 私は武道家の父を持ちます。 物心ついた時より空手を学んできました。行住坐臥、常に修行の日々を送ってきました。 強くなるにはどうしたらいいの ……

  • #28「苦痛と後悔に彩られた情けない日々」小説月が堕ちた夜の表紙

    最初から読みたい方はこちらへ! → 初めから読む___________________ 本編  確信する。 彼には死を間近に控えたためか、ある種の第六感のようなものが備わっていると。  なんて、そんなことを思え ……

  • #43「ままならない」小説月が堕ちた夜の表紙

    最初から読みたい方はこちらへ! → 初めから読む___________________ 本編 「マヤ……」 「遼、遼、遼……わたしは、わたしは、どうしたらいいの?」 「マヤがしたいように、すればいいと思うよ?」 ……

  • 第52話「真昼の幽霊」

    最初から読みたい方はこちらへ! → 初めから読む___________________ 本編  体は発熱し、動悸が速くなる。 待ち合わせ場所である学校に向かう徒歩二十分の道のりの中で、僕は思う。 なぜ僕はこんな ……

第72話「立ち合い」

2020年10月7日

まずはブログランキングにクリックのご支援
何卒宜しくお願いします。

 にほんブログ村 にほんブログ村へ 
 にほんブログ村ランキング   人気ブログランキング

最初から読みたい方はこちらへ! → 初めから読む
___________________

目次
この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

本編

 月曜の学校はサボった。

 昨日の緊張と驚きの連続で心身ともに疲れてきったのか、朝起きると既に時計の短針は一を回っていた。唖然とした。
 走り込みと柔軟と骨を鍛えるために普段は六時半には起きているのに、それを六時間以上寝過ごしてしまったのだ。

 こんなの初めてに近いことだった。
 練習はさぼりたくない。
 それに昼休みを過ぎてしまってるから、彼女には会えない。

 一気に登校する気をなくし、すぐさま布団を跳ね除け、普段の朝練のメニューを消化することにした。
 昼ご飯を食べてすぐにジャージに着替え、走り込みから始めた。
 練習メニューを終えて、シャワーを浴びて部屋でくつろぎ、あとは適当にレポートや課題などをやって過ごした。

 六時を過ぎたので道着に着替えて道場の夜練に向かった。
 八時半を過ぎて一般稽古が終わり、初級から中級の道場生たちが帰っていく。

 残るは黒帯のみ。
 いつものように十分前後の中休みが取られ、とうさんが道場奥の一段高くなっている壇上にあぐらをかき、その手前に道場生たちが列を作る。


 横三列に縦三列。
 一般道場生が帰ったので道場が一気に広く感じられる。
 皆正座をし、拳を帯の横につけている。

 とうさんはあぐらの上に頬杖をついている。
 すっかり禿げ上がってしまった頭をもう一方の手でぽりぽりとかき、今日の訓話が始まった。

「立ち合いは、実戦は、数をこなしておくことが何より必要じゃ」

 皆、真っ直ぐにとうさんを見つめて真剣に聞いている。
 黒帯ともなるとその瞳にはどこか一線を画したようなところがあり、その体つきも気配も武道家のそれをまとっていた。

「要は、慣れ。甘い、ぬるい環境で練習してきたことが如何に役に立たないか、理解しておく必要がある。そしてどの技こそがそういう状況でも咄嗟に出るのか、体に染み込んでいるのか、把握しておく必要がある」

 こうして話している間もとうさんの体からはぴん、と張り詰めた緊張感が途絶えない。
 あぐらをかき、頬杖をついてまるで無防備なのに、隙が無い。
___________________

続きはこちらへ! → 次話へ進む

クリック👍のご支援お願いします。
にほんブログ村 にほんブログ村へ 
ありがとうございますっ!🙇