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2020年10月9日

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目次
この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

本編

 カスって、首の皮が切れて血が滲んでいった。
 ていうか本気かお前!?

「マテロフ!? お前いま本気で当たってたら死んでたぞ!?」

「当然だ……殺す気で、撃ったからなァ!」

「てんめぇ……!」

 愛剣を抜き、構える。
 そっちがその気なら、こっちもその気だ!

 駆ける。
 間合いを詰めれば弓なんぞ――

「ッ!」

 速射が、連続で放たれる。
 それを避け、躱し、剣の腹で受け止めて凌いだが――

「っ、と、く……てめぇこら近場で勝負しやがれ!」

「飛び道具が剣相手に近づくかっ!」

 その口めがけて放たれた一矢を、間一髪で剣の腹で受け止めた。

 周りはその生死を懸けた戦いをやんややんやと、賭けにして楽しんでいた。
 オッズは7:3でマテロフ優勢。理由は飛び道具ということと、女性相手にベトも手を出せないだろうという予想が耳に飛び込んできた。

 ならやってやろうじゃねぇかとベトは意地になり――

「やろう……その顔ぺちゃんこにしてやっからなこのや――」

「だめ」


 振りかぶったベトの大剣と、引き絞られていたマテロフの弓の弦。
 その両方が、唐突に止まった。

「な……!」
「っ……!」

 その現象に、二人は唖然となる。
 そして声が聞こえた方に、振り返る。

 そこには両手を後ろで組み、ニコニコ笑う少女(アレ)がひとり。

「あ、あんた……」

「喧嘩は、ダメですよ?」

 天使の笑顔でそういわれ、

「あ、あぁ……」

 思わずといった感じでベトは頷く。


 とたん、宙で固まっていた両腕が解放される。
 振り下ろすこともなく、下にだらりと下げた。
 唐突な出来事に、怒りもどこかに吹っ飛んでいた。

「お、おいあんた……今のは、っと」

 どう言ったもんか? 悩み言い淀むベトだったがマテロフが、

「そうだな、喧嘩はよくなかったな。私が悪かったよ、アレ」

「はい、わかってもらえたら、よかったです」

 後ろでニコニコしてるアレと、素直に従うマテロフ。
 その構図は、意外以外の何物でもなかった。

 なんなのか、この関係は?
 疑問符を浮かべるベトにスバルがのっしのっしとやってきて、

「おーう、帰ったなあベト。どうだったハントスは?」

「いや……ハントスは、たいして変わってなかった……ていうかせんせいがつーか妙なシスターがあれだったけど……アレ、どうしたんだ?」

「アレのことか? それともあの光景のことか?」

 どっちもだ、と言いかけてベトは、

「……アレは、いま」

「あぁ、ありゃあ尋常じゃないのう」

「ていうかおい、」

 真剣な顔で、ベトは後ろに立つ発つ前より脇腹辺りがでっぷりしたっぽいスバルのその顔を見つめた。
 スバルはそれに二秒して視線を逸らして下の方を見たあといつもベトがするようにその薄い頭をかいて、

「……ちょっと付き合え」

「ああ」
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