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ロッタンVSヨードレックペット、究極ともいえるムエタイ最高峰の舞闘に酔う!

2020年9月18日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

ヨードレックペット vs チャンヒョン・リー 世界最高峰王者、その芸術的なムエタイ技術の真髄に迫る!

世界最高峰王者

ヨードレックペットは現在ムエタイの中でも、最高峰の選手の1人だと思っている。

私はムエタイが好きだ。ほとんど信者といってもいいレベルだと思う。

もともと私は、我慢比べのようにゴツゴツ戦うよりは、ある程度の距離を保って、お互いの思惑を実現させようと牽制したり、フェイントを入れたり、その中でも畳み掛けるとか仕掛けるような、そういう戦いことを好んでいる。もっと言えば将棋のように、起承転結がある、そういった戦いが。

ムエタイは、それの典型と言える。ムエタイは、よく言われているがギャンブルとして成り立っているので、最初からKOを狙う事はまずない。ラウンドの流れの中で、自分の身を確実に守り、そして成立させる、そこに何よりの比重を行っている。

ヨードレックペットが日本のノックアウトと言う団体で最初に戦った、日本チャンピオンの森井洋介との試合。

ヨードレックペットの名を知らしめた衝撃の一戦

私は、衝撃を受けた。森井との試合で、ヨードレックペットはガードに比重を置き、驚くべきことに前足への左インローキックしか蹴っていなかった。そんな戦い方、私は見たことがなかった。しかし森井のパンチも蹴りも、全く入らない。逆にバズーカのようなそのインローで、森の足は徐々に破壊されていった。

森井の焦燥は明らかで、ラウンドが変わると同時に流れを変えようと一気に詰めてきた。

そこに、まさに狙いすました左の肘打ち、一閃。それで終わった。森井の鼻は、それこそ無残に真っ二つにへし折られてしまった。

まるで11手詰あたりの詰将棋を見せられている気分だった。そこまでの流れは、完璧。必要な駒は、最小限。こんなレベルの戦い方をする男がいるのかと、その日は興奮して眠れなかったほどだった。

コリアンモンスターを如何に攻略するのか?

そして先日、そのヨードレックペットがノックアウトと言う団体のアジア大会の決勝に上った試合を見た。相手はコリアンモンスターの異名を持つ、チャンヒョン・リー。圧倒的な身体能力、異常なほどの打たれ強さ、そして爆発的なパンチ力と右ローキック。典型的な、地力が強く、その基礎能力で戦うタイプ。RPGで言えば、レベルを上げて、物理で叩くタイプだった。

こういう相手には、駆け引きが通用しにくい。壱発壱発が効きにくいから、それで揺さぶりをかけづらい。

果たしてヨードレックペットは、それまでとは全く違う戦い方を見せた。序盤、明らかにチャンヒョン・リーの右ローキックが効いていた。決定的ではないが、4割ほど。ぱっと見では多少まずいような印象は受けた。実際ジャッジは、向こうに上がった。

しかし、私の武道家としての直感が、このままチャンヒョン・リーが勝つとはとても思えなかった。

ムエタイ独自の超接近戦

2ラウンド目以降、ヨードレックペットが間合いを詰めてきた。そしてパンチを中心として責め立てる。その間合いでは、チャンヒョン・リーの右ローキックが十分に体重を乗せる事は難しい。その中で肘打ち、膝蹴りを交えて、撹乱していく。パンチ中心のキックボクシングスタイルに慣れているチャンヒョン・リーとしては、これは非常に捌きにくかったことだろう。

そして、伝家の宝刀、左のイン、外のローキック。チャンヒョン・リーは完全に足を潰され、パンチ体重が乗ることがなくなった。そしてその間隙をついての肘のつるべ打ち。

最終ラウンドは見事な流しだった。完璧なタイミングでの前に体重をかけたクランチ、それが消極的だと注意されればフェイントと左ミドルだけで完全に捌ききる。

衝撃だった。

超攻撃的な破壊神 vs 完成された世界最高峰王者

そしてそんな世界最高峰王者と、破壊神ロッタンの試合が、プーケットスーパーファイトにて行われました。

この対決、私は心待ちにしていました。
現状、ムエタイ以外の戦いでも世界最高峰の2人ともいえる激突。

片やONE ChampionShipのチャンピオン、片や日本の団体KNOCK OUTのチャンピオン。

超攻撃的な破壊神、完成された世界最高峰王者。

一見すると、まるで最強の矛VS無敵の盾のような構図。

しかし私は、以前のロッタンVSセクサンの試合も拝見しています。

そして、昨今皆さんが見過ごしがちな、ロッタンのスリッピングアウェイや、絶妙な距離感の外し方などを把握させてもらっています。

いざ闘い、その展開は私の想像の斜め上を行くものでした。

1,2ラウンドは美しいムエタイ

まず、1ラウンド・2ラウンド。
2人はきれいなムエタイを演じました。丁寧に膝の上を前蹴りで押さえつけ、隙を作らない程度のパンチを交換して、ほどほどにミドルキックを出し合う。

それこそ教科書に載せたいほどの、美しいムエタイがそこにありました。

3,4ラウンドは一気に激化

そしてターニングポイントである、3ラウンド4ラウンド。

きれいなムエタイを演じているのならば、100%出るでしょう。

実際、出ました。

先に出たのは、ロッタン。
得意の、腰を入れた回転の速い左右のフックのつるべ打ち、さらに同じモーションからの肘打ちの連打。

出遅れたヨードレックペットは、クリーンヒットこそそれほど許しませんでしたが、どうしても後手に回って攻め込まれた印象を拭えませんでした。

4ラウンド、ヨードレックペットは全身を鎧のように固め、ベタ足でじりじりと前に出てプレッシャーをかけてペースを取り返す作戦。

それに対してロッタンは、まさかのステップを踏む。
少しずつバックステップしながら、ロングレンジのジャブ、ストレートで距離を取り、ミドルを中心として組み立てる。

これが実に巧みで、ヨードレックペットは間合いを詰められず、ダメージこそ少ないが立て続けにポイントを取られる。
ロッタンはヨードレックペットの攻撃を巧みに交わしつつ、多少はもらったその重い攻撃で微かに表情を歪めたりしたものの、明らかにペースはロッタン。

終盤まで途切れず、超高等技術の応酬

5ラウンド、正直2人は流すものと思っていたが、ペースは4ラウンドから全く変わらず。

ロッタンは最後まで忠実に作戦を実行し、ヨードレックペットはロッタンの失速を狙ったが、しかしの攻撃はあと1歩届かなかった。

実に見所に溢れた、超高等技術の応酬の、素晴らしい戦いだった。

しかしその中でも、ロッタンの引き出しの広さに度肝を抜かれた。
おそらくまともに顔面をとらえた攻撃はほとんどない。

どんな選手でも、基本的には戦闘スタイルは1つだけだ。
その中で多少のバリエーションの幅はあるが、ベタ足はベタ足、ステップはステップ、パンチが得意ならパンチを狙い、蹴りが綺麗な選手はそれを活かそうとするのが当たり前の常識。

しかしここまで強くて、速くて、うまい選手を見たことがない。
ロッタンは、まさに突然変異の新世代のムエタイファイターと言える。

そしてヨードレックペットの重厚なムエタイスタイルは、個人的に大変好みだった。
繰り返しになるが、まさしくムエタイのお手本とも言える上質な試合だった。

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