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第61話「引き出す」

2020年10月7日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

本編

 その後二人はただでさえ馬鹿辛い亀々うどんを、切間は七味唐辛子一瓶とラー油半瓶。
 彼女は酢半瓶入りで奮闘することになった。

 切間はさすがに辛すぎるらしく汗をびっしょりとかいていたし、彼女はやっぱり味が混じって辛かったり酸っぱかったりするのだろう、終始眉間にしわを寄せた複雑な、難しそうな顔をして麺をすすっていた。

 食べ終わって、胃の痛みに腹を押さえて外に出ると、突然切間が寄ってきて肩に手を回し、

「やるねぇ、彼女……ありゃあ別に、暗いんじゃない。単に表現が下手なだけだね。お前が引き出してやれよ」

 と背中を叩いて、現れた時と同様何の前触れもなく、手をヒラヒラ振ってあっという間に去っていった。
 ――引き出す、ねぇ。

「暗戸さん」

 声をかけてから、彼女の名前を呼ぶのが初めてだと気づいた。
 デートだというのに、名前を呼ぶことすらしていなかったなんて……。

 ちょうど引き戸から出てきた彼女は、呼ばれて不思議そうな顔をして、こちらを見る。

「これから時間ある? もし急ぐ用事がないなら、これからちょっと買い物に行かない?」

 彼女は考えるように、少し俯く。

「実は見たいアクセサリーショップがあってさ。よかったら、だけど……付き合ってくれない?」

 それでも彼女は顔を上げない。

 ――時間か?
 携帯の時計を見る。
 一時少し過ぎ。遅くは……ないよな?

「……えーと。いや、かな?」


 それでも彼女は俯いたまま顔を上げない。
 帽子の短いつばに隠れて表情が見えない。

 真っ白な街とやかましい蝉時雨の中にあって、彼女の黒くて静かなその存在はまるで影のようだった。

 嫌な想像が頭をよぎる。
 実は彼女はとっくに今までの僕のデートの手際の悪さと話術の下手さ加減に見切りをつけていて、心の中ではさっさと帰りたいと思っているに誘われて迷惑で、それを俯いて沈黙を作ることで抗議していて、それを気づかない僕にまたイライラが

 気持ちが萎みそうになっているのに気づく。
 なんとか思考のベクトルを切り替えようとする。

「何かこのあと、予定がある?」

 彼女の帽子が左右に揺れる。

 予定はない。
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