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ⅩⅣ/悪魔憑き⑨

2020年10月9日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

本編

 疑心暗鬼は、止まらなくなる。
 そう考えたら、周りの何もかもが信じられなくなる。
 世界そのものに、疑いを持ってしまう。

 だがもし。
 見たままが、真実なら?

 せんせいは言った。
 悪魔は存在すると。
 臆面も躊躇ないもなく。

 悪魔。

 それに憑かれた、魔女。

 もし彼女が魔女だとするなら、その言葉は悪魔が言わせているものなのだろうか?
 その想いも、感情も、必死の行動も、なにもかも彼女のものではないのだろうか?
 そうだとした時、自分はいったいどうすればいいのか?

 なにひとつとして、答えは出ない。
 なら自分はわざわざ二日近くもかけて、ここまで何しにきたのだろうか?
 自分はなにをしたいのだろうか?

 ただ生きるために生きる、と自分はこういう時に思ってきたはずだった。
 なぜその答えが、すぐに出ないのか?

 変わったのか?
 自分が?

 それとも変えられたのか?
 この、自分が?

「……だから、どうだっていうんだよ?」

「わ、やっぱり凄いですね」

 思わず目が覚め呟いた言葉に、部屋に入ってきた誰かの声が応えた。
 そちらに寝ぼけ眼を擦りながら、目を向ける。
 無意識に剣の柄に、手をかけて。

 そこには美しい流れるような黒髪のシスターが、ぱっちりした瞳でこちらに"大口を開けていた"。

「あ、おはようございますー、シスタープライヤでーす。体調の方は、いかがですかー?」

「あー……あんまよくないから、ちょっと声抑えて」

「はーい」

 その返事も声でっかっかった。
 それにベトは二日酔いでガンガン響く頭を押さえる。

 ――ったく、なんなんだこの娘は?
 ズケズケひとの部屋に入ってきて、ばっかでかい声で喚いて。
 丸っきりアレと、逆な感じの娘だ。

「……で、あんただれ?」

「えーいま言いましたよー? シスタープライヤですー」

「あーもー喚くなって……シスタープライヤ?」

「はーい、プライヤってお呼びくださーい」

 ふむ。
 ベトは顔を両手でゴシゴシ拭いて、ぷあ、と息を吐く。
 あー、すこーし眼ぇ醒めた。

 そして改めて、シスタープライヤと名乗る少女の姿を見つめた。
 背は、アレ・クロアと同じくらいか。
 つまりはベトと頭二つ分くらい小さい。


 それで修道服を纏い、頭にもヴェール付きの帽子を被っている。
 深い藍色のそれと、漆黒の髪と、そして白い汚れを知らない肌はなるほど確かに清浄なものを感じさせる。

 だが屈託ない笑顔と大きい声は、果たしてどうだろうというギャップだった。

「えーと……プライヤ? だっけ?」

「はい、プライヤでーす」

「あぁ、うん、わかったから、声でけぇって……で、なんか用?」

「はーい、オレアン神父からベトさんのお世話を申しつけられまして」

「……世話?」

 よくわからない単語に、ボリボリ頭をかく。
 ふけが落ちた。
 あーもーどんだけ風呂入ってねぇンだろ?
 いい加減にしねーと髪抜け落ちたり――

 プライヤが足元にやってきて、ささっ、箒とチリトリでふけを取る。

「…………」

 無言で見つめるとにこっ、と無邪気な笑顔を返される。
 それに無意識にポリポリ、と頭をかく。
 さささ、と箒とチリトリで掃除する。

「……あのさ」

「なんですかーご主人さま?」

「……ヲイ」

「はい?」

「……なんだその、ご主人さまってのは?」

「お世話をするから、ご主人さまですー」
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