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目次
この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

本編

 語尾になるほど声が小さくなっていく。まるで自分の心をそのまま投影しているようだった。

 心臓が脈打つ。
 体が熱っぽい。
 まるで風邪をひいてるみたいだ。

 彼女はまた、僅かにだが確かに、

 こくり、

 と俯いた。

「あ……それじゃあ」

 急に、いつの間に入れてたかわからない体中の力が抜けた。
 心臓の高鳴りも落ち着いていく。
 体の熱も幾分ひいていった。

 そのままもたれるように彼女の手前のパイプ椅子に座った。

 ――座った!
 シミュレーションとはかなり違ったけど、Mission completeだ!
 さて、何を話そう?

 逡巡。
 横目で彼女を見る。

 近くで見る彼女の髪は本当に長かった。
 長すぎて、お尻で踏んでしまっているほどだった。

 ジュースをやたら興味深気に眺めているのも気になった。
 飲む気はないのだろうか?

 いきなり黒一色の服装の理由や骨のことを聞くのもはばかれたし、きっかけの話題を決めかねていると、不意に彼女の膝の上に置いてある食べかけのカレーパンが目に入った。

 カレーパン!
 ……好き、なのかな?

 よし、聞いてみよう。
 最初の話題は決まった。


「あのさ」

 こっちを向く。
 長い髪がたなびく。

「カレーパン、好きなの?」

 こっちを見て、膝の上のカレーパンを見て、もう一度こちらを見てから、ふるふる、と二、三度首を横に振った。

 うーん、特に深い思い入れもなさそうだな。
 ……でもまぁ、昼ごはんとして食べてるくらいだから嫌い、ってことはないだろうし――と自分に前置きしてから、

「……実はさ、僕、今、ゲームの影響でカレーパンにはまっててさ。色んな種類を試してるところなんだ。今コンビニにカレーパンっていくつあるか、知ってる? 実は五種類あるんだ。定番の一番安い『カレーパン』に、ヘルシーな『野菜たっぷりカレーパン』。かっらい『インドカレーパン』に、値段若干高めだけどボリュームたっぷりな『カツカレーパン』。それに新発売の『30種類のスパイスのカレーパン』。で、その中でも『30種類のスパイスのカレーパン』ていうのが斬新な味でかなりおいしくて、僕のお薦めなんだよね、うん」

 あまり思い入れがなさそうとわかっていながらも話題に詰まった僕は、『自分の得意分野なら喋れる!』という一心でマイブームであるカレーパンの知識を一息で喋り切った。
 一通り喋りたい事をまくしたてて満足してから、彼女の方を見る。

 呆然としてた。

 僅かに口を開け、目をぼんやり見開き、こちらを見上げるように眺めている。
 その視線はまるで、雪山で突然ビッグフットに出くわしてしまった登山者のようだった。

 ……やっちゃったかなぁ。
 頬を引きつかせ顔を逸らし、僕はしばらく黙った。

 沈黙して感じる時間は長い。
 一分ぐらいはたっただろうか。
 気まずさを感じて横目で彼女の方を見ると――

 興味津々、というように購買部を一心不乱に食い入るように見つめる彼女を、見つけた。

 …………えーと。
 一拍の逡巡、
___________________

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