“徳島の機関砲”逢坂祐一郎 110kgで無尽蔵の連打、合わせの妙技、相反する二つを備えた大器の発進、第6回世界大会とウェイト制初優勝の輝き!

2024年4月9日

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第6回世界大会

徳島の強いムーミンと呼ばれた極真空手家逢坂祐一郎

逢坂祐一郎。

極真の歴史においても長き戦いにおいても、その組み手を変遷させ、最終的に武の極みに近いところまで到達した、その大型な体格と相まり類稀なる武道家といえる男だろう。

その彼が全国の舞台に姿を現したといえるのが第12回全日本ウェイト制活動選手権大会重量級3位からといえるだろうか。

そして逢坂祐一郎は1996年1月27日、28日にかけて開催された、第6回全世界空手選手権大会出場。

身長183センチ、体重110キロという恵まれた体格を存分に生かし、緒戦イタリアのガエタノロサティーにいきなり普通に歩きながらとんでもない左中段回し蹴りをぶち込み、そこから右のローキック2連打て崩した後、同じ右足での上段回し蹴りで派手な音を響かせる。

その後右の突きから飛び膝蹴りに繋げ、連打連打連打から合わせて崩し、パワフルな下突き、膝蹴りでボディーを効かせ、そこで下を向かせておいての鮮やかな左上段回し蹴り一閃!

ロサティはもんどり打ってダウン、そのまま一本勝ちとなりこれ以上ないスタートを切り、ルーマニア大会三連覇王者のアレクサンドルジュカンにも中段回しを中心にガンガン攻め込み、さらに左上段回し蹴りで冷やりとさせ、その中でも下突きの合わせなど妙技も見せつける。

そして迎えた5回戦。

そこにとんでもない男が立ちふさがってしまった。

谷川光。

人間風車と呼ばれ、身長167センチ体重69キロとは思えないほど圧倒的な打たれ強さ、想像超えたパンチ力、ありとあらゆる足技、そしてその異名通りの足運びにより小よく大を制するを体現する、恐るべき男。

やはり下突きの連打でどんどん攻め込んでいこうとするが、谷川光がそれで崩れることなく、回り込み、うまく攻撃を外し、そして見事な返し、合わせてカウンターを仕掛けてくる。

前の勝負となるともはや術中。

自らの攻撃を無効化され、身長差16センチにも関わらず顔面に蹴りを浴びて鼻血を出させられ、その攻撃力は完全に封じ込められてしまった。

その後谷川光は準々決勝にて後の第7回世界大会優勝を果たす岡本徹にも体重測定にて勝利を収めていることからも、この戦いはその谷川光の恐るべき技量、成し遂げられし偉業を称えるべきといえるだろう。

その後逢坂祐一郎は第13回全日本ウェイト制大会にてその岡本徹に続き準優勝を成し遂げ、迎えた1997年4月26、27日にかけて開催された第14回全日本ウェイト制空手道選手権大会。

5階級に分けられ開催された本体会において、ある種1つの事件ともいえることが起こっていた。

逢坂祐一郎の参戦。

なぜこれが事件になったかというと、この時点でその逢坂祐一郎は無差別の世界大会に続いての、ワールドカップ日本代表としての出場が決まっていたからなのだ。

映えある第一回カラテワールドカップ──体重別世界大会の開催日は、同年の6月22日。

驚くべきことに、そのウエイト制大会からなんと2ヶ月もない。

調整、疲労、ダメージ、それらを考えればあまりに無謀ともいえるその挑戦で、逢坂祐一郎は果たしてどのような戦いを見せるというのか?

やはり左右の中段回し蹴りからの下突き、それを中心に攻め込み、そこから左上段回し蹴り、接近しては左右の下段回し蹴りを叩き落とすという重厚な組み手で勝ち上がり、

準々決勝でも相手の山本選手の蹴りを見切り、冷静に捌き、叩き落とし、中間距離からその長い足での下段回し蹴りで効かせ、膝蹴りどーんどーん!

一発一発爆撃のような破壊力を見せつけ、だというのに技の見切りは天下一品。

最後は右の下段回し蹴りに狙いを定めて圧倒、準決勝では第15回全日本ウェイト制大会準優勝、無差別でも2度の入賞を果たし、K-1ジャパングランプリでも優勝に輝く富平辰文と対戦。

第15回全日本ウェイト空手道選手権大会

いきなりの横蹴りの奇襲、左上段回蹴りを掠められなどをされるが、接近したら自分の土壌。

その大型重機のような下段回しのでパワフルな連打を止める術等ない。

ここまであの富平辰文に自分の組手をさせないとは…

さらに相手が動くと膝蹴り、左中段回し蹴りを放ち、とにかくスピード、連打が衰えない。

体重110キロを誇る人間の動きではない。

さらには出会い頭の前蹴りで押し倒し、小技のうまさも見せつけ完勝。

決勝で相対するは、3度の全日本大会入賞、第7回世界大会では4位に入り、先に行われた人間風車谷川光により入賞叶わなかった第6回世界大会においても8位入賞を果たしている、未完の大器吾孫子功二。

身長186センチ体重105キロという逢坂祐一郎と比べても全く見劣りしない体格に加えて、身長も24歳と25歳という同世代。

いきなり右の下段回しから左右下突き、膝蹴りの連打に来るという気合入りまくりの我孫子浩司に対して、逢坂祐一郎はそれに全く構わないという感じの冷静にさばいて、合わせての左右の下段回りを返していく。

そしてくっつかれたら膝蹴りのカウンター。

もはや考える前に体が反応している印象。

下突きをボディーに食い込ませ、前蹴りで機先を制し、くっつけば膝、離れれば左中段廻し蹴り。

カーフキックらしきモノすら見受けられ、左右と間断なく蹴りが放たれ続け、そして接近しての正拳が無双の連打。

止めようがない。

中盤から左中段回し入れが効き始め、そこから左段回し蹴り、非常に細やかな気配りが見て取れ、そこに無理にこだわることなく的確な技が的確なタイミングで返される。

最後はもたれかかりながらも瞬間的に体で押して隙間を作って左右連打からの縦横無尽な蹴りを放ち、本体4対0で勝利。

試合後の、自分なりの戦いはできたかという質問に、

押忍、技術的な面は全然駄目だったんですけど、気持ちの面で、負けない気持ちっていうのが持続できたことがすごく収穫だったと思います、押忍。

試合後のトラブル的なものにもないと断言。

決勝まであれだけ激しく戦い全く故障がないというのも恐るべきというか普通はありえないだろう、マジありえないだろう、一回でもガチで叩かえれば、あんだけのパワーで振り回して怪我しないとかマジで理にかなってんなこの人の組手!?

これが全日本ウェイト制の重量級での戦い、これが初優勝とは到底思えない。

まさに圧巻、圧勝、無双の強さを見せつけた逢坂祐一郎。

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