“貴き獣”ニコラスダコスタ 不敗神話を欧州やオセアニアで築き世界大会でも王者松井章圭以外には敗けなかった気高き英国紳士!

2023年12月22日

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ジェラルドゴルドー、小笠原和彦に勝利

第3回世界大会で"南アの巨魁"、身長198センチにも及ぶウィリーウィリアムスの対抗馬と思われていたケニーウーテンボガードを沈め、同大会にて"足技の魔術師"小笠原和彦、"喧嘩屋"UFC1で準優勝に輝くジェラルドゴルドーを圧倒し、その名前を世界に轟かせた英国紳士。

身長175センチ体重77キロと言う中量級の体格にして、世界大会以外は負け知らず、先生である"恐怖の速攻男"と言われたグレンシャープにも打ち勝ち、当時の世界大会を特集した記事には不敗伝説は続くとまで謳われた男。

初出場の世界大会で6位入賞した直後、空手歴6年、初段にして、次に対戦したい相手に三瓶啓二選手とウィリアムス選手、と世界でもトップ中のトップの名前を当然のように気負いなく挙げたその彼のヨーロッパでの活躍を皆様に知っていただこうと思う。

まず最初にご紹介したいのが、1981年バーミンガムにてに行われた、対ジムヴェローナとの戦いである。

開始早々から猛烈な勢いの下段廻し蹴り、右の下突きの連打はある意味らしいというか、この頃から完成されていたと言う印象を受ける。

さらに左ハイキック、ミドル、前蹴りと間合いに応じて様々な攻撃を組み合わせていく。

相手の後ろ回し蹴りをつかんでマットに叩きつけての豪快な下段突きが決まる。

さらに同大会ピーターフェアマンとの戦いでは早々に足掛け下段突きで技あり。

その後猛烈な下突きで腹を効かせての技ありを決めるなど、師匠であるグレンシャープのつよい影響を感じられる戦いとなった。

さらに1983年に開催されたブリティッシュオープンの決勝では、世界大会にも数多く出場し第5回世界大会ではベスト16まで進出するデビットピックソールと戦い、開始早々から体格差をものとも感じさせないような下突き連打でまくし立てる。

しかしこの下突きも、必ず入る前に下段で崩し、もしくは相手の攻撃のカウンターとなっており、巧みさが見てとれるものだった。

一瞬上段が掠める場面もあったが、その上体が浮いたところを逃さず下突きと膝蹴りで詰めて場外にただし、デヴィッドピックソールは防戦一方、最後は後ろ回し蹴りもかすめると言う、ほとんど決勝とは思えない圧勝劇を見せつける。

そして1985年、同じくユーロピアンチャンピオンシップでステファンゲベルと戦い、つめてくるところを的確に冷静に下突きでカウンターを取り、華麗なる後ろ回し蹴りも見せ、ひらりひらりと左右に回る、この動きは今までになかったものだ。

終盤では下突きを叩き込み、腹を効かせ、相手の蹴りはステップバックで全く掠らせもせず、最後は散々後廻し蹴りを見せた後の後ろ蹴りをレバーに決めた。

“ハリケーン"ピータースミットにも勝利

さらに同大会では後に、ハリケーンと呼ばれ、第17回全日本大会及び第4回世界大会、ヨーロッパ大会で大変な活躍を見せ、キックに転校し旋風を巻き起こすピータースミットと対戦。

強引に飛び込みリーチ差をつぶし、強烈な鉤突き、そして膝蹴りでボディーにダメージを積み重ね、試し割り判定で勝利したという。

続いての戦いでは本戦は一進一退となっていたが、延長開始早々に接近したの冷徹な膝蹴りで1本勝ち。

1986年のブリティッシュオープンでは、さらに出入りが激しくなり、その機敏な動きはまさに野生の獣。

飛び込んでの下段、飛び込んでの下突き、相手に全く自分の組手をさせず、距離をとって後ろ回し蹴り、入って膝蹴り、完全に組み手が確立しており、最後は左下段廻し蹴りでフィニッシュ。

同年のオーストラリアの大会では下段廻し蹴り、上段膝蹴り、正拳突きと、上中下、突きと蹴りまんべんなくすべての攻撃で1本を取れることを証明。

決勝では接近戦のものすごい下突きの撃ち合い、しかしそんな最中でもニコラスダコスタは微塵も表情を揺るがさず、決して感情的になることもなく、右の鉤突き一発で決めてしまう。

ヨーロッパ、オーストラリアで無敵を誇る

ジェラルドゴルドーやケニーウーテンボガードに小笠原和彦に勝った極真空手家ニコラス・ダ・コスタ

その後2度目のベスト8に入った世界大会を挟み、1988年にオーストラリアで行われたコモンウェールズチャンピオンシップでは、準決勝で後に第6回世界大会にてその大会での外国人最強として塚本徳臣と対戦することになる、オーストラリアのトムレバーと対戦し、飛び込んではもちろんのこと、その直後に回り込むと言うさらなる進化した足運びを披露。

体格差もろともしない破壊力で早々に足を効かせ、その後の右正拳突きで技あり、場外に出しても決して打ち合おうとせず、紳士的に立ち振る舞い、追撃の下突きであっさり一本勝ち。

強、何この人、マジ強いんですけど。

隙無さすぎなんですけど…

決勝では5度のオーストラリアチャンピオン、第3回世界大会でベスト16入賞を果たしているピーターコラスと戦い、下段廻し蹴り、後ろ蹴りで足を効かせ、正拳二連打で腹を効かせ、下突きで一瞬の技あり――いや、一本。

強い、強すぎる、人間じゃないというか、文字通りの、まさしく獣。

出場することが叶わなかった第5回世界大会、もし賛成していたとするならば、どれほどの組み手を見せてそしてどれほどの高みに至ったのか、想像し、行動が高ぶるの抑えられないのは私だけではないと思う。

ヨーロッパで、というか世界大会以外で猛威をふるい、不敗神話を築き、その獰猛な戦いぶり、しかし決して追い打ちや、その英国紳士としての誇りは決して汚すことがない立ち居振る舞い、その2つが同居する、貴き獣。

そう評しても構わないような、極真史に燦然と輝く強豪にして、名選手の1人であることは疑いようもないと言うべきである。

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