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“Mr.カラテ”二宮城光 全日本3連覇三瓶啓二,世界2連覇中村誠を破った原英幸の秘蔵っ子!

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

三誠を破った男

二宮城光を表す場合は、私はこの事実を最初に思い浮かべる。

二宮城光、この名前は、それこそまるで小説の主人公や、漫画の主役、俳優か何かを連想させるようなものだと思う。

彼に関しては、執心していた2人の極真カラテの重鎮がいる。

ゴッドハンド大山倍達と、空手バカ1代で2代目主人公に選ばれた四国の芦原英幸だ。

まさに極真カラテの中心人物とも言える2人に寵愛された彼の組み手は、正しく、極真カラテのその象徴とも言える雄大さを誇っていた。

その恵まれた長い両足を、その両腕を大きく広げ、伸ばし、手のひらを相手に向ける、やや変則的な円心の構え。

そこから華麗なる上段回し蹴り、鋭く強烈な上段前蹴り、そして鮮やかな足払いを繰り出す。

そしてそれだけの足技を誇っているにもかかわらず、猛烈で強烈など突き合いも演じることができる努力と、根性と、腰の座りを兼ね備えている。

スタミナ、打たれ強さも充分で、空手家として必要な要素は他の者が羨望の眼差しで見つめるほどに天から与えられると言っても良いかもしれない。

第3回から全日本大会出場を始め、第5回全日本大会ではテレビ放送にて、その強烈無比な付きの威力を見せつけての、準々決勝に進出。

そこでこの大会で優勝した盧山初雄と対決、序盤に鋭い蹴りは見せたのだが、その構えの性質上、まだ発展途上だったと言えるゆえに、盧山得意な右の三日月蹴りと下突きを攻略できずにそこで敗れている。

第1回世界大会の快進撃

そして第1回世界大会に出場、序盤をその権威を満天の下に知らしめようと乗り込んできた中国のカンフーを相手に、ともにアメリカで極真カラテの普及に努める大山康彦の楽しげな解説とともにそのまとわりつくようなパンチをそのままにさせて、極真日本の秘密兵器ローキック2発を効かせて、その後十分にためを効かせた殺人パンチ壱発で仕留める。

足も腹も効かされての20秒と言う、なんだか気の毒になるほどの結果だった。

さらにアルゼンチンのロドリーゴ選手を1本勝ちで下し、そのまま準々決勝で人間機関車の異名を持つ東孝。

それはもうケンカ空手全開のもうものすごいものすごいほんとものすごい凄まじい技も何もあったもんじゃないような激闘を演じて、普通だったら飲み込まれてしまうところを踏ん張り、受け止め、突きと蹴りをバランスよく返して、多少のダメージの差により判定をものにして、迎えた準決勝戦。

私はこの試合、極真史上のBEST BOUTに選ばれるべき名勝負だと考えている。

私が考える極真史上最高のベストバウトは現時点では3から4試合あるのだが、そのうち紹介できたらと考えている。

序盤に上段回し蹴りを振り、意識を上に向けて、パンチや蹴りを組み合わせて圧力をかけて棒立ちに近い状態にさせてからの、鮮やかな足払い!

素晴らしい、完璧に近い組み手展開と言える、まさしく侍の切れ味!

技あり!

世界大会の準決勝で技ありとはすばらしい。

しかしここで佐藤勝昭は奮起し、得意のパンチと膝蹴りの連打、さらには柔道出身の一本背負いまでしようとする、まさに死闘。

しかし前傾したところで、またも二宮城光の足払い、まさに技と技の激突。

そこで入り鼻の、佐藤勝昭得意の足を入れ替えての左上段廻し蹴り!

二宮城光の顔がパックリと切れて、そして技あり!

お互いが技ありを取り合うと言う時点で私はほとんど見たことがないレベルにもかかわらず、さらには第一回の世界大会の準決勝と言う最高の場所で――

凄まじい、まさしく凄まじい戦いだ。

試合はなんと再延長まで持ち込まれて試合の模様は佐藤勝昭の膝蹴り、そしてローキック、それに二宮城光のパンチと言う構図になっていた。

そして時折やはり佐藤勝昭の左上段廻し蹴り、二宮城光の足払いが炸裂する。

しかしさらに後ろ蹴り、前蹴りを出されるなど、その組み合わせ、技の多彩さ、巧者だったのは、佐藤勝昭だったのかもしれない。

残念ながらそこで、4対1の判定の末、二宮城光は敗れた。

しかしここでもし優勝していれば若干21歳での戴冠。

これは空手革命家塚本徳臣の記録を、第一回目にして作ることになったかもしれない大記録になったと言う可能性を秘めている。

全日本大会第8回を経ての、10回大会の優勝

そして第8回全日本大会では優勝候補として挙げられ、順調に勝ち上がっていくも、4回戦でまだ発展途上の三瓶啓二と激突。

ものすさまじい下突きの撃ち合いとなるが、極真カラテとしては初の胴廻し回転蹴りなども放ち、機先を制し、どうやら何とかこの戦いを制したようだった。

そう、極真カラテの世界に胴廻し回転蹴りを初めて持ち込んだのも、この二宮城光なのだ。

そして準決勝では、世界大会に続いてまたも激突、”人間機関車”東孝。

それも何とか優勢勝ちを獲得したが、そこで長年極真の剛の者として知られる佐藤俊和と対戦し、そこまでの大激闘もある程度は関係してたの、その猛烈な攻撃に押し切られる形で準優勝に甘んじている。

そして第10回全日本大会。

二宮城光は変わった。

その重心を完全に中心にすえ、構えも円心の構えを微妙に前後に変化させ、あの日大の花、山崎照朝を彷彿とさせるような、変幻自在なものに進化させていた。

第8回全日本大会で、力の激突で消耗して敗北を喫したことから学んだと言うことだろうか。

さらに後ろ蹴りからの、左右上段回し蹴りなど、技のレパートリーも増えている。

そして迎えた準決勝戦。

相対する中村誠は前年度に行われた第9回全日本大会で3位、さらに前年に行われたハワイ代表チームとの対抗戦において

「対戦相手をパンチで5メートルも吹っ飛ばしたよ!」

と大山総裁を喜ばせ、期待の新星にして、身長は183センチ体重は100キロと言う巨漢で、この後に第2回及び第3回世界大会で連覇を果たすと言う、まさに極真の一時代を築いた男だった。

それに対して二宮城光が詳細にはわからないがおそらくは身長176センチ、体重76キロ、体格差は明らかだった。

しかしそれに二宮城光は一歩も引かず、強烈なパンチに加えて、新たに身に付けた前蹴り、そして後ろ蹴りを駆使して、間合いをコントロールし、さらに左上段廻し蹴りの顔面に打ち明けて、それに焦った中村誠が無理矢理周りを詰めようとしたところに、前蹴り一閃。

完璧に決まり、中村誠は重心を支えきれずに倒れこみ、技ありを奪った!

あの中村誠から技ありを奪っての完璧な勝利など、まさに歴史を作った当時を知っている自分としては信じられないものを見た心地だった。

そして決勝戦、三瓶啓二。

完璧に脇を開けた壮大なる構えで立ちふさがる三瓶啓二と、円心の構えで相対する二宮城光。

前蹴り対左中段廻し蹴り、そして下突きの打ち合いと、お互いに応対した技での、非常にハイレベルな応酬と相成った。

そして最後は意外にも二宮城光の方が間合いを詰めて、下突きの連打を見舞って行き、きれいなだけではないガチンコでの力強さを見せつけての、極真史に残る強豪2人を退けての優勝を決めた!

しかし二宮城光はその後に行われた第二回世界大会に出場することなく、コロラド州デンバーに開いた自らの極真空手の道場での指導に専念し、その翌年に師である芦原英幸とともに極真会館を脱退し、さらにその8年後に芦原会館も脱退し、円心会館を設立している。

大山倍達も二宮城光には大きな期待をかけており、著書にて第2回、および第3回世界大会の出場を何度も打診した旨が伝えられているが、どうやら二宮城光自体がそもそもがアメリカでの指導員としての道を初期より志望しており、それが叶い、ちょうどその時期が道場を軌道に載せられるか否かと言う瀬戸際であり、そのためそれ以降の大会は出場していないと言う事情のようだ。

袂はわかったものの芦原英幸のことも大変慕っており、お世話になった旨や感謝を綴った手紙も散見でき、自団体である円心会館では芦原英幸に学んだサバキ空手の普及に努め、サバキ系空手流派の中で唯一サバキチャレンジと言う大会を開催していると言うことからも見てとれるだろう。

大山倍達をして、若武者と呼び、まさに空手家としての戦いここにありと言う名勝負を繰り広げ、大衆の人気を一手に担い、わずか21歳にして世界大会3位に入賞し、優勝した佐藤勝昭と技ありを取り合うという激闘を繰り広げ、あの後三瓶啓二、中村誠による、三誠時代を築く2人を、1つの大会に、連続で破ると言う離れ業を見せつけ、極真史に刻むべきと言えるほどの実力を見せつけた男、二宮城光。

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