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“ケンカ十段/予告前蹴り”安田英治 十数人のヤクザ,太氣拳澤井健一を倒した伝説の空手家!

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

幻の大山道場門下

安田英治。

極真史上最強に次ぐものとして、浮かんだ名前が彼だった。

正直彼に関しては、なかなか話すのが難しい事情もあったりする。

現在安田英治、彼についての試合映像はもちろんのこと、そもそもが動画、そして彼の写真すら、ネット上で探すことは難しいと言う状況になっている。

そんな人間を、極真史上最強に次ぐものとして、あげて良いのかと言う疑問が吹き出すかもしれないと言う危惧がある。

しかしそれをおいてもなお、彼の持つその記録、そして伝説は、飛び抜けていると言っていい。

安田英治は、他に類を見ない驚異的な異名を、2つ保持している。

予告前蹴り。

そして、ケンカ十段。

往年の、空手バカ一代をご存知のファンの方なら、疑問符を浮かべるところかもしれない。

そう、ケンカ十段という異名は、空手バカ一代で語られているような芦原英幸のものではなく、元来は安田英治の肩書きなのだ。

芦原英幸が喧嘩に明け暮れ、喧嘩が強かったと言うのは事実であろうが、ケンカ十段の異名は、そして伝説にまでなった強さを誇っていたのは、安田英治その人だった。

それは原作者の梶原一輝が後年、男の星座と言う漫画の中で、紙面にて訂正していることからも間違いない。

ではそれが、どれほどの強さだったのか?

ケンカ十段の妙技

空手バカ一代の序盤に、有明省吾と言う若き天才空手家が大山倍達の弟子になり、師の代わりにその強さを見せつける、といった場面がある。

その中で象徴的に描かれているのが、武装警官12人を、素手で叩きのめすと言う描写だ。

あれを行ったのが、安田英治だ。

しかしこれに関しては、やはりはっきりとは断言できないところがあったりする。

大山倍達の著書によると、それに関連してハッキリとした記録があり、本人から聞いたものというのが、浅草に六区と言うものができて以来の始めたと言う大きな喧嘩があって、そこで銭湯帰りに暴力団員十数人と戦い、全員倒したと言うのが、安田英治だということだ。

大山倍達曰く、それは警察が感心するほどに鮮やかだった。

普通喧嘩と言うとお互いに血を流して修羅場のような状況になるが、安田英治は自分も相手も、ほとんど血を流させずに気絶させた。

それは彼の喧嘩の美学であり、安田英治の喧嘩はまさにそれを体現していたという。

さらに本人の話によると、浅草で喫茶店を経営していた時に友人が店の前でヤクザ7、8人に絡まれてしまい、それを目撃して表に出て、そのまま始まってしまったという経緯らしい。

当時安田英治は下駄が好きでその時も履いていたが、1、2発蹴りを入れたら割れてしまって、するも向こうも屋台から椅子を持ってきて、更に仲間を呼び最終的に10人ぐらいまで増え、めちゃくちゃな乱闘状態となったという。

それを近所に住んでいた寿司屋の息子が目撃しており、いまだに東映の映画を見るより面白かったと言っていたと、笑った。

実際のところ、有明省吾の話は、この安田英治の伝説を用いたところが大きかったのではないかと考えている。

十数人ものヤクザを相手に、それも素手、しかも下駄が割れたと言うことからおそらくは裸足で、相手は当然椅子を始めとして、武器を、もしかしたらナイフだとを所持、使うこと、ヤクザと言うことからその可能性が高いことを鑑みると、それを一切血を流させずに、どのようにして気絶させたと言うのか?

それを面白かったと野次馬を決め込んだ友人を笑う豪胆さ。

さらに彼の代名詞とも言える伝説、予告前蹴り。

伝説の澤井健一の腸断裂

対戦相手に今から前蹴りをやるぞーと伝えておいて、その状態で蹴り込むが、それでもなお相手は防げないほどの威力とスピードを保有していたと言う話。

そしてあまりにも有名な、澤井健一との1戦。

本人によると、ある日澤井健一が稽古の終わる頃、おもむろに道着へと着替え、拳法の動きでバタン、バタンと初段あたりの生徒を2、3人同時に倒してしまった。

さらに指導員も巴投げされてしまい、仕方なく大山倍達が安田英治にお手合わせしてもらいなさいと指示、その際に当ててかまわん、と小さく耳打ちしたと言う。

そこで安田英治は、当てないとこちらがやられる、飛ばされるわけにいかない、大山道場は大した事ないと言われてしまうと思ったという。

ここからはニュアンスを正確に伝えるために本人の言葉を抜粋させていただく。

それでも思いっきりではなかったけれど、自然の力は大きいもので、なんともない前蹴りがタイミングよく腹に、同時に顔面に正拳が入り、澤井健一が倒れた。

澤井健一は腸断裂の重症を負い、3カ月間矢部病院に手術、入院した。

それで安田英志は責任を感じ、空手をやめようかと思ったと言う。

その言葉1つに、謙遜と、そして相手を思いやる気持ちが込められていると考える。

そしてそれゆえ逆に浮き彫りになる、圧倒的なほどの強さと、その実戦性。

総合して考えるに、有明省吾、芦原英幸、それらのいわゆる空手バカ1代で繰り広げられていた伝説のそのほとんどというか全てが、安田英治のものだったという事実が浮かび上がってくることになる。

実際この件について先生と語り合ったことがあるが、武装警官。相手としてどのように戦うかと言う話になり、ただ1人が相手としてもどうしようもないというのが結論だった。

頭にはカバー、腹にアーマー、さらにはシールドまで持って、素手で一体どうしろと言うのか?

はたまたヤクザが相手として、武器を携帯していて、それも1人や2人じゃなくて7人から最終的には10人、こちらはすでにどころか裸足で、さらにお互い血をを一滴も流さずなど、まるで夢物語の話だ。

そしてほとんど力を入れなかったと言う本人談を加味し、極真の初段を2、3人一瞬にして倒した澤井健一を相手に、腸断裂にまで持ち込むほどの実力。

さらには大山倍達の10番目の内弟子であった長崎の支部長山田政彦の話によると、安田英志は手刀ではなく正拳で、瓦を20枚ブチ抜いたと言う。

現在那須川天心を始めとした朝倉姉妹などのトップ格闘家によって、ある施設におけるグローブをつけての試し割り企画が行われているが、それでも瓦20枚を割るのは簡単ではなく、さらにはその状態で手が痛いと漏らしている。

正拳による試し割りは、手刀とは比べ物にならないほどの難易度となる。

惜しむらくは、もし動画があったのならば、果たしてウィリーウィリアムスやアデミールダコスタ、塚本徳臣にチャールズマーチン、そして塚越孝行と渡り合えるかどうかと言う検証まで出来たのだが、しかし実際のところ安田英治の体格はおそらくは170センチ代前半といったところで、体重もそれほど重い印象を受けないので、やはり体格差的に厳しいものがあるかとは考えている。

大山倍達をして芸術と讃え、一切の泥臭いところはないと言うそのケンカ十段の妙技、見る機会があったのならば、その予告前蹴りを目にすることができたのならば、また今の極真カラテももう一歩先に進んでいたのではないかと言う、そんな想いに駆られる。

まさに伝説の空手家、安田英治。

その伝説が、その活躍が、その功績が、後世まで残ることを切に願っている。

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