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ドラゴンクエスト ユアストーリー COOL JAPAN冒涜と時代逆行

2021年4月15日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

話題を呼んだ大型タイトルの映画化

ドラゴンクエストといえば日本そして世界を代表するといっても過言ではないほどの有名ゲームタイトル。

所謂RPGの原点であり頂点でもあるといってもそう間違ってはいないと捉えている。

私も初めて触れたRPGがドラゴンクエストⅥで、それこそ寝る間も惜しんで夢中になってプレイした思い出がある。

ドラゴンクエストの世界というものは完全に確立されており、呪文、特技というシステムがあり、モンスターもスライムが最弱でメタルスライムが経験値をたくさんもらえて、魔王がいてその上の大魔王倒す、という今ではテンプレートともいえるシステムを完全に作り上げてしまっている。

後から続いたRPG、そして現在のライトノベルやアニメで頻発している異世界転生は、すべてそのテンプレートを踏襲しているといっても過言ではない。

そんな中で、今回ドラゴンクエストがアニメ映画になるということで、大変な話題になった。

私は普段それほど劇場に足を運ぶタイプでは無いのだが、今回はそんな思い入れのあるゲームの話題性が高い映画化ということで、鑑賞を決めた。

特にCMでやっていた、メタルスライムを剣で打ち据えて、しかしその硬さで骨までしびれているシーンなどがいわゆるゲーム内のシーンを現実に当てはめた演出としてかなり秀逸だと感じていた。

久しぶりに、安定して面白いと期待できる、そういう映画だと捉えていた。

何しろ選ばれたタイトルも、名作と名高いドラゴンクエストV天空の花嫁。

父と2人で旅する主人公が、魔族に狙われてその父を失い、奴隷の生活を経て石化して、しかし究極の2択であるヒロインとの間に授かった息子が伝説の勇者であり、その息子と娘に助けられて、魔王に捕らえられた妻と母親を助けに向かうという、かなりハードな展開。

そんな約束された感動ストーリーに、どのような演出が加えられるのか?

極端に歪められたキャラたち

果たして始まったその映画の最中――しかし私はほとんど正面から、映像を見ることができなかった。

ストーリーが極端に悪いわけではない。

端折り方はかなり激しかったり、説明不足な感じは否めないが、そんなものは2時間でまとめている時点でみんな映画館に来る前に覚悟しているだろう。

問題は主人公の性格と、それを含めたキャラの言動だった。

圧倒的に庶民的で、勇気がなく、優柔不断で、思慮が浅い主人公。

最後のネタバレで、これがリュカという有名なドラゴンクエストⅤを小説化した際につけられた主人公の名前からとっているにもかかわらず――それはあくまでドラゴンクエストⅤのVRゲームをプレイしているだけのサラリーマンという設定でを知ったのだが、まずそれが決定的に作品の質を落としている。

ドラゴンクエストⅤの良さは、その悲劇的なストーリーと――しかしそんな苛酷な状況にも文句1ついわずに背負って、同じようにものいわぬモンスターたちを引き連れて、想いだけを胸に立ち向かっていく主人公のその哀愁だ。

皆その姿に憧れ、皆その姿に引っ張られ、そして彼と共にモンスターを倒して、世界を救ったはずだった。

こんなふうに行きたくない行きたくないとか嫌だ嫌だとか、こんなその辺にいるような人間に力だけを与えたような主人公に感情移入したわけじゃない。

それに、出てくる出てくる登場人物全てが、やたらと全て芝居がかっていて、皮肉屋でオーバーリアクションなやつばかりだ。

俺はいつからアメリカのミュージカルを観ていたんだろう? と疑念を抱くほどだ。

それにクレイアニメというものは、あまり日本のゲームのアニメ化とは相性が良くないように思われた。
なんか、微妙に不気味の谷に入っているような……。

目を見張る戦闘シーン

と厳しい点ばかりあげたが、こと演出に関しては大変に素晴らしいものだった。

特に戦闘シーンは目を見張るものがあり、中だるみするようなものは一切なく、印象に残っているのは息子の――伝説の勇者であるレックスが、主人公から天空の剣を受け取り、それを抜剣して父を守ろうするシーン。

まさにそこまで鬱積していたフラストレーションも一振りで吹き飛ばす、そんな強烈なエクスタシーに満ちていた。

それに主人公がずっと魔法をバギマしか使わないことが気にかかっていたが、最後の最後、宿敵のゲマとの決戦において、絶体絶命の場面でここぞというところで放たれたバギクロスは、まさに伏線を回収する一発逆転の華やかさに彩られていた。

剣技や、魔法の使い方、その魅せ方は、何度も見たいと思わせるほどのそれは高い技術を発揮していた。

しかしそれも、最後の最後で大幅に裏切られた。

すべてを台無しにする勘違いした説教

魔界の王ミルドラースの戦いをカットして、いきなりすべての光景を真っ白にしてしまい――実はこれはしがないサラリーマンがプレイしているVRのゲームだ、いい年こいていつまでもゲームなんてやってるんじゃない、と説教されてしまったのだ。

このときの劇場の光景は忘れられない。

私は思わず、館内を振り返っていた。

皆、前のめりになって、あっけにとられたように口を開き、呆然とした表情を浮かべていた。

そして私の友達などは、不満を口にしていた。

ゲームなんてやって……なんていうのは、もうはるか昔の常識で、とっくに成り立たない。

事実今や日本のクールジャパンは世界に羽ばたいていて、ゲームのプロも確立して億以上の大規模大会なども催されるなど、世界に勝負できるコンテンツの1つ。

実際最近では劇場版 鬼滅の刃 無限列車編が、日本の経済回復に大きく貢献した。
大感動の記事はこちら→ 鬼滅の刃 無限列車編 心を燃やせ-透き通る心,受け継がれる煉獄の想い!

そんな中、そんな時代遅れな説教なんて誰も聞きたくなんかない。

みな、ゲームだと理解していて、しかしその世界観に心の底から引かれていて、だからこそそのゲームをアニメという1つの作品に、映画に昇華したものだと思って、期待してみんな足を運んでいたのだ。

そのメッセージは、世界中のドラゴンクエストⅤファン、ゲームファン、そしてこの映画を見に来てきた人々全てを、それこそ心底侮辱するものだ。

正直その後は陳腐としかいいようがない。
何かくっついてきてたスライムが実は開発者だったとか、剣が光ったりとか、ハッピーエンドで僕たちのゲームは続くとが終わるとか、正直覚えていないレベル。

とにかく考えていたのは、YOUR STORYというそのタイトル。
おそらくは制作者は、監督は、うまいことつけたと考えていたのだろう。

はっきりいって、非常に不快だ。

ユアストーリー――つまりは見ている、我々のストーリーといいたいんだろうが、冗談じゃない。
そんなよくわからないモブと一緒にされたくない。

そんな安易な使い古された手法でドラゴンクエストを汚してほしくなかった。

そんな古臭い頭で説教くさいストーリーになんてして欲しくなかった。

実際のところ、自分のテイストを入れて、うまくやって、評価されたいとやったところなのだろう。

結局のところ戦闘の演出と、ある程度は原作に沿って進めた脚本だけは綺麗、言ってしまえばそれだけの映画。

聞いたところによると、監督は結局原作であるドラゴンクエストⅤを一度もプレイしていないという。

プレイしないことで、先入観にとらわれない自由な作品作りだとかものたまってという噂。

当たり前のことかもしれないが、これから原作付きのものを手掛ける人には、ある一定以上の愛とリスペクトを求めたいところだ。

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