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僕だけがいない街 完璧に計算され尽くされた超絶怒涛の感動巨編

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

圧倒されたその完成度

凄まじい。

見終わった感想はこれだった、久しぶりだった、一気に全部を見終わってしまった。

全くほんの少しも無駄なところがない、完璧に計算されて、ほんのわずかの中だるみもなく、かといってずっとキチキチに詰め込まれているわけでもなく、まさに作品としての完成度は抜きんでている。

まず、タイトルからして、絵の雰囲気からして、とても気になっている作品だった。

そして見終わった後に、それがとても作品の雰囲気に合っていると言う、これ以外にないと思えるタイトルだということが理解できた。

正直1話からぐいぐい引き寄せるような話はそんなに多くないと思っているのだが、これは1話からすごかった。

うだつの上がらない漫画家の主人公藤沼悟はピザのバイトをしているが、実は人と違うところが1つある。

再上映(リバイバル)というほんの少し前に時間が戻り、それは必ず何か不幸なことが起こる前触れであるから、その前に違和感を探して、見つけて、解決すると言う特殊能力。

それがスーパーマーケットで買い物から帰る時発動した際に、母親である藤沼佐知子が誘拐事件を未然に防いだところから、話が転がり始める。

その後アパートの自室で母親が刺され、主人公である悟が容疑者となり逃げて、どうしようもなくなったところでまさかの18年もの超巨大リバイバルが起こる。

すべてを賭けて運命に立ち向かう

なんだこれなんだこれ、幼少期の、こっちの方が本編なのか!?

もうすっかり虜だった。

そしてキャラクターたちが本当に生き生きしていて、使い捨てが全くなくて、それがものすごく物語の中にのめり込める大きな要因だった。

虐待を受けている雛月加代を、助けたくて、それで容疑者となってしまった気弱な心優しい大人である白鳥潤ことユウキさんを救いたくて、そんなふうにして必死になって走り回って、けれどそれは結局失敗してしまう。

そしてリバイバルが終わり、現代に戻り、逃亡生活が始まり、唯一信じてくれたバイト先の女子高生である片桐愛梨に匿われ、その期間当時の記者の話などを聞いて、少しずつ事件の真相に近づいていく。

だけど真犯人により愛梨の家に火をつけられ、その後退院した愛梨の要望で橋の下で落ち合ったところを警察に捕えられて、もうここまでと言うところで絶対にみんなを助けたいと言う想いの丈がほとばしり、その願いが通じたかのように2度目の、そして最後であろうリバイバルが起きる。

今度は絶対失敗しないと、不自然に見え様が、どのように思われようが、踏み込んで、全身全霊で、行動を移していくその姿が仲間たちの行動を変えていき、意識を変えていき、そして自分自身を変えていく。

加代を保護するため自分の家に泊め、朝起きたときに朝暖かい朝食が用意されているのを見て、加代は自分の家では朝、カップヌードルや食パン、もしくは200円が無造作に置かれていることしかなかったことをフラッシュバックして、泣き崩れる瞬間など、もう涙なしには見られなかった。

胸を打つ怒涛の感動と心地いい喪失感

これだけの登場人物と、多くの謎や、伏線、事件を絡めておいて、一人ひとりの心理描写や、境遇や気持ちを1つも損なうことなく、丁寧に描き、没入させるのは本当に凄く、そしてその一人ひとりの心が胸に迫ってきて、本当に何度も何度も胸が詰まった。

加代が救われたと思った瞬間、本当に物語が終わったような達成感と、喪失感に襲われた。

だけどその後も物語が続き、難易度の高いミッションをこなしていき、ようやくと言うところで最後の最後、まさかのが真犯人に罠をかけられ、自らの命が危険にさらされてしまうことになる。

そこからまさかの15年もの間眠り続けて、目が覚めて、記憶を失っていて、そんな中どう転ぶのかと思っていたが、まさかの自分が救った通との邂逅時点で、既に記憶が取り戻されていたと言うことを知る。

そして万全の、今まで培ってきたことによる仲間たちとの結束とその力によって、最後の敵ともいえる真犯人と向き合い、これ以上ないと言える完璧なる勝利をつかむ。

そしてそれまでに得た経験や、踏み込むその勇気により、念願の漫画家として生計を立てて、そうやって彼は生きていく。

惜しむらくはやはりその仲間たちと、救った加代一緒になれなかったと言う事だが、しかしそれが彼が必要とした重責であり、彼らしい寂しさ、陰なのかもしれないと感じたりもする。

だけど最後の最後、約束の橋の下で、最後のリバイバル直前に自分を信じてくれていた愛梨と、奇跡の再会を果たす。

信じていた。

鳥肌が立った。

完璧に最初からここまでの流れを計算して作られていたとしか思えないような、そんな作品だった。

一人一人との関係――小林賢也、西園学、杉田広美、カズ、修、柳原美里、中西彩などとの絡みは多少物足りないところとかあったりはするが、しかしそれこそが本当の人生と言うものではないかとさえ思えてくるような、そんな惜しみのない、全力が込められているように感じた。

もうこれ以上語る事は無い、そう感じるほどに。

手に取って欲しい、かけがえのない傑作がここにあった。

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