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2020年11月19日

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少年漫画と言えばもともとはひたすらまっすぐに何かを目指すような作品が多かったが、いつからか恋愛要素が色濃く出る作品がメインというかメジャーになってきた。

それはそれで私も好物なのでなんの問題もないと言えるが、ときにはどこまでもまっすぐで突き抜けるような作品を読みたくなる。

ドクターストーンは、まさにそれだ。

この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

手抜き一切抜きの頭脳覚醒バトル!

初めてドクターストーンと言う名前を聞いたときに、何かぐるぐるメガネの博士が古代からの石を研究するような堅苦しい漫画なのかなぁなんて言うイメージを抱いていた。

しかしTwitterで知り合った文学少女が熱烈に進めてきたので、彼女の感性を信じて本当に良かったと今では思っている(笑

有吉がラジオで語っていたが、これは設定から展開からかなりブットんでいる。

いきなり全世界が1人残らず石化されるところから始まるし、それを3700年間1度も意識を飛ばさずに時間をカウントし続けていたというとんでもなさすぎる高校生――石神千空が目覚めて、その日付を近くの大木に刻むところから始まる。

そして一切の道具がないところから、非力にもかかわらずその辺の石を何回も失敗しながら試行錯誤の末に石器を作って、そして工夫して火を起こして、衣食住までまかなって、自分が覚醒したときに関係していたものの正体が硝酸あることを突き止めて、そこから親友でありパワー馬鹿の大木大樹を起こして、1年間の試行錯誤の末に石化復活液を編み出す。

ここまでがたったの一話で展開される。

はっきり言って飛ばしすぎだ(笑

さらに次の話では動物園から飛び出したライオンに襲われて、霊長類最強高校生・獅子王司と言う名前からしてキてるやつを起こして、これで武力・体力・知力が揃ったと思ったと安心したさせたところで――司に反逆されてしまう。

以上からも言える通り、この漫画の魅力の1つが、一切の出し惜しみをしないところだ。

こうなるだろうと想像できるところは一足飛びで追いついて、そして次の瞬間には我々が想像もしていなかった展開に一足飛びで飛び越えてしまう。

それがたまらない、だから止まらない、早く答えが知りたくて次のページをめくってしまう。

そして出てくる登場人物登場人物が、努力を惜しまない。

結果が出なくても、絶望の淵でも、急展開でも、その時打てる最高最善の策を練る。

練る時間がなくたって、頭ぶん回してひねり出す!

まるで頭脳の覚醒バトルだ!

背中を預ける仲間との信頼関係

そして前述したとおり、このドクターストーンは基本的に逆境の嵐だ。

そもそもが、前情報も前触れもなくいきなり石化させられ、それから解放されたのは3700年後の、文化が完全に途絶えたそれこそ原始時代。

枝の摩擦で火をつけようとするところから始まり、そして湿度の高い日本ではそれが不可能との結論から、つまりは挫折から始まるのだ。

大体彼らが何かしらを成し遂げようとする時、期間は1年ほどかかる。

正直学園物ではできなかっただろう。
そんなこと繰り返していたらあっという間に卒業だ(笑

そんな時に彼らがつぶやく言葉がある。

「約1年間――意外と早かったな」

地道に、積み重ねて、検証して、失敗して、その繰り返しで、ただひとつの真実にたどり着く。

それまで決して挫けない、あきらめない、楽観もしないが、悲観もしない。

そして彼らのその行動原理全てが、実際に現実にある科学に裏付けられているので、その説得力や凄まじいものがある。

そして個人的には何よりも主人公である石神千空の個性が飛び抜けている。

徹底した合理主義と圧倒的な優しさが同居する魅力あふれる不思議な男

まず一切の色恋沙汰に興味なし。

合理性の塊で、どう思われるかなどお構いなし、ひたすら自分の信じた道を行き、どんな失敗にもくじけずにまっすぐに理想を追い続ける。

その行き過ぎた姿は、時に仲間からゲスいとさえ言われてしまうほどだ(笑

しかしそんな彼は、自分だけを信じているマットサイエンティスト的な立ち位置とは全く異なる。

それどころか、自分1人でできることなどたかが知れていると理解している。

幼い頃から純朴で、体力が無尽蔵な大き胎児と共に過ごし、お互いの足りないところを埋めあって、信頼しあって生きてきた。

そして根気と器用さがMAXな小川杠のことも、性別的なものや体力的なものなど全く意味介さず、心の底から信頼している。

お互いが生死の境にさまよった時も、お前がいなきゃダメなんだと叫ぶ暑さも併せ持っている。

そして実はたった1人の朝の命も見捨てることができず、困っている人は必ず手を差し伸べ、メガネを作り、暖炉を作り、たまたま都合が良かったと本気で思ってるように振る舞う。

このギャップがたまらない!

男だったらこうありたいとさえ思う。

みんなで辿り着く遥かな地平

そんな彼だからこそ、一足飛びで自分1人の力で簡単に前に進めないことを、科学と言うトライエラーの繰り返しの中で学んだ彼だからこそ、足がかりがないような絶望的な状況でも、一つづつ楔を打つように、信念をもって、笑顔で挑戦できる。

そしてそんな彼の人間性に導かれるように、出る人間出る人間が、本当に皆個性的で、主張に溢れていて、襲いかかってくる展開全てが本当に厳しくて、だけどそれを上回るような努力と発想で乗り越えていく。

個々の力が優れているのに、皆、お互いを本当に信頼していて、それが当たり前のようになっていて、それを示すことによって自分たちのあり方に気づく、そんなある種青臭さすら感じるあり方が、私は本当に眩しく感じられる。

特に私は、科学チームのリーダーの石神千空と、武闘派チームリーダーの獅子王司の、司が死にかけているときに冷凍保存する直前に交わされた会話が好きだ。

なぜか最後という大事な時に世間話をする、合理的な千空にしては似つかわしくない様子を訝しがった司が尋ねる。

? なぜそんな、最期に、無意味な話を――

それに千空が答える。

無意味な話は、ダメなのか

いつも強がっていて、だけど信頼している人間に自分の内面を曝け出すことをいとわない、そんな人間臭いところが本当にかっこいいと思う。

そしてそんな男たちに、負けず劣らず個性的で、意地っ張りで、そしてひたむきな杠や琥珀やスイカや、そんな女の子たちが大好きだ。

自分たちの知識の遅れは十分に受け入れて、その上で技術を身に付けようと、新しいなにかを閃こうと、そして彼らの力になろうと、もっと良い世の中にしようと頑張るなクロムやカセキやマグマたちが本当に大好きだ。

この物語の登場人物たちは、本当に綺羅星のように皆輝いている。

まさにジャンプが掲げていた、友情努力勝利と言って差し支えない、しかし新時代の科学と言うものをテーマにした、そういった作品だと私は捉えている。
繰り返し繰り返し、何度見ても胸がすくような気持ち良さが心を通り抜けていく。

そして逆境の中にあって綴られてきた彼の口癖を、私は今日も口ずさむ。

そそるぜ、これは

万人に勧められる作品がここにある。

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