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第83話「僕が守るよ!」

2020年10月7日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

本編

 僕たちが指定席についたのが十二時二十分くらいで、隼人が一度死んだのが三十分頃で、蘇生するのに十五分かかったから、切間に託された作戦を行うのに時間の猶予は十分ほどしか残されてなかった。

 今更ながら今日に限って馬鹿なことしたと思い手際よく隼人に目配せして、作戦を開始する。

「あのさ」

 彼女が振り向く。
 真っ黒カレーパンは既に食べ終わり、僕がさっき渡したウーロン茶を飲んでいる。
 息を整え、用意した台詞を一気に口にする。

「今度隼人が神龍……僕たちの友達なんだけど、それと二人で、海に行くらしいんだ。それで、なんか聞いてるとすっごく楽しそうだから、僕たち二人も一緒についてかない?」

 これが切間が僕に授けた、隼人も自然に誘えるナイスな作戦だ。
 敢えて『隼人と友達が行く』、という設定にして、『僕たちも』行こう、という誘い方にして、四人でという安心感と共に最初から二対二であるという親近感を持たせる狙いらしい。

 確かになかなか良く出来ていると思う。
 彼女は最初、なぜか驚いたように目を見開き口を開け、次に悩み込むように俯き、そして顔色を伺うように僕を見た。


 まだ会ったことがない『神龍という友達』のことが心配なのだろうか?
 慌てて付け加える。

「え、と、大丈夫だよ。その神龍って友達はちょっと……いや、かなり変わってるんだけど、人畜無害で、慣れれば見てて面白いやつだから」

 我ながら酷い言い草だと思う。
 だけど彼女はそれでも、何か躊躇うように、俯いてしまった。

 しばらく沈黙が降りた。
 誰も、何も喋らない。
 微妙な緊張感だけが辺りを包む。
 時間だけが無為に過ぎる。

 ただでさえ十分(じゅっぷん)なかったていうのに、今何時だ?
 しかも空気までだんだん重くなってきてる気がする。
 このままじゃ、まずい……。

 そう判断した僕は、この重い空気を和らげるために軽く冗談ぽく、

「それに、何かあっても僕が守るよ!」

 親指を立てながら、歯が見えたら光りそうなくらいの笑顔で言った。
 ――が、

 誰も反応しなかった。

 ――あれ?
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