イスラエルの軍隊格闘技!戦場でナイフ、銃制す極限の実戦喧嘩空手を目撃せよ!!!

2024年4月9日

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イスラエル

大山倍達曰く、そこにはわが尊敬すべき友人や旧知の弟子が大勢いるといい、栄えある第1回世界大会には支部長ハノーバーが出場を果たし、第一回戦で飛び後ろ廻し蹴りの開祖として知られ、漫画空手バカ一代の中でも大々的に取り上げられたアメリカのウィリアムオリバーと死闘を繰り広げている。

この平和な風景の中にかつての戦火を想像する事は難しい。

だが街の中に一歩踏み込めば紛争によって傷つけられたこの国の町や村、人々の戦果の傷跡を目にすることができる。

それだけにイスラエルの人々ほど平和を願う国民はいないかもしれない。

それは彼らの長きにわたる迫害と流浪の歴史が如実に物語っている。

という言葉とともに広大な砂の地を道着で駆け抜ける姿が映し出されており、さらに繰り広げられたのはこの国の軍隊が兵士たちの実戦訓練として正規のカリキュラムに取り入れているという、まさに本物の、戦場空手ともいうべきものだった。

戦場空手

右手のナイフで突かれるところを、あえて左ではなく右手でさばき、それにより相手の側面に深く踏み込み、回転することにより関節を決め、相手の重心を奪い、その勢いのまま肩、肘、手首を極めて地面に押し倒し、死に体にさせナイフを奪い、決め。

ほんの一瞬の出来事に、実戦に必要な様々な要素、そして相手を無力化するテクニックが詰め込まれている。

手榴弾を持った相手。

それを両手で掴み、やはり関節を決め、手榴弾には刺激を与えないように制圧。

そのまま背中を向けさせて無力化し、その勢いを利用して離脱する。

ナイフを振りかぶってくる相手にやはり同じ右手で外に弾き、掴み、勢いそのままに下ろし、無力化、後ろ手に完全に動きを封じ、制圧。

さすがに本当に実戦で鍛えている軍隊の動きだけに、武道的な見地からも非常に参考に、勉強になるといえる。

しかしさすがにこの、相手の手榴弾を同じく関節を決めて地面にねじ伏せ、奪い、しかしその後相手に叩きつけるというのは、爆発し、巻き添えに2人とも死ぬのではないかという疑問が浮かぶのが… (笑

だが次の、銃を構えた相手のその側面を狙い、底足、足の土踏まずを使った外回しと呼ばれる蹴りを使って弾き飛ばし、その足を引く勢いそのままに踏み込んで右正拳突きで制するところなどは、もろにグラップラー刃牙の続編、バキの中でも見られた、空手の代表的な動きの集大成といえるだろう。

個人的にはさらに倒れゆく相手に下段突き、さらに倒れた相手に下段突き、追い討ちのかかと蹴りというのがさすがだなという印象を受ける。

ちなみに踵蹴りというのは数ある空手の技の中でも最強クラスの1つといわれており、大山倍達をして、

まさに破壊力のシンボルのような蹴りとなり、この蹴りをまともに喰らうと骨などは軽く折れてしまうし、頭上に蹴り下ろして当てれば、頭蓋骨は間違いなく陥没してしまう。

とされているところからもまさにこの一連の動きは理にかなっているといえるのかもしれない、恐ろしくもあるものの笑

しかし相手は銃を構えているとはいえ、後から思いっきり助走をつけて飛び蹴りかますこれはちょっとどうかと思うのだが笑

さらに正面から銃を構えた相手に、左、右の人間が横に動き陽動となり、その瞬間に1人が背後に文字通り前転しながら回り込み、掴み上げ、叩きつけ制圧するところなども、元来的には1対1の練習をしている身として、なるほどと納得させられるものがある。

日常の中に潜む様々な危険、その火の粉を打ち払う、そういったものとして在り、進化したともされる、武道。

しかしさらに源流などをたどれば、文字通り本物の戦場で、矢尽き刀折れた末に無手にて相手を制圧、殺傷する手段であったともされているもの、話なども多く散見される。

まさにそういった側面の、現代での在り方、有用性。

それをまざまざと見せられた心地といえるのかもしれない。

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