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“ダイヤモンドの槍”チャモアペットチョーチャモアン 立嶋篤史に前蹴り,ボクシングで翻弄した本物中の本物!

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

九冠王チャモアペット・チョーチャモアン

ムエタイ史上においても史上最強論争の時に必ず挙げられる名前であり、最も著名とも言えるムエタイ選手の1人とも言えるかもしれない。

13歳からムエタイ戦士として戦い始め、ラジャダムナンスタジアムにデビューしてまもなくである17歳の時に当時天才児と言われたサーマートを破ると言う快挙を果たし、初のタイトルであるルンピニースタジアムの王座を奪取。

その後31歳でラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者を奪取するまでに、7階級で前人未到の通算9本のムエタイチャンピオンベルト手にしたと言うから恐るべき話だ。

そんな九冠王チャモアペットが日本のリングで戦った試合として非常にエキサイティングだったと言えるものが、1995年1月7日、全日本キックボクシングの、立嶋篤史との戦いだろう。

立嶋篤史は全日本キックボクシングのフェザー級の王者であり、キック界のカリスマと呼ばれ、立嶋ブームを巻き起こし、日本キックボクシング界で最初の一千万円プレイヤーとなった、まさに日本キックボクシング界を代表する第一人者だった。

その特徴とも言えるものが、入場時の黒いハチマキ、そして試合前の選手コール時の、空手で行う日本刀での居合切りのパフォーマンスだった。

まさに侍の心を持ち、格闘技ゲーム「キングオブファイターズ」の中で、ムエタイファイタージョー・東のモデルともいわれる日本最強の男は、九冠王者チャモアペットに挑む。

試合開始、紳士的にグローブ合わせて、お互い前足を浮かせて、じっくりと構えて、フェイントを交えて、ムエタイらしいスタートを切る。

ダイヤモンドの槍

そこから前蹴り――チャモアペットはタイで「ダイヤモンドの槍」と言う意味を持ち、その異名通りの威力が炸裂するかも非常に興味深いところだ。

それに立嶋は軽いパンチを返す。

パンチを狙う立嶋と、前蹴りで距離を取るチャモアペット。

そしてそこから立嶋は強烈な右ローキックにつなげる。

前蹴りを中心に戦う選手と言うのも珍しいと思っていたら、そこから立嶋の右ローキックでチャモアペットの体がずれる。

さすごに頂上決戦と言う雰囲気。

さらに立嶋は踏み込んでパンチを打とうとするところに、上段前蹴りで吹き飛ばしてしまう。

すげえ。

まるで足を手のように使いこなす。

2ラウンド、中間距離ではかなわないと思ったか、立嶋は接近してパンチとキックでガチャガチャしようとするが、それをチャモアペットはあっさりといなす。

そこから左ミドル、ダイヤモンドの槍、さらにはボクシングでもチャンピオンに輝くと言う強烈なパンチにつなげる。

ジャブの一撃で、立嶋がぐらつく。

ローキックもあっさり躱し、足が浮いたところに見事なコンビネーション。

そして突っ込んでくるところにダイヤモンドの槍で、立嶋が半回転。

まるで格の違いを見せつけるかのようだ。

さらにジャブからのローキックで、またも立嶋を転倒させてしまう。

いやいやいやいや、ローキックですらアドバンテージを取らなければ、どこで勝負すればいいと言うのだ?

手のひらをだらりと下げて、全くノーガード。

ワンツーで、立嶋はロープまで吹き飛び、効いてしまう。

強すぎ…もはや笑みすらこぼれてしまう。

3ラウンド、立嶋はとにかく接近して間合いを潰そうとするが、そのステップ、ジャブで中に入ることができない。

しかし中間距離でも手数を出して、何とか5分に持ち込もうとする。

そこにダイヤモンドの槍が連続で炸裂。

しかしチャモアペット、ムエタイだと言うのに全く首相撲を使わず、中間距離完全に制してしまっている。

しかしパンチの打ち合いでも完全に敵わず、さらに追い打ちのハイキックで吹き飛ばされてしまう。

そして立嶋が思いっきり入ってきたら、そこで首相撲、猛烈な膝蹴りの連打が腹に食い込む。

ダイヤモンドの槍で釘付けにして、それでも無理矢理入ってきたらそこでカウンターの膝蹴り。

そんな中でも立嶋は肘打ちで活路を見出そうとするが、出せたのは壱発だけで、後は首相撲で見事に回されてしまう。

第4ラウンド、立嶋のパンチ、肘、チャモアペットのダイヤモンドの槍が交錯する。

その槍は顔面まで伸びて、さらに連続でストレートのように状態を仰け反らす。

さらにステップアップを使い、間合いをコントロールし、パンチ、膝蹴り、空手でいう内回し蹴りのような技まで見せつける。

融通無碍。

立嶋篤史は前に出るばかりで、有効な打撃を払てない。

“カリスマ"立嶋篤史を翻弄

最終ラウンド、いきなり上段へのダイヤモンドの槍が炸裂。

無理矢理接近したところに、ボクシング顔負けの上下左右のパンチの畳み掛け。

さらにパンチで押し込んでからの奥足への左ローキックが強烈無比!

ここまで左ミドルを使わないムエタイ選手と言うのもいるのか。

さらに払った上段へのダイヤモンドの槍で、立嶋篤史の顔面が吹き飛ぶ。

どんなバランス感覚、体感してるんだこの人は…

最後は立嶋篤史もフラフラになり、顔面へのパンチが連続で直撃、最後は意地で頭をつけて終了するが、正直ほとんど何もできなかったと言って間違いないだろう。

強い。

全く穴がない。

正しく底が知れない、九冠王者、ダイヤモンドの槍、シャモアペットチョーチャモアン、そしてそのムエタイの信念、それを覗いたような感覚だった。

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