“超合筋”武田幸三 藤原敏男、小笠原仁に続きラジャダムナン王者!奇跡のリベンジマッチを制した超合拳!

2024年4月9日

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初のラジャダムナンウェルター級王者

その時点までムエタイの二大殿堂の一つであるラジャダムナンスタジアム、そこでタイトルをとってきたたった2人の男。

藤原敏男、小笠原仁、それに次いで、初のウェルター級の日本人王者に着いた男こそが、武田幸三である。

K-1に憧れキックボクシングを始め、正道会館に入門したり、空手5段の認可を受けるなど様々な経緯を経て、新日本キックボクシングのリングでデビュー。

1つの引き分け、1つのタイ人に対する敗北を挟んではいたものの、9割以上の勝率、7割以上のKO率を誇り、わずか7試合で新日本キックボクシングウェルター級王者となり、その圧倒的な強さを見せつけていた。

そんな中1998年7月25日に行われた、新日本キックボクシングウェルター級タイトルマッチ、武田幸三VS日本ウェルター級1位、寺岡義洋戦。

武田幸三は国際戦が続いていたために、1年半ぶりの日本人との戦いが、まさかのタイトルをとっての初の防衛戦と言うことで、試合前の表情には緊張が見られた。

試合開始と同時に、いかにも重たい音を響かせて左のインローを2発飛ばす。

そこからの飛びこんでの左フック、右のローキックがクリーンヒット。

寺岡選手は自衛隊経験10年半、さらにはこのタイトルマッチのために仕事を辞めてまで挑んだと言う話だったが、武田幸三のローキックが作り出す制空圏に、なかなか攻略法を見出せずにいるようだった。

ローの蹴り合いも、明らかに武田幸三に分がある。

新日本キック寺岡義洋戦

そしてわずか1分半で完全に足を効かせてしまったが、寺岡選手はそこを逆手にとり、届かない長い左ミドルキック、ローキックに合わせたパンチの連打で勝機を見出そうとする。

そのうちの一発が顔面を捉え、倒れこみ、吹き飛ぶシーンが見られる。

さすがにタイトルマッチ、好勝負となる。

第二ラウンドはローキックも蹴れないような超接近戦に寺岡選手は狙いを定めたようだったが、そこで武田幸三の右ストレート、そして左右のフックが炸裂!

そしてライトクロスからの、首相撲から膝蹴りの連打!

さらにロープ際追い詰め、左右フック、左右ストレート、しかしそれでも寺岡選手は負けずにパンチの連打からの左ミドルで応戦。

濃厚の1分間の後、武田幸三のパンチVS寺岡選手のキックと言う構図となり、その最中、武田幸三のパンチがその顎を完璧に捉える。

ロープまで吹き飛び、返ってきたところに、ダメ押しの右フックで、ついに寺岡選手はマットに倒れる。

武田幸三のマシンのようなフックの畳かけ、それに飲み込まれるように寺岡選手は倒れ、追撃のカウンターの右フックで、武田幸三がKOを奪い取った。

壮絶なその破壊力を、証明したような試合。

攻め込んでも、ピンチになっても、勝利してもその表情が変わらないはなんとなく彼らしいような気がした。

しかしその後タイ人開いてに連敗を喫するが、それを払拭するかのようなその超合金と呼ばれる肉体から放つローキックそしてマシンの如きパンチKOの山を築き、1999年11月28日に、タイのラジャダムナンスタジアムでヨンサック・ガンワーンプライと対決。

当時タイでは全く無名の武田幸三に対して、ガンワーンプライはラジャダムナンスタジアム4位の現役ランカー。

本場タイでの大活躍

ヨンサック圧倒的有利の予想の中、ムエタイの定石通りに、左ミドル、前蹴りで、じっくりと様子を見る。

そんな中武田幸三の右ストレートの連打に答えるように強烈な左ミドルでコーナーに磔にする。

僕の力は完璧だ、とインタビューで答えていたというヨンサックの力は間違いなく本物だっただろう。

しかしそんな強烈な左ミドルの一発、その直後に答えるように放たれた右ミドルからの、右ストレート。

ムエタイでは考えられない強烈なそのコンビネーションにヨンサックの動きが止まり、そこからの左右のフックがまともに顎をとらえて、ヨンサックはマットに崩れ落ちる。

もはや立ち上がることすらできず、武田幸三は10数年ぶりの日本人によるムエタイのランカー入りを果たす。

そんな武田こそが次に対戦したのが、ラジャダムナンスタジアムJrウェルター級3位の、コンファーク・ルークメークロンだった。

形式上はタイトルに挑戦したい武田幸三に、しかし試合数が多く入れ替わりが激しいムエタイの中にあって、武田はランキング挑戦に値しないと言うことで、ランキングを上げるための対戦と言う名目だったと言うが。

しかしさらに1つランクが上の相手、わが国の英雄が敗れたと言うことで、日本人に対する刺客と言う意味もあったのかもしれない。

コンファークは開始直後から、前蹴り、ミドルキック、そして後ろ蹴りと、明らかにムエタイとは思えないほどの好戦的な速攻を仕掛ける。

それに対して武田幸三はベタ足で、低く構えて地味ながら強烈な前足のインローで、確実にコンファークの足を削っていく。

コンファークは定石通りに、ローキックを当て、それにパンチを合わせる戦法を選択するが、しかし武田幸三のパンチはそれこそメガトンパンチ。

パンチを回避れば離れた間合いでローキックを連発され、足を削られ、だんだんとコンファークは八方塞がりへと追い込まれていくようだった。

そしてロープ上に追い詰め、ボディーへのストレートからの左右フックで、コンファークがダウン。

その憔悴しきった表情がダメージの深さ、破壊力の凄まじさが物語っているようだった。

さらに右フック、アッパーの連発で追い詰め、コンファークはそれに対してミドルキックしか返せないが、それで止まる武田幸三ではなく、クリンチで止めようとするが、それを振り払っての左フックに合わせたカウンターのフックが、顎を直撃。

さらにロープ上に追い詰め、そのロープに磔、串刺しにするような左フックで、コンファークは文字通り木っ端微塵に粉砕される結果となる。

ムエタイ相手にここまで強烈にして鮮烈な1本勝ちと言うのも、失礼KO勝ちと言うのも、なかなか見ることがない、というかほとんど初めてに近いような衝撃を伴っていた。

そして2000年5月5日。

ついに舞い込んできたチャンス、ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級タイトルマッチ。

ラジャダムナンスタジオウェルター級3位として、堂々たるリングイン。

1978年3月8日、藤原敏男以来、22年ぶりの快挙、それを達成せんと、ラジャダムナンスタジアムウェルター級チャンピオン、チャラームダム・シットラットラガーンに挑む。

チャラームダム・シットラットラガーン戦

その時点でチャラームダムは、60戦50勝10KO7敗3分け。

3倍近い戦績だが、KO率は圧倒的にこちらが上、それを生かせるか否かが勝負の分かれ目だと言ったのかもしれない。

1ラウンド。

武田幸三は低い日前からローキック。パンチを狙い、チャラームダムは高めのポジショニングで、しっかりとガードをしていこうと言う構えか。

つっかけようとする武田幸三にチャラームダムのムエタイ特有の膝を狙った前蹴り――ストッピングキックがその体勢、リズムを崩す。

静かな立ち上がりとは対照的に、2ラウンドはチャラームダムの強烈なミドルキック、それをつかんで武田幸三のパンチなど、激しさが際立つ形となる。

武田幸三が右足をつかんでフックを乱れ打ちするが、それを片足で見事に躱すあたり、チャラームダムの恐るべき体幹、三半規管、バランス力、そしてテクニックを証明した形となるだろう。

普通のパンチの打ち上げも、武田幸三のフックを見切り、チャラームダムの右ストレートが見事に顔面をとらえる。

しかしかすめても吹き飛ぶ破壊力、そしてローキックに関してはこちらは上と言えるから、そこに勝機を見出すしかないように思われる。

前蹴りをつかんでのパンチのカウンターが一瞬効いたかと思われたが、しかしうまく外されたようで決定打には至らなかった。

チャラームダムはミドルキックを連発して、完全に間合いを制して、それに対して武田幸三はその隙をついてのローキックで、バランスを崩していく。

まさしく間合いの戦い。

こうなるとどうしても、手数で劣る結果となってしまう。

4ラウンドは完全にローキックのタイミング、間合いを見切られて、ほぼ中間距離で一方的に蹴りを受ける展開。

そして首相撲からの突き刺すような膝蹴りが、武田幸三を襲う。

そんな中武田幸三は蹴りを捨て、ほぼカウンターというか相打ちのフック、そこにすべてをかけているようだった。

5ラウンド、逆につかみに来るタイミングをつかんだのか、そこを狙ってもフック、そしてアッパーが、チャラームダムの顔面をとらえる場面も見受けられる。

テクニック、キャリア、それで圧倒的差をつけられても、自らがアドバンテージを握られる、打たれ良さ、パンチ力、そして根性で五分へともっていく。

どんな劣勢にあっても前に出るその姿は、こちらの胸を強く打つものがあった。

最後はその気迫にチャラームダムを押されたような勘があったが、勝敗は判定、ドローにより、武田幸三のラジャダムナンタイトル奪取はならなかった。

しかしその戦う姿、勇気は万人に伝わったようで、大関係者や記者の中にも武田幸三の勝利を示したものも多く、試合直後に2人は語り合い、再戦を誓い、それを8ヶ月後に実現したと言う。

まさに元来のキックボクシング、ムエタイの常識を打ちこわし、彼にしかできない、大和魂を持った戦いを繰り広げていたと言えるだろう。

3人目のラジャダムナン王者

ラジャダムナン王者武田幸三

その後武田幸三は、約3ヶ月頃2000年7月29日にタイ国ウェルター級のジャクシン・チューワッタナと対戦。

左フックから右ストレートという、横から縦の攻撃でパンチを効かせ、右ローキックを叩き込んでから左フックという対角線の攻撃、さらにそこから追い打ちの右ストレートでダウンを奪う。

さらにコーナーに追い込み、渾身の右ストレートによるボディー。

そこから小さなジャブを挟んでのさらに追い打ちのボディー、そして右ストレート三連打からの左右のラッシュで5ラウンドKO勝ちを奪う。

対ムエタイの戦い方を、確立しつつある。

その3ヶ月後の10月28日、オーストラリアのウェルター級、ユージン・エクレーフルーン戦。

右フックで突き離し、左フックからの右ストレートという黄金コンビネーション。

コーナーまでじっくりとプレッシャーをかけ、いきなりの右ストレートからの左フック、さらに右ストレートを中心にたたみかけ、相手のローキックをわずかに下がってタイミングと間合いを外して受け止め、そこからバックステップにより十分にための入った右ストレートその顎に叩き込み、衝撃の1ラウンドKOで葬る。

こうしてラジャダムナンスタジアムウェルター級ランキングも1位まで上昇させ、タイトルマッチの前哨戦として、ラジャダムナンスタジアムに乗り込むことになる。

試合感覚がわずかにほぼ1ヵ月のみ。

超強行スケジュールと言えるが、敵地ラジャダムナンスタジアムで17歳、46戦31勝12敗、ラジャダムナンスタジアムジュニアミドル級6位の、チャオワリット・ジョッキージム戦を迎える。

チャオワリット・ジョッキージム戦

武田幸三は相手を睨み付け、唇をとがらせ、気合が入った魂のインローキックを払っていく。

しかしチャオワリットも、武田幸三の体をなぎ倒す勢いのものすごいローキックを返していく。

やはりと言ってはなんだが、左ミドルキックもその動きを止めるほどに重たい。

2ラウンド、やはりこれまでのように豪快にどんどん行くわけにはいかず、中間距離でミドルキック、そして牽制と言う、ムエタイ色の戦い方に身を投じる武田幸三。

その中でもキーポイントとなりそうなのが、チャオワリットは左ミドル、武田幸三は右のインローというところだろうか。

チャオワリットは上からじっくりと見る、その風格、圧力は、到底17歳とは思えない。

さらに左ミドルを叩き込むチャオワリットに、今度は武田幸三はインローに加えて左のローキックも加えていく。

それが功を奏して、チャオワリットの動きが少しずつ止まり、わずかずつだが後退する場面が見られて行く。

3ラウンド、ローキックより動きが止まったところを狙って、回り込み、死角からの左右フックを叩き込む。

ぺースをつかんだ。

それにしてもムエタイの膝近くというか膝位を狙っているインローキックを効かせるとか、武田幸三の脛はタイ人もびっくりな位硬いと言うことだろうか…

なんか、恐ろしいほど練習してるんだろうな、見た目通りに…

しかしそこでチャオワリットはもう一つのムエタイの十八番である、パンチから組みついて膝蹴りを叩き込む、首相撲に移行する。

しかしその最中、膝で一本足になったところを狙っての足払い、これはまさに見事の一語。

しかしチャオワリットはさらにロープを使って、反動を利用しての凄まじく鋭い肘打ちも放ってくる。

肘はまともに位はいっぱつで切り裂かれ、試合が終わる、危険な技だ。

さすがに懐が深い…

4ラウンド、左ミドル、前蹴り、首相撲、肘打ち、さらにはスイッチで変幻自在に間合いを変化させ、チャオワリットが自分のペースに無理矢理引き戻していく。

コーナーで行われる、壮絶な打ち合い。

最終ラウンドも、お互いが持ち味を最大限に生かすが、クリーンヒットまでは至らず、勝敗は判定へ。

そこで残念ながら、ムエタイは高く美しい蹴りや、首相撲のコントロール術などを判定として高く取る傾向があり、そのためともいえるのか、武田幸三は破れることになった。

悔しい、約2年ぶりの敗戦だったと言う。

しかしそんな不安を抱えながらも、武田幸三はそのわずか1ヵ月半後。

後楽園ホールにて、ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級タイトルマッチ、チャラームダム・シットラットラガーンとの8ヶ月ぶりのリベンジマッチを迎える。

チャラームダム・シットラットラガーンとのリベンジマッチ

その興行のタイトルが、新日本キックボクシング協会による、ザ・リマッチ、ヘブンオアヘル――天国か地獄か。

まさしく武田幸三の境遇、心境を表していたと言えるのかもしれない。

控え室で待つ、その表情からはその感情を伺うことはできないが、いったい彼はその時何を考えていたのだろうか?

壮大な和楽器の演奏とともに、武田幸三が入場。

30戦24勝19KO4敗2分け、ラジャダムナンウエルター級2位、日本ウェルター級チャンピオン。

「尊敬していてはダメ、タイ人を泣かせます、歴史に名を残します、すべてを出し、一ラウンドから行きます」と、KO宣言を掲げていたという。

その引き締まりきった体、表情からは、格闘者を超えて、正しく侍の風格が漂っていた。

対するチャラームダムは、8ヶ月前の戦いより一切の試合を行わずこの決戦に備え、「ベルトは命と同じ位大切なもの、歴史、伝統の継承者として、これ以上ベルトを国外に出す事は許されない」と静かに語り、「今回は大差で勝つ、面白い結果を見せる、武田も遠慮せずに前に出てこい、パターンは既に読んだ」と、61戦50勝10KO7敗4分け巻のチャンピオンはその意気込みをにじませていたと言う。

武田幸三とはある種対照的に、試合前に跪き、リングに入念な祈りを捧げて、そしてその階段を上るチャラームダム。

さらにその試合の前に、武田幸三による日本ウェルター級チャンピオンシップの返上が行われた。

このベルトの返上はタイトルマッチかける強い意気込み、ムエタイ1本にかけると言う不退転の覚悟の表れと言えるのかもしれない。

しかしなんていうかあれですね、今から試合だって言うのに、ロープをリングにバンバン投げ込むっていうのがちょっとやっぱりプロってすごいなと思いますねはい(笑

ワイクー。

日本でのラジャダムナンのタイトルマッチと言う時点で異例であり、さらにレフェリーもジャッジもタイ人と言うことで、場所だけ日本でまさにここはムエタイの本場の空気が流れていると言える。

第一ラウンド。

武田幸三は左右のフックから右のローキック、チャラームダムはムエタイの定番通りに、ストッピングキックで様子見。

武田幸三はミドルキック、パンチ、ローキック、それで間合い、タイミングを慎重に測っていく。

そして序盤から、武田幸三の右のローキックが、チャラームダムはやや嫌がっているように見受けられた。

効いているのか?

と思ったら、一発の肘打ち、それによって武田幸三の額が切り裂かれたと言う。

なんという一瞬の速技。

ムエタイ恐るべし。

早くも出血、それにより武田幸三の動きがやや鈍り、そこを狙ってジャブからのアッパーが顎をはね上げる。

ここまで完全に、チャラームダムペース。

やはり前回の敗戦も引きずっているのだろうか?

逆にそこを狙ってパンチで追い込まれ、ムエタイでは珍しいミドルキックを脇腹にたたき込まれる。

ムエタイってつええなぁ…

奇跡の正拳突き

2ラウンド。

戦いは早々の、廻し蹴りの蹴り合いになる。

その最中、武田幸三はチャームダムのミドルキックをつかんでのローキックで転倒を誘う。

右ロー、効いた!

さらに今度は左の前蹴りをつかんでのローキックで再びの転倒!

これはタイ人としては相当悔しいはずだ。

左フックの相打ち。

さらに右のミドルを掴んでの、返しの右のローキックがが完全に効いた!

もたれかかるチャラームダム。

首相撲の膝の打ち合い。

煮え切らない展開にイライラしたのか、そこでチャラームダムが足を止めての打ち合いに来る。

チャラームダムのパンチを左ジャブのダブルで制して、右フックを外され、返してきた右フックをやはり外し、左フックを空振りし――

それにより十分に体がひねられ、溜められて、撃鉄を上げられた形になった右の拳が、向かってきたチャラームダムの右ストレートを察知して、タイミングを一瞬ずらし、ライトクロスとして、タイミング、間合い、全てが完璧な形で、その顎を打ち抜いた。

軸足の右足がずれるほどの衝撃。

チャラームダムは吹き飛び、ロープすら超えて、完全なる大の字。

頭をわずかに左右に振り、立ち上がる気配すら見せず、そのまま武田幸三のノックアウト勝ち。

すごい。

そう唸るしかない。

そう唸るしかないほどの、完全完璧な勝利だった。

前回敗戦して額を切り裂かれ、ペースをつかまれ、その悪条件の中で、よくぞここまでの勝利をつかんだものだ。

すごい。

まさしく、まさしく歴史的快挙。

しかも聞くところによると、チャラームダムはそれまで1度のダウンもないと言う。

一撃必殺。

空手の正拳突き、その要素も十二分に入っていたかもしれない、そう考えればその形は前屈立ちの、正拳中段突き突きに近いと言えないこともない。

21世紀で初めての、日本人として史上3人目のラジャダムナンスタジアム認定チャンピオン。

そして試合が終わった後のコメントが、

「しばらく練習したくないですー」

彼もやはり人の子と言うことか(笑

「僕、本当はそんな強い人間じゃないんで。

自分なりに一生懸命やったら、なんか戻ってくるんじゃないかと思います」

そして最後にファンの皆様にひとことと言われ、

「寒かったですけど、ようこそ、満足していただけたでしょうか?」

それで会場が喝采にわき、

「そしたら僕も安心です、ありがとうございました」

彼の素朴で、人をいたわる人柄、それが回見えるワンシーンだと言える。

本当に、心からおめでとう、武田幸三。

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