【五等分の花嫁】大論争勃発!?ミステリで魅せられ箱推し!!
ハーレムものでない五つ子ラブコメ
私はハーレムものが、正直ちょっと苦手です。
沢山の女の子に求愛されると言うのは、ちょっとご都合主義というか、妄想入り過ぎかな? みたいな。
それに男の方が優柔不断な感じがして、抵抗があるというのが実際でした。
だから五等分の花嫁というタイトルを聞いたとき、正直とっつきにくいなと感じました。
おそらくは五つ子から熱烈に求愛されて、それで付かず離れずラブでコメディーをうまいことやるんだろうみたいな。
そんな予想をしていました。
しかし見てみて、評価は一変しました。
だから人気のアニメは侮れない、想像を超えてくるからこそ愛されているんだなと感じました。
五つ子マジックはミステリ風味
まず五等分の花嫁で驚かされたのが、5人が5人とも、最初主人公を嫌っていると言う点でした。
実際厳密に言えば5人中4人なんですが、しかし成り行き上五つ子を家庭教師しなければならなくなった貧乏人で優等生の主人公風太郎からすれば、それは前途多難というか、本人の弁を借りるならば、悪夢でした。
そしてこのアニメで1番裏切られたのが、話のメインがラブコメではなく、ミステリー要素を絡めているいう点でした。
微妙にネタバレになるかもしれませんが、五つ子というのが肝でした。
五つ子、つまり5人とも同じ顔で、スタイル。
それを、うまく使って、しかしそれぞれの個性はバラけさせて、毎回感心するようなアイディアを用い、5人の葛藤や、繊細で複雑な心理描写、そしてドラマティックな展開で、こちらのハートを鷲掴みにしていきます。
互いを想い合う心優しき五人の少女
そして話の軸は、子供の頃に主人公である風太郎に出会った女の子は、五つ子のうちの誰だったのか?
そして第一話の冒頭から語られている、風太郎の結婚式の日、その相手となっている女の子は誰なのか? という二つの点でした。
それによって、最終的なメインヒロインというか、ルートが確定するので、放送中は各種SNSで予想や推理、妄想に、そして願望の論争があちこちで勃発していました。
気持ちは、痛いほどわかります。
それほどまでに、五つ子の誰もがタイプが違って、そして途方もなく魅力的なのです。
そんな彼女が最後にないがしろになる可能性があるとしたら、熱くならないほうが嘘だろう!!!
その中でも、やはり人気というのはあって、実際劇中でも人気投票が行われて、まぁまぁ偏った結果になりました。
それぞれにファンがついている作品でそれをやるのってまーまー博打だとおもうんだけど実際連載に影響は出なかったのでしょうか?
そして個人的な話をすれば私は三女である名前通りの中野三玖が好きで、
5人の中では2番目に主人公に気を許した存在で、わかりやすく好意を抱いており、内気ながら積極的になろうと頑張るところがベタですがめちゃめちゃツボでした(笑
しかしだからといって長女の一花は自分を隠して無理するところが気になって仕方ないし、
四女の四葉は元気っ子に見せかけて自己評価低めの自己犠牲で放っておけないし、
かといって次女の二乃は最初めちゃくちゃつっかってきたからウザかったのが実は一番姉妹想いだったり打ち解けたら極端なツンデレでグラグラ揺れるし、
じゃあ五女の五月はというと一番距離を開けていて敬語だったりするからそういう弁えてるのが性格的には惹かれるからデレさせたいという欲求が溢れたりと、もう大変です(汗
さらにすごいのが、既に両親を失っていたり、それから協力して生きてきたりとで、5人ともお互いをがかけがえのない体の1部のように想っており、
なのに最終的には主人公のその温かい心に惹かれ、恋愛に持っていくんだけれども、その絆ゆえ複数ヒロインものにありがちな出し抜いたり裏切ったりと言うような単純な駆け引きは皆無で、
別の誰かメインの話でも必ず他の4人が何らかの形で関わってきてそれぞれがそれぞれの良さを引き出すと言う、相乗効果を生むようか心温まる関係性でした。
大論争勃発、あなたの推しは誰?
これにはアニメ放送中、そして連載中に誰推しか、誰が最終的に花嫁になるのかという論争が起きたというのも納得でした。
毎回毎回推理的な要素も試されて、そこの謎解きも面白いし、新たな5つ子の過去、側面、魅力を引き出され、
それに対する強気なようで実は小市民で、優しくて、ユーモアに富んでいて、かつ抜群の行動力を誇る主人公風太郎に驚かされ、ずっとニヤニヤしてしまうような、そんな作品。
世の中のしがらみに疲れてしまっているあなた、五つ子に癒されてみませんか?
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