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極真空手家が考える強さを構成する5つの要素を完全解説!

2023年5月4日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

強くなりたい

大体格闘技を始める人のそのほとんどが動機として抱えるのがこれだろう。

習い事として親に習わせられる以外では、これ以外の動機と言うのはほとんど考えられないのではないか?

武道精神を身に付けたい、一回り大きな人間になりたい、そういう心地で入ってくる人は果たしているのだろうか?

だけど実際のところ女子部なんかは入ってきた理由を聞くと別に強くなりたかったわけではなくて、なんとなくと言うあたりが正直男とは違う生き物だと改めて思わされる(笑

それはともかく、やはり大多数の人間が、強くなりたいと言う思いを、願いを抱えて、その門戸を叩くと考える。

しかし実際のところ、強くなるとはどういうことなのかを理解している人間は少ないように感じられる。

実際の戦い、そして強さと言うものは、数値化できるようなものではない。

ドラゴンボールとかそういったもののように戦闘力があればわかりやすいのだが、鬼滅の刃のように圧倒的なスピードパワーで決まればあきらめもつくのだが、実際戦えば、様々な要素が複合的に絡み合って、いつでも必ず勝つと言う事は起こり得ない。

だからこそ毎回番狂わせが起こり、毎年のように大会を開く意味と言うものも見いだされる。

しかしこう言ってはなんだが、第一線で戦ってるような選手は、逆に頭でっかちな人間が少なく、生まれ持った身体能力や才能やセンスで勝ち上がっている場合が多く、名選手名監督にあらずと言う格言通りに、実際のところそれを表したり作り出すことが難しかったりする。

私の場合はたまたま幼少の頃よりから、触れ合う機会に恵まれ、そしてそういったものを研究するのが好きだったと言うことで、全く偶然だが強さと言うもののその本質に触れることができた。

今回は僭越ながら、それについて少しずつだが語らせていただきたいと考えている。

まず、強さを表す尺度、主要の5要素と言うものがある。

強さを表す5つのバロメーター

パワー、スピード、打たれ強さ、テクニック、そしてスタミナだ。

この5つで、基本的には強さとしてのバロメーターになり得る。

逆に言えばこの5つのうちどれか1つでも決定的に欠けていれば、基本的には強者となって安定的に勝ち続ける事は難しいと言わざるを得ないだろう。

もちろんこれに加えて単純な体格、いわゆる身長体重も加味されるのだが、そちらのほうは基本的には個人の努力でどうこうできるものではないと言うことで、除外させてもらっている。

近年では極真空手以外では顔面を叩くのは一般的になっていて、体重別に戦うのが常識になりつつあるので、そういった意味でも体格というのは複雑な要素を見せている。

あと個人的には単純に、でかくて重いやつが強いというのがみなもイメージしていてその通りだから、そこまで加味しなくてもいいかなぁと言うのもあったりもする。

この中で軽視されがちなのが、打たれ強さとスタミナのようなイメージがあるが、実は最終的にギリギリのところで勝敗を分けるのがこの2つだったりすることも多い。

いわゆる表には出ないところこそ重要だったりすると言う論理だ。

まずはパワー。

単純な筋力と置き換えても良いかもしれないが、いわゆるボディービルで作った見せかけの筋肉では意味がない。

あまりにも太くするとその次に伸びるスピードを完全に殺してしまう結果にもなるし、太すぎるといわゆる関節の駆動区域も狭めてしまう、駆動区域が吸い込まれたためが十分になされなくなり、フォロースルーも甘くなるので、結果的には逆に作用してしまう。

さらに最近の研究により重いものを少ない回数挙げられる者よりも、ある程度の重さをスピーディーにこなしたほうが結果的に打撃を放つ際には効果的だと言うことも言われている。

そしてスピード。

技は、当たり前だが当たらなければ意味がない。

もちろんパワーは最もと言えるほど重要なのだが、いわゆる壱発当てる間に三発、四発あてれば、十分にその差を埋めることが可能だし、さらには基本的には鍛えようがない上段に強烈な打撃をぶち込めばどんな巨人も倒れると言うのは脳震盪の真髄なので、そういった意味でスピードの重要性は計り知れないものがある。

打たれ強さ。

これは見ている方からすればあまりわかりやすくないものだが、私は個人的に打たれ強さは強さと言う格言を作らせてもらって、後輩に解いている。

単純に打たれ強ければ、避けたりさばいたりガードしたりするそういう労力を省いて、相手に打たせてこちらだけ打つと言うことができるし、ダメージを負わなければ、それだけ相手にプレッシャーをかけることもできるし、テクニックの差を埋めることもできるので、打たれ強いと言う事はそれだけで強者の何たるかの部分を占めている。

逆に打たれ強くなければ、スピードやテクニックで複合的にカバーしなければならないので、その負担はかなりのものと言わざるをえない。

そしてテクニック。

逆に言えばここまでの要素を備えているものが基本的には強者と言われるもので、そうなるとある程度雑にしても戦えるので、往々にしてテクニックを軽視しがちだ。

しかしそういった高い身体能力を有しているものこそ、十分にテクニックを備えれば、その能力を2倍にも3倍にも生かすことが可能なので、決しておろそかにしてはならない最重要項目の1つと言える。

スタミナ。

1番ないがしろにされがちな気もするが、そして最も練習するのに辛い項目だが、これはすべての要素の土台とも言える。

極真カラテの創始者の大山倍達は言っていたが、どんなパワーもスピードもテクニックも、スタミナがなければ出すことができない。

スタミナがなければ、どんな枯れた技も、超絶スピードも、圧倒的なパワーも、三流以下の打撃に成り下がる。

最後の最後、ギリギリの勝負分けるものは、スタミナなのだ。

この5つの要素は武道家、格闘家にとって、なくてはならないものであり、1つや2つ欠けている程度であれば他の部分が優れていればそこで補うことも不可能ではないが、レベルが上がれば上がるほど、一流に近づけば近づくほど、どれが欠けていると言う事はそれで決定的な勝敗を分ける要素となってしまう。

強さを語る、強さを求め、その場合には、まずこの5つの要素が大切だと言うことを頭に入れて、そこから出発することが妥当だと考えている。

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