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リアルスモーキンジョー!範馬刃牙で列海王と闘ったクレージャーのモデルジョーフレージャー煙の如き機関車ラッシュが相手を圧死!

2022年1月12日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

スモーキン・ジョー

格闘技漫画というかバトル漫画というかなんというかその最高峰である範馬刃牙の、唯一現実にあるテクニックで、その戦いぶりでその存在感を示した強いと思わせてくれたボクサーである。

本名、ジョー・クレーザー36歳。

中国拳法の最高峰として活躍していた列海王を、その彼が片足を失い、その後なぜかボクシングに挑戦して、その中で最も厳しい戦いとなった、その相手。

乏しい才能、低い身長、それでもなお絶望を断固拒否し、死線を踏み越えたと言わしめた。

煙に包まれて必ず打ち込まれる、おそらくは世界最強の左フック!!

まるで鋭利な刃物を思わせる打撃、そのスモーキンの2つ名の通り煙のように追いすがり、まとわりつき、執拗な連打を繰り返す。

そんな玄人好みな、べた足のボクサーの完成形とも言える姿を見せつけた、ある意味範馬刃牙らしからぬ彼だったが、それにモデルがいると聞いて驚いた。

ジョー・フレージャー。

2つ目は、スモーキンジョー、まんまじゃねーか、こーゆーあたりまるっきり変えないところがさすがの板垣恵介だなぁと言う気がする(笑

しかしまぁ2つ名のスモーキンジョーは、漫画のように煙ではなく、実際は機関車と言う風なその突進力とスタミナを表したものだと言うが。

1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得し、翌年プロデビュー、それから幾度もファイトオブザイヤーを獲得し、WBA/WBCの統一世界ヘビー級王座の獲得にも成功、あの神とも称されるモハメドアリをプロキャリアで初めて敗北させたと言う、まさしく輝かしい実績を有している。

世の中には、まだまだ私が知らない、文字通り神がかった実力を持った人間と言うものが多くいるものだ。

そんな彼について今回取り上げたいのは、1969年6月23日にアメリカはニューヨークマジソンスクエアガーデンで行われたNYSACニューヨーク州アスレチックコミッション世界ヘビー級タイトル4度目の防衛戦、対ジェリー・クォーリー戦だ。

ジェリー・クォーリー戦

ジェリークォーリーはその当時、ヘビー級で黒人選手が多い中、アメリカ出身の白人選手として孤軍奮闘の活躍を見せており、あのはじめの一歩ガゼルパンチの生みの親でも有名なフロイドパターソン、神様として知られるモハメドアリ等といった世界王者として激闘を繰り広げ、世界ヘビー級1位まで上り詰め、後に国際ボクシング名誉の殿堂博物館及び世界ボクシング電動にも選出されたと言う、まさに誰もが認める名選手だった。

まさに褐色の機関車といったその風貌をそのままに、ジョーフレージャーは突進し、1ラウンド早速の超接近戦となる、

そこでジェリークォーリーは左のレバーブローを連発し、そこから顔面へ大きなフックを振って行き、それを跳ね返そうとして無理な体勢でアッパーを放ち、ジョーフレージャーの上体が崩れる場面が見られる。

正しく漫画通りの、ジャブストレートやミドルレンジではない、くっついてのドロドロした展開。

接近して猛烈なフックの打ち合い、お互い様子見などない、そしてクリンチもない、まさにフルスイングの殴り合いといった様相。

そして一本槍のジェリークォーリーに対して、ジョーフレージャーは上下左右に体を揺すり、リズムをとり、タメを作り、実に生き生きと接近戦を楽しんでいるように見られた。

ガードの上から極太のパンチをたたきつける、まるで騎士の決闘だ。

潜り込んで潜り込んでボディボディボディ、まるで幕之内一歩のような様相から、いきなりの右フックがジョーフレージャーの顔面を捉えたが、それは全く効いていないような雰囲気だった。

なんかはじめの一歩の、幕之内一歩VS島袋岩男を思い出させる。

2ラウンド、ジョーフレージャーが乗ってきた。

ミドルレンジで体を振って、頭を振って、ジェリークォーリーの攻撃を躱わして、鋭いフックを返していく。

しかしジェリークォーリーレバーブローも強烈だ、ジョーフレージャーはこれは効いていないのか?

さらにジャブの2連発でペースをもらい、ダッキングの連続で空振りを誘う。

見事なテクニック。

ド突き合い

さらには男のド突き合い、テクニックの攻防も好きだが、こういうのも私は好きだ。

しかし2ラウンドだが、あからさまに打たれ強さ、何よりスタミナの違いが、さらには体幹の違いがあらわになってきたようだ。

ジェリークォーリーが嫌になっているのが見てとれる、対するジョーフレージャーは本当に機関車のようだ。

そして3ラウンド、ジェリークォーリーは疲れてきたのかくっついてこないで、その隙をついてジョーフレージャーの大きな右フックがその顎をついに捉える。

というかこの人、接近戦というか、基本何でもできるな、さすが伝説の名チャンピオン!

緩急の付け方もすごい、ずっと一本調子ではなく、抜くところは抜く、だけどぼーっとしていなくて、リズムをとって、常に相手の攻撃を避け、ミスブローを誘い、スタミナを奪う。

そしておそらくは中盤過ぎ、ジャブを皮切りに、レバーブローを連発して、リングに張り付けにして、さらにスタミナを絞っていく。

猛烈な反撃も微動だにしず、むしろカウンターを合わせていくしたたかさ。

4ラウンド、ダッキングに続いてウィービングを見せて、多角的にジェリークォーリーを追い詰めていく。

そしてこのラウンドから、ロープに追い詰めての大きな左フックを多用するようになった、まるでノニト・ドネア――

あ。

これが範馬刃牙で言っていた、おそらく世界最強のレフトフックか。

しかしジェリークォーリーもさすがの強豪、一方的に潰されることなく、常にボディーを返し、隙をみては体を反転させて、ジョーフレージャーをロープに押し付けたりする。

それにしてもここまで右ストレートが出ない試合も初めて見た…しかしすごい、接近戦や、そこに持って行き方、離れたりでこれだけテクニックがある――ボクシングは奥深い。

5ラウンド、驚くべきことにここでジェリークォーリーが足を使い始める、さすがにベタ足ファイタースタイルだと分が悪いと見たのか、いずれにしろこのジェリークォーリーを、一筋縄ではいかない引き出しの深さと言えるだろう。

ひりつくような緊張感。

これだけ体を振ってのフルスイング、ガードしているからいいが、この接近戦、全体重を乗せている所ると、まともに来ればいっぱつで試合が決まるだろう。

それにしてもこの2人腹強い、こんだけ叩いても叩いても効かないとか、極真空手家もびっくりといったところか。

6ラウンド、ジェリークォーリーが明らかに弱った。

休憩中目が腫れて眼も開けられず、朦朧とした様子だったが、ダメージが相当深いとみて間違いないだろう。

ジョーフレージャーは変わらない、ほとんどずっとラウンドを通して変わらない、まるで人間に思えない、まさにスモーキンジョー。

人の身で立ち向かうなど、無謀なことなのだろうか。

ロープに追い詰め、体の位置を変えながらのアッパーを交えての左右のフックの連打。

7ラウンド、ここでジョーフレージャーが肩の力抜いての左右の連打を見せる、こんな細かい連打ができると言うのも、ここにきて驚きの事実だった。

そして手数を控え、狙っているのだろうか、体を振って、体を振って、ジャブだけを時折放ち、右フック、左ボディーからの左フック、右フック、アッパー、見事なまでの超接近戦からのコンビネーションを披露。

それでも意地でボディを返すジェリークォーリーに、無慈悲ともいえるアッパー、そしてもの凄まじい左フック!

そして7ラウンド終了、しかし8ラウンドは行われず、そこでジョーフレージャーのTKO勝ちとなった。

ジェリークォーリーはもはやまともに眼も開けられないような状況、非常に危険であり、このストップは当然の選択と言えるだろう。

まさしく範馬刃牙で描かれた、ジョークレーザーのように、常に自分の接近戦、自分の間合いで戦い、手数を出し続け、叩き続け、変わることなく突進し続け、その真実の意味である機関車の如き、相手を徐々に終わらせ、砕き、最終的に粉砕する。

対戦相手にとっては、まさしく脅威、恐怖の対象であったであろう。

ど派手なスピードタイプではないので、ある意味大衆受けはしないかもしれないが、その恐ろしさは選手であれば誰もが恐れるものであり、その実力が後にモハメドアリを破ったと言うのも、納得できる事実だった。

まさしく神を粉砕したのは、人の身では不可能であり、それを超えた機関車であったと言うそういうことだったのであろう。

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