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塚本徳臣vs岡村繁美 “空手革命児”vs”鉄人”の長崎県大会史上ベストバウト!

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前回の記事→ “空手革命家”塚本徳臣 上京から帰省しての第10回長崎県大会の活躍!

この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

第10回長崎県体選手権大会決勝戦

上京して、城南支部で修行をして、それまでの長崎で培った技術に城南支部独特のビックミットや八巻健二始めとした全日本大会の強豪選手との組手を続け、分厚さを増した組み手で、塚本徳臣は快進撃を続けていた。

決勝までに、2つの一本勝ち、準決勝も昨年敗れた相手に本戦にて大差の判定勝ちでリベンジを決めるなど、その力は本物であり、勢いはノリに乗っていた。

そして反対ブロックから上がってきたのが、まさに塚本徳臣と双璧をなすと言っても過言ではないほどの強敵だった。

現在までに長崎県大会は37回を数えているが、そのすべてに出場、この偉業はこの選手をおいて他に成し遂げられていない。

さらに、過去、5度の優勝。

まさに長崎が誇る、自他共に認める、鉄人。

岡村繁美。

この大会、岡村繁美はまさに鬼神の如き強さを見せつけていた。

”鉄人”岡村繁美

初戦、準々決勝、連続の、秒殺の、それも前蹴り、左上段廻し蹴りと、それぞれ違う技での1本勝ち。

さらには準決勝戦も、右下段廻し蹴りで1本勝ちと言う、3連続1本勝ち。

全日本クラスだってこんな圧倒的な勝ちっぷりはほとんど見かけられない。

ぶっちゃけ地方大会レベルじゃない、このときの長崎県大会の異常なまでのレベルの高さがうかがえる出来事だった。

倒された相手は、あるものは腹を抑えてのたうち回り、あるものは昏倒し、あるものは足がたたなくなって、しばらく立ち上がれないほどだった。

そんな最強同士の戦いが、決勝戦で行われた。

32歳vs19歳、まさしくそれは新旧対決。

開始直後、塚本徳臣得意にして必殺技の中段回し蹴りの連打。

それが岡村繁美の腹部をまともにとらえる、凄まじい破裂音が会場に響き渡る。

まともな相手だったら、それで耐えられず試合は終わっていただろう。

さらにマッハ蹴り、ローキックの連打からの、まさかの右の中段回し蹴り5連発!

そしてローキック、中段回し蹴りのつるべ打ち。

しかし、岡村繁美は止まらない、そして怯まない。

あせらずじっくりと間合いを詰めて、突き、そして右の下段回し蹴りを炸裂させる。

彼の師匠であり、長崎の支部長である山田政彦が、以前彼について語っていた。

岡村繁美は、特殊体質を持つ。

攻撃が効かない。

小さく、音がしない、地味で、塚本徳臣の攻撃とは対照的で、しかしだからこそピンポイントに突き刺さり、重く響くその攻撃によって塚本徳臣は止まり、足が利かなくされて、そして下突きによりついにダメージを隠しきれなくなってしまう。

技あり。

あの塚本徳臣が、技ありをとられた。

ここまでか?

そんな諦めにも似た気持ちが会場に流れる。

しかし、塚本徳臣だけは諦めていなかった。

吠えて戦い命を賭して

技ありの宣告がされる直前、それをかき消すように、塚本徳臣が、吠えた!

続行。

岡村繁美の容赦のない下突き、ローキックを捌く事はせずに、渾身の中段回し蹴りから、上段回し蹴りを叩き込む!

しかしなお、岡村繁美は倒れない、効かない。

さらに後ろ回し蹴り、これでも倒れない、確かにクリーンヒットはしていないが、まさしく正しく稽古して鍛え込まれて天性のものを昇華させた、特異体質。

さらに胴廻し回転蹴りを外して逆襲に燃える岡村繁美の下段廻し蹴り4連発の後、塚本徳臣は気合を込めて、叫び、そして反撃する。

魂の戦いがここにはあった。

しかしここまでだった。

限界まで痛め付けられた塚本徳臣のその体は、もはや反撃の力は残されていなかった。

右の下突き、左の胸の正拳突き、それしか出せなかった。

畳み掛ける岡村繁美の胸のパンチでダメージを重ねられ、さらに右の下段回し蹴り3連発で、ついに塚本徳臣の体は崩壊した。

全試合1本勝ち、それも準決勝を除けばすべて本戦。

凄まじいまでの強さを見せつける形になった本大会。

しかし、自分を鼓舞して最後まであがき、終了後に先輩に抱きつき、泣き崩れた彼の姿が、1番見ているものの印象に残ったのかもしれないと言える。

まさに、中身、そして結果、技術、全てにおいて、長崎県大会史上最高のベストバウトと言えるかもしれない。

塚本徳臣が上京した年に行われた、長崎県大会決勝戦、これがその知られざる全貌である。

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