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死に至る病―うつ病闘病記⑱「消費税増税と派遣法改正」

2020年11月18日

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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikukose

増税の影響

 ドクンドクンと心臓が脈打った。

 とにかく現状を把握しなければいけない。

 そういうわけで、なぜそのような事態に陥っているのか、その辺を聞いてみた。

 まず、4月からの派遣法改正のおおざっぱな概要として、派遣で雇用していたとしても、同じ仕事内容を課しているのならば、雇用条件も基本的には同等のものにすべきと言うものだった。

 ここだけ聞くのならば、ただ単に、雇用状態の改善、向上だけで、良いところしかないように思われる。

 しかしその人が言うには、現在続く不況や、広がりつつある新型コロナウィルスの影響、さらには消費税の10%への増税によって、流通業態などはギリギリのところで、何とか踏ん張っている状況が続いていたと言う。

 つまりは、正社員やパートなどを雇わず、綱渡り的に自転車操業的に場当たり的に最低賃金とも言える派遣を雇って、それでその場をしのぐと言う状況で、何とかやってきた。

 しかしそこで、その派遣を今までのように使い捨てることができなくなった。

 それがきっかけとなって、次々と中小企業のドミノ倒しのような倒産が相次いでいるらしい。

 実際に彼がよく行っていた派遣先の工場群とも言える地域では、以前は駐車場にいっぱいに4トントラックが停まっていたのが、現在ほとんどガラガラになっていると言う。

 私も以前と比べて、メールで来ていた派遣の現場が、半分以下になっている状況は把握はしていた。

派遣法改正の悪影響

 その人は、政府はこの状況を正確に把握しておらず、増税しても大丈夫だったんだから、このタイミングで世間的に評判が良くなるだろう派遣法改正をしても大丈夫だろうと言う、楽観的な見方をしていると語っていた。

 それがどれだけギリギリの屋台骨だったかを、考えもせずに。

 それを100%受け取るのも盲目的すぎるので、自分なりに調べたり、現場の人、世間の人、政府の見方、そして雇い主、さまざまな方面から考えて、この派遣法改正という事態について、自分なりに解釈して、それをもろに受け止めることになった現状についても、色々と思ってみた。

 そして、次の日に来た。

 正社員の人に呼ばれて、「4月からの事について聞いているか?」という問いかけが。

「詳しくは知らないが大雑把に」と答えると、ほとんど事前に聞いたことと同様の話を聞かされた。

 そして4月からの進退について、問われた。

「とりあえず今週いっぱい考えてみてくれ」と言われた。

 そこで、私は心の底から思い知らされた。

 地獄の1週間だった。

 行くも地獄、下がるも地獄。

 このまま安易に受けてしまえば、これまでのように夢を追ったり、長崎の空手の行事に参加したり、年末年始戻ったりする事は難しいだろう。

 だとするならば、私は何のために関東にいるのだろうか?

 逆に受けてしまっても、所詮はパート、それほど深く考えずに、なんだかんだで慣れてうまいこといくかもしれないし、ダメだったらやめて別の仕事を探すと言う手もあるじゃないかとアドバイスを受けた。

 しかし、私は恐ろしかった。

 受けてしまえば、今までのような生活には戻れない。

 どちらかを選べば、もう別の選択肢には変えることができない。

うつ病の再発

 それまで私は、うつ病は7割から8割位は治ってしまったと捉えていた。

 体力もそれなりに回復したし、小説も正直起承転結や面白さや形にはまだなっていないきらいはあるが、一応進められるようになったし、日常生活に全く支障はないし、大丈夫だと。

 勘違いだった。

 ほとんどパニックに近い状態だった。

 ありとあらゆる知人に相談した。電話した。ハローワークにも赴いて、関東の父とも言える人に話を聞いてもらった。戦友にも会ってアドバイスをもらった。

 駄目だった。

 自分でも驚き、呆れ、それでもどうしようもなかった。

 一度こちらと決めても、話を聞くと心が揺れてしまい、また決心したつもりでも、話を聞くとまた揺れてしまい、どうにもこうにもならない。

 相手に委ねようなんてつもりじゃなくて、一応と言うつもりで、そういう知識だけ、意見だけ入れるつもりでも、全くままならない。

 最終的には、夜眠ることもできなくなってしまった。

 明日が来るのが、そして1週間後が来るのが、恐ろしくて恐ろしくて仕方なかった。

 この感覚は、忘れることができない。

 大体4年前、1番人生で辛かった時、1番どうしようもなかった時、溺れかけていた時のそれと全く同じだった。

 そこで気づいた、私は、何もこの病は、克服していない。

 自分と言うものを、全く変えられていない。

 うつ病と言うものの、その恐ろしさを、まざまざと、四年越しに見せつけられてしまっていた――

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