安倍首相辞任!潰瘍性大腸炎の症状と向き合い方、予後の所感
首相辞任、安倍晋三の真価
このたび安倍晋三が内閣総理大臣の職を辞する意向を固めたと言う話だ。
7年8ヶ月もの長きに渡って政権を維持してきたことに、まず賛辞と、そして労苦をねぎらいたいと思う。
そして新型コロナウィルスという災禍に遭ってしまった不運――しかしその中でアベノマスクと言うどうしても拭い切れない失策や、夫人である昭恵氏の様々な暴走、献金問題など不透明なところが残ってしまったことは、残念としか言いようがない。
そして彼が退陣することになった原因が、持病である潰瘍性大腸炎ということ。
潰瘍性大腸炎とは不治の病
潰瘍性大腸炎は私も罹患している。
過去形ではないと言う事は、現在進行形という意味だ。
現在潰瘍性大腸炎は、その原因が特定されていない。
よって対策の立てようもない。
一言でいってしまえば、不治の病なのである。
不治の病――潰瘍性大腸炎闘病記⑥「原因不明という焦燥」
現在のところ、全範囲型、直腸型、S字型、さらに奥のほうの炎症タイプと分かれているらしい。
私の場合は幸いにして一部炎症型であったため、再燃は免れているらしい。
不治の病――潰瘍性大腸炎闘病記⑦「治らないという現実」で述べているように、薬で効くかどうかの保証は全くない。
もし効かないようならば、ステロイド直腸注入や、大腸全摘などの可能性も……そちらの詳しい話は以下を参照頂きたい。
不治の病――潰瘍性大腸炎闘病記⑧「最悪に果てがないという絶望」
不治の病――潰瘍性大腸炎闘病記⑨「本当の恐怖は死を実感した後に訪れる」
ちなみに私の場合食事制限は全くないが、食事の量、そしてストレスにはかなり気をつけている。
病気の再燃、そして彼の行く先に想うところ
一度かなり良くなりかけたところ、環境の変化、仕事の変化、人間関係のもつれから夜も眠れないほどプレッシャーがかかり、下血が再開した経緯がある。
多少話は違うが、無理をした結果の話は以下になる。
不治の病――潰瘍性大腸炎闘病記⑬「腸液漏洩」
潰瘍性大腸炎は本当に辛い病気だ。
検査の内視鏡検査ですら、全身をすり減らすような消耗がある。
不治の病――潰瘍性大腸炎闘病記②「下剤地獄」
一国を担い、様々な事件が起こり、それらを一手に引き受けてきた、そして全く休みを取らなかったと言う代償は計り知れないだろう。
様々な意見はあるとは思うが、私個人としては、十分に体を休めて、また寛解を目指して丁寧に病気と向き合って、自らの人生を生き抜いてほしいと願う。
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