剣と魔法の都市エディンバラ②「炎の海とサービスエリア」

2020年6月20日

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エジンバラへの道のりは、ロンドンから約8時間でした。

夜行バスを使ったのは、初めてのこと。
真夜中に出発して、朝方に着くと言う道程。
私はその頃からあまりお腹が強くなかったので、時間ギリギリまでターミナルのトイレで粘ったりしましたが、普通にバスの中にトイレが付いていたので杞憂に終りました(笑

長い道のりは普通といえば普通ですが、大体は寝て過ごしました。
寝ていなければ、次の日も日中に動くことができないので当然です。

覚えているのは、途中ぼんやりと見つめた、まるで炎の海のような灯り。

それが何だったのか、いまだによくわかりません。
ただ、まるでファンタジー世界の入り口のようなその演出に、私の心はまどろみの中の湖にいってきの雫が落ちるような波紋が立ったのを覚えています。

そして途中立ち寄った休憩所。

日本のような豪勢なサービスエリアはありませんでしたが、どこかロンドンらしいというか、雑貨店的なノリで、なんだか嬉しかったのを覚えています。
特にこれを買ったと言うわけではありませんが、たまたま一緒にいた人たちとぶらぶらしていると、自分もヨーロッパの人々の一員になれたような気がしていました。
1年も暮らしていれば特にその人と言えば人なんですが(笑

そしてたどりついたエジンバラ。

まずは街の様子を眺めようと、全体を把握しようと、私はその足をその地に踏み出しました。
そんな私に最初に襲いかかってきた、試練。

特別油断していたわけではありませんが、同じイギリス、ロンドンに暮らしていた以上、そんなに違いは無いだろうと、そんな思い込みがあったのかもしれません。

それは、ロンドンで暮らしていた時は想像もできないほどに圧倒的なまでの──寒気でした。
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