死に至る病――うつ病闘病記⑮「うつ病患者の一日の過ごし方」

2020年6月6日

最初から読みたい方はこちらへ! → 一覧へ進む
___________________

様々なうつ病の本でも言われてきたことですが、仕事もせずヒキコモって1日何してるの暇じゃないのと言う言葉もよく投げかけられました。

これに関しては、私は数値的なもので説明したいと思っています。

例えば私が、病気になる前は、1日の体力が100あるとします。
その100を使って、家事に20ほど、空手の稽古に40、小説の執筆に30を割くなど割り振り、日々の生活をこなしてきた、そういうふうに考えるとすると。

うつ病になって、体力が低下しました。

ではどれぐらい低下したか?
うつ病の真っ最中の時期に会った友達は、5とか10とか、そんなもんじゃないのか? 別に動けないって言ったって、這っていけば動けるだろ? そんなことも言われました。

私の実感ですが、体力は100から、約20まで低下しました。

5分の1です。
先程の例えでは、空手の稽古も、小説も書けない事はよくご理解できると思われます。ならば家事は20だからできると思われるかもしれませんが、正直それも違います。

生きているだけで、起きて、生命を維持するだけで、全生命力を振り絞っている感覚なのです。

ならば横になれば良いかというとそういうわけでもありません。
先に述べた通り、思考の負の連鎖により、横になってもものすごい勢いで体力を奪われていきます。それこそ、寝ても地獄、起きても地獄、と言う状態なのです。

当然仕事なんてできませんし、出かける気力もわきませんし、趣味だってやる気もありませんし、かといって家で過ごしていても陰鬱な気持ちを蓄積するだけです。

よく、うつ病の人に頑張れって言っちゃっダメだよと言うことを聞かれます。
それを拡大解釈して、頑張れって言わなきゃ大丈夫と捉えてしまう人もよく見ます。

頑張れって言わなきゃいいというわけじゃないんです。

もう頑張ってるんです。
頑張って頑張って、頑張る器官がバカになって、頑張れなくなって、それでも必死になって頑張って生きてるんです。

それ以上頑張れって言うと――
___________________

続きはこちらへ! → 次話へ進む

面白かったらこちらをクリック👍
 にほんブログ村 にほんブログ村へ 
 にほんブログ村ランキング   人気ブログランキング