“ゴッドハンド”大山倍達② ~現代格闘技における最強の定義

2020年5月3日

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まず大前提として、強さとは何か?

ある意味では哲学的とさえ言えるこの問いに、即答できる格闘技ファンはいるだろうか?

格闘技、武道に詳しくなればなるほど、強さと言う意味が複雑化していく。

まず大前提として、ルールの問題。

最近日本で話題のK-1、RIZIN、ムエタイ、UFC、そして極真空手、柔道や合気道。

それぞれ全くルールが違う。

基本的には最近の格闘技上においては、立ち技系格闘技と総合格闘技、その2つに分けられているようである。

主要な立ち技系格闘技である、k-1、ムエタイ、極真カラテ。

まず大前提として、K-1を始めとしたキックボクシングは、ムエタイを基本として創造されたと考えてまず間違いないだろう。両手にグローブをはめて、顔面への拳による打撃を認め、さらにはあらゆる蹴りを認める。

しかしまず、K-1とムエタイで決定的に違う点がある。

首相撲、そして肘打ちの有無だ。

たった2つと言えばそうだが、しかしムエタイの中枢をなしているのが、その2つなのだ。私の先生が例えていたが、それは猛禽類の王者である鷹でいえば、爪と牙。その2つをもがれて、まともに戦うのは非常に厳しいと言わざるを得ない。

逆に、もともとが作りの親である石井が空手ナンバーワングランプリ、略してK-1としたように、その中枢を成しているのは顔面へのパンチである。だからこそそれを最大限に生かすようにルールの整備が行われた。よって戦い方は、必然的に最初はパンチとローキックを中心とした、極真カラテに近いものになった。

そして我が極真空手は顔面のパンチがないために、一昔前まではローキック、極真カラテ風に言わせてもらうのならば下段回し蹴りの比重が大きくなっていた。腹のみを狙ったパンチ――突きでは、どうしても捌かれやすく、効かせるのは難しかったからだ。

以上のたった3つの立ち技系格闘技だけを比べても、これだけその構成要因は違い、主たる武器も違う。これがありならば、これがなしならば。まるでたらればのような想像になってしまう。

ではある程度有無がないような、その発想から生まれた総合格闘技ならばどうか?

次はその考察を行いたいと思う。
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