死に至る病――うつ病闘病記⑤「在宅ワークという名の落とし穴」

2020年2月17日

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人生初の在宅ワークでした。

人生初の、友人と仕事でした。

私はそれまでいろいろなテレビや人づての話やエッセイなど、もしくは天下りの話などで、雇われていた側が、その温情にぶら下がり、適当に仕事をして、相手に迷惑をかけるという話を聞いてきました。

だから、私はそうならないように、気をつけようと心に決めていました。

朝8時開始の連絡も、当たり前かもしれませんが欠かさず行い、労働時間はパソコンの前に貼りつき、ひたすらに原稿の推敲とマッシュアップを繰り返しました。

在宅ワークは、移動の時間も手間もなく、満員電車に押し込まれることもなく、正直通常の仕事よりも効率が良くて、多少は楽なのだと考えていました。

ここからは完全に、個人的な感想になります。

通常の通勤ならば、出社さえしていれば、常に気を張る必要はなく、ある程度ペースなどを自分で作ったり守ったりすることができます。

ですが在宅ワークは、完全に出来高です。

しかも作品の出来不出来は、個人的な考えではなく、雇い主や人気、売り上げに完全に左右されます。

気の休まることはありませんでした。

常にこのやり方でいいのか、この作品で良いのか、クオリティーは認められるのか?

今思いだしても、胸が詰まる思いがします。

そして基本的に雇い主とは、メールが唯一の連絡手段となります。

普段は就業開始と、就業終了の、二度の業務報告しかありません。

だからこそ、普段のメールチェックが、胃が痛くなるほど――怖いものでした。

メールがなければいいと思いながらも、チェックしないわけにはいかない。
そしてメールが来れば、一体何の用事なのか、基本的にクレームだろうと……さらに胃が痛くなる。

自分のような頭ガチガチの石頭は、基本的には在宅ワークが向いていないのではないかもしれません。
少なくとも、この時までは。
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