RIZIN20 今宵のヒロインはRENA、君だ! 輝いた主役たちに心の底からの賞賛と、感謝を込めて―

今日のRIZIN、まさか生中継1発目からBEST BOUTに遭遇するとは思ってもいなかった。

RENAの、ベラトールで敗れたリンジー・ヴァンザントとのリベンジマッチ!

正直、勝率は20%程度だと予想していた。

RENAの負け方は、ここ最近完全にパターン化している。
寝技を侮り、チョークスリーパー、スリーパーホールドでの失神KO。

しかも直近での試合では、直前に相手が変更して、しかもかなりの年配相手での秒殺KOにもかかわらず、かなりのはしゃぎっぷり。

今回のコメントも、今年の汚れは今年のうちに。

正直浮かれていると思っていた、いつも通り打撃での勝利宣言、寝技を侮り、いつも通りのパターンに陥ると予想していた。

蓋を開けて、自分の不明を恥じた。

はっきりって、ここ最近でこれほど熱く、そして感動した試合は無い。

彼女は覚悟を決めていた。
深く、本気で練習を重ねていたのだろう。注意深く、慎重になっていたのだろう。

今回の試合、彼女はほとんど、蹴りを出さなかった。自分から、連打に行くことはなかった。

そして、蹴りをカットすることもなかった。

蹴りをその身で受けて、肉を切らせて骨を断つ――顔面にパンチを集める。

タックルに来たら、丁寧に丁寧に外す。

2ラウンド、つい片足タックルに行き、そして逆襲の三角絞めにあった時、私はもう駄目かと思ったが、彼女は必死に、地道に、耐えて、耐えて、耐えて、そして生き延びた。


3ラウンド、彼女はその顔に、武道家の重みを、深さを湛えているようにすら見えた。
丁寧で、地味で、そして確実な戦い。

相手は徐々に退路をなくしていった。

そして訪れた、必然の勝機。

ハーフガードから、マウントポジションをとって、パウンドの連打。

腕ひしぎに行ったり、チョークスリーパーを狙ったりといった色気は一切出さない。

ただ、勝利に愚直に、まっすぐに。

勝利した瞬間の泣き崩れる顔は、本当に美しかった。

その苦しかった心の内を思うと、彼女を甘く見ていた自分が本当に浅はかで、そして彼女が自分を裏切り本当に花開いてくれたことが嬉しくて仕方なかった。

今日のMVPは、間違いなくRENA、君だ。

2019年最後のすべての賞賛を、君に与えたいと思う。

浜崎朱加にリベンジしたハム・ソヒも、ベラトール大将ジョン・マカパに対していつもの派手さに加えていぶし銀な戦いで勝ち切った朝倉未来も、きっちりと自分の仕事をこなした那須川天心も、やはり予想通り右ストレートと右フックの戦いになったが場数の違いで勝利を手にしたマネルケイプ、また1つ貴重な経験を手に入れた朝倉海も。

2019年最後の年を、お腹いっぱいにしてくれたRIZINのみなさん、本当にお疲れ様でした。

さらに令和2年、2020年が、オリンピックと同様に格闘技が盛り上がることを願って。
___________________

関連記事はこちらへ!→ 空手及び格闘技

面白かったらこちらをクリック👍
 にほんブログ村 にほんブログ村へ 
 にほんブログ村ランキング   人気ブログランキング