第12回極真松井派空手世界選手権、私的な総括及び所感

松井章圭は言った。

喧嘩空手から、武道空手へ

それは大山倍達からの、脱却か

大山倍達の、棄却なのか



結果云々は、この際置いておく。それは調べればわかることだ。

ここでは私なりに感じた技術的なものを話していこうと思う。

まず、すべての攻撃の威力が落ちているように見受けられた。

理由はおそらく、ルール改正により、足払い及び前蹴りによるバランスを崩しての下段突きによる技ありを奪われることをみな、警戒していると思われる。

だから押すような前蹴り、引っ掛けるような柔道的な技を出している。下手に腰を入れたり、溜めを作れば、そこを狙われるから。

結果的に相手のミス待ちのような試合が多くなったように感じる。

上段への蹴りが減った。それも足払いを狙われるからだろう。

ローキックも、きちんと太ももを狙っている選手の方が少ない。基本的には膝下あたりの、転倒を狙う蹴りが多い故に。

パンチの威力が落ちたのは、パンチを狙っても押したり引っ掛けたり抱きついたりして回避されるから、そんなことよりもそこから引っ掛けたり倒したりすることの方が重要だからと考えられる。

今回特に気になったのが、自分で相手の足を蹴った結果、自分の脛を痛めてしまう選手が多いことだ。それに関しては脛を鍛える、叩く練習が足りないとしか言いようがない。しかし、その機会も必要も、新ルールに関して言えばないのかもしれない。



そして今大会通して観て理解したのが、勝ちパターンがハッキリしてしまったということだ。

まず一つが、すでに述べた、前蹴り及び足払いによる転倒をさせてからの下段突きによる技あり。

そしてもう一つが、ラスト30秒にラッシュをかけての判定勝ち。



総括としては、格闘技と言うよりも、まさに銘打った通りのポイント制の選手権大会といった様相を帯びていると言う印象を受けた。

確かに松井章圭が言うように、降着状態は少なくなった。

武道性と言うものが、彼にとってどういうものなのか私には判断できない。

しかしこの大会で、はっきりと私が所属する新極真会とは方向性もその在り方も完全に袂を分かったと判断できた。

以上が私の第12回極真松井派空手世界選手権の所感である。
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