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この記事を書いた人
青貴空羽

小説家にして極真空手家。
更に2年間の英国留学不治の病うつ病になった経験、オタク文化を発信する為ブログTwitterYouTubeを始める。

Twitter:@aokikuunovel

キング・オブ・ボクシング

モハメドアリのアリシャッフルとファントムパンチ

キング・オブ・ボクシングといっても過言ではないといえるボクサー、モハメド・アリ。

その謎に包まれた実態、スピード、テクニック、それについて以前私はブライアン・ロンドンとの試合、そのわずか4.5秒の間に8つのフェイント、12連打を叩き込むと言う、衝撃の映像をご紹介させていただいた。

今回私は、それに引き続き、モハメドアリの、恐るべき名勝負という、クリーブランド・ウィリアムスと試合をお話しさせていただきたい。

その試合は、モハメドアリ27戦目、WBCヘビー級タイトル7度目の防衛戦であり、アメリカのヒューストンはアストロドームで行われた。

その時点で、対戦相手のクリーブランドは、65勝5敗1分け。

ビッグキャットの意味を持ち、そこまで9連勝を飾って勢いに乗っており、その時点で無敗だったとは言え27勝のモハメドアリと比べて倍以上のプロでのキャリアがあり、最終的なキャリアの80勝のうち、60KO勝ちと大変なパンチ力を誇り、決して侮れない相手と言えたのかもしれない。

第一ラウンド、双方華麗なるステップでリング中央へと躍り出て、モハメドアリは自分を鼓舞するのかアピールなのか、両の拳を打ちつける。

そこを狙ったようにクリーブランドのジャブが2発、アリの顔面を狙うが、それはまさに紙一重で鮮やかに避ける。

アリ・ステップ、前後左右、変幻自在、つま先でマット上を飛び跳ねる。

ほとんど真横に構えて、右に左にスイッチして、体を、頭をかしげて、揺さぶりをかけ、様々なフェイントを見せる。

視線もまた、顔を見つめ、下げて、上げて、どこを狙っているのか分かりづらい。

ダッキングとも、ただ頭を下げたところで避けたのか、判断がつかない、独特なモハメドアリのリズム。

先手を取れるはずのクリーブランドが、しかしなかなか手数が出せない。

モハメドアリもまた、1分過ぎてようやくジャブを一発、慎重なのか、狙っているのか、見えている世界が違うのか――

ジャブフック、ジャブフック、徐々に徐々に、モハメドアリのリズムが速くなる。

不用意に飛び込んできたところに、左フックのカウンター。

2分近くから、腰を入れてジャブを突き出し始めた。

ややストレートに近い、少しリズムが一定になったきたと思ったところに、突然の左三連打。

しかしクリーブランドもガードが固い、しっかりと対策をなされているようだった。

2ラウンド。

リズムは変わらない、アリは上下にステップを刻みながら、ジャブを放ち、それをクリーブランドが追いかける。

やや強引にクリーブランドが詰めだした。

このままではらちがあかないと判断したのだろう、これは決して悪い決断では無いように思われる。

そんな展開がついてきたところで、2分過ぎ、徐々にアリは左右ストレート、そして左フックが、徐々にガードの隙間をついて、命中し始める。

ダメージははっきりとは見て取れないが、これは…

それに焦らされるように、引き寄せられるように、クリーブランドが強引に前に出ていく。

追いかける、リングの上の物珍しい蝶々、野生の獣がお宝だと、俺の餌だと言って、煩わしいジャブなど、気に求めないように――

幻の拳――ファントムパンチ

嘘だ。

その瞬間、私はそう叫んでしまっていた。

信じられない、そうとしか言いようがない、劇的を超えている、急転直下すぎる、目の前で起きた事が理解しがたい。

ジャブ。

ジャブ、ツー。

たったそれだけ、ジャブを放って、ジャブを同じように放って、そしてそれにかぶせるような、それほど腰も体重も乗せていないかのような、右のスイングパンチというかチョッピングライトというか――

ほとんど、軌道が読めなかった。

全くモーションがなかった、予備動作がなかった、気づけば目の前に突き出されていた、それが見事なまでに、クリーブランドの顎を捉えていたようだった。

クリーブランドはのけぞり、崩れ落ち、半回転。

そのパンチの破壊力、それを如実に示していた。

蜂のように刺す。

あまりにも有名な彼の言葉を思い出していた。

そうだ、彼はあまりにも軽やかに、美しく舞うからこそ、忘れがちなのだが、蝶々ではなく、その一撃でその命を立つあんまりにも危険な毒針を持つ、蜂なのだ。

効いている、目がうつろだ、レフェリーの言葉も届いているか否か。

再開。

蝶のように舞い蜂のように刺す

猛然と遅いかかるモハメドアリ、そこで放たれる、無慈悲とも言えるわずか10秒の間に繰り出される、驚愕の19連連打。

ジャブ、左のアッパー、左右のフック、ショッピングライト、右ストレート、そのあまりの破壊力に、クリーブランドはもんどりうって吹き飛ぶ。

再開、クリーブランドはボディーの左フックを繰り出すが、ワンツーからの、まるでボクシングのお手本のような超高速の左のダブルからの、右ストレート。

完璧に顎を捉え、マットに叩きつけられ、大の字。

完璧に決まったかと思ったが、ここはクリーブランドがゴングに救われ、3ラウンドに決着はもつれることになる。

これが果たして本当に救いとなったのか否か。

猛然と逆襲をしようとするクリーブランドの左ジャブに、モハメドアリは冷静な右のクロスカウンター。

たった一発で勢いを止めて、アリシャッフル、コーナーから反対側の対角線上のコーナーへ詰めながらの、物凄まじい12連打。

特に右フックからの左アッパー、そして左右フックの連打があまりにも鮮烈。

これがアリシャッフルか…

さらに連打を畳み掛け、クリーブランドの反撃を鼻先で躱して、それはあざ笑うかのようなクロスカウンターを決めて、左右フックの連打で、ついにレフェリーストップへと追い込んだ。

これが…

これこそが、モハメドアリか。

スウェイバックの技術、クロスカウンターの妙技、武道でいう無拍子のような全くモーションを見せないワンツー、超高速連打、勢いに乗ってのアリシャッフル、それが全てが網羅されていた。

キングオブボクサー、The Greatest、未だ崇められているボクシングオブボクシング。

その恐るべき技術、破壊力、その一端に、私の胸は、はじめの一歩の一幕を見たようなワクワクに、支配されていた。

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