那須川天心vs武尊③ 実現の是非及びK-1と武尊の現状についての見解

2019年10月11日

あくまで個人的見解です。あらかじめ、それをご了承の上お読みいただけたらと思います。

今回のK-1の、11月24日の武尊復帰戦の会見。

武尊に、危ない橋を渡らせたくないように思えました。

那須川天心選手の対戦要求に関しては一切触れず、そして対戦相手に関しては現状私が最強と考える、ジャパングランプリで準優勝に輝いた小宮山工介選手をジャブで倒すという武尊選手も成しえなかった離れ業をやってのけて、会見直前のKrushで西京佑馬選手を破ってチャンピオンとなったレオナぺタス選手でもなく、

ましてや前回のユッタチョンブリーや本人も噛み合うといっていて那須川天心と激戦を演じてONEという団体でチャンピオンとなったロッタンのようなラジャダムナンやルンピニーのチャンピオンやランカーですらなく、こういっては角が立ちますが那須川天心選手に二度も敗れている村越優汰選手。

しかしそれは、運営的に考えるなら決して責められることではないかと理解できます。

武尊vs那須川天心は確かに世間が待望するドリームカードです。

個人的にという意味では確かに二人の対決は見たいという気持ちは大変強いですが――団体を否定してまではどうか、と言う気持ちもあるのが正直なところです。

選手ら、運営にとっては、それで食っていく、いけることがなによりも1番大事。

全体が盛り上がるよりも、生活が大事である。

武尊はK-1そのものといってもいいほどの存在であり、まさに看板であるが故、その結果如何によってはK-1そのものの存続が危うく可能性があります。
それほどの影響力が、既に彼にはあります。

そしてK-1事態も一時の流行りではなく100年続くK-1を標榜にあげています。

それは同時に大変不安定である格闘家という職業の体制そのものに一石を投じるある意味魅力的なものでもあります。

批判されている、k-1が那須川天心に3年契約の話を持ち込んだのもそのビジョンの一環であるという見方も出来なくもありません……正直苦しいとは思いますが(苦笑

そんな事情の中ただ感情論で否定するのは、個人的には無責任が過ぎるかと考えています。

私には、選手である彼らの生活を保障など出来ませんから。かくいう私自身も派遣スタッフをしながらなんとかかんとか空手修行と小説執筆にブログ更新を続けている状況ですし……。

それは充分に理解したうえで、しかし私はそれでも格闘技界というあまりに大きすぎる十字架を自ら背負って立とうとする人は、かっこいいと思います。





武尊が言っていました。

ヨーキサッダー戦後、現役としてもう何試合もできないから、こういった人生を賭けるような試合だけやっていきたい。

彼は自分の強さ、気持ちに、絶対の自信を持っていますし、試合に、K-1に命を懸けています。

だけどそれは、つまりは勝利できるかどうかということを考えた場合上からしたら、100%じゃない。

当然です、試合に絶対はありえません。先日の堀口恭司の試合でも、それは証明されています。

だからこそ、ある意味では彼の気持ち、言葉は上位陣には届かない。

彼はK-1を何よりも大事にしてるからこそ、この状況は苦しいと思います。

このままでは那須川天心との試合は、それこそ40歳超えの実現になりそうという話が少しづつ現実味を帯びてきています……。

そんな現状、これまたあくまで断言はできませんが、このままでは那須川天心が世界へ旅立つ――いや羽ばたくのが、残念ながら先な気がします。

果たしてその後に2人の対決が実現するか、疑問が残ります。

しかし実際のところ、世間的にはどう転がっていくか分かりません。

もしかしたらK-1は煽って煽って、もったいぶってもったいぶって、武尊の価値を高めるだけ高めてから送り出そうとしている可能性もありませんし、様々な大きな力が動く可能性もあります。事実は小説より奇なりです。

だから私がツイートや彼らのリプなどで繰り返しているのは、武尊のことだけです。

武尊だけが、気の毒なんです。

武尊はK-1の為に戦っています。K-1に救われたと恩義に感じ、自らのすべてを掛けてそれを返そうと戦っています。

しかしそのために自身の可能性を狭めています。

那須川天心は今でも限界の敵と戦い、どんどん強くなってます。





しかし武尊はこう言ってはなんですが3階級王者になった後は、基本的に手ごろな相手としか戦っていません。
本物の、ムエタイ二大スタジアムとの対戦経験はヨーキサッダーとの一回だけですし、圧倒してKOしているのがそれを物語っています。

それでは自分の引き出しが広がるはずもありません。

武尊がその潜在能力の全てを生かして、超強豪としのぎを削り、存分に自らを高め、その結果として限界まで名声を轟かせる。

そして世界中に強敵と書いてライバルと呼べるような仲間を作る。

それに何より自分の存在を脅かすような、もしくは計り知れないような相手と戦うと言う事は、格闘家、ひいては武道家、空手家にとって、この上ない光栄であり、喜びなんです。

だから彼は繰り返しになりますが、人生を賭けた戦いを望んでいます。

しかし現状その機会はすべて、奪われています。
その一点だけが、私は気の毒でなりません。

空手家としての彼の魂が、慟哭してるように私には感じられます。あくまで個人的な感想というかここまできたら妄想かもしれませんが……。

武尊にとって悔いのない格闘技人生が全うされる事を、ただただ願います。

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