メイド喫茶探訪記①「キュアメイドカフェ」

2019年10月11日

初めてメイド喫茶に行ったのは大学生の夏。

仲良くなった友達と、せっかく上京したわけだし馬鹿やってみようぜって言うことで、一緒に最近できたって言うメイド喫茶っていうところに行こうと言う話から始まった。

要は思い出作り、ネタだった。

当時、一生懸命調べて、行くことに決めたのは世界初のメイド喫茶、キュアメイドカフェに決めた。

キュアメイドカフェは、秋葉原にあって、ガチャポン好きの聖地ともいえるガチャポン会館があるジーストアアキバ6階に位置する。

最初はイベント限定の期間が決められた店舗だったが、好評を博し、それからいくつかの紆余曲折を経て、常設店となり、史上初のメイド喫茶1号店となる。

われわれは浮き足立っていた。

その頃ライトノベルや漫画でもたくさんの物語でメイドさんは取り扱われていた。それに対する、期待感も大きい。どんな夢みたいな世界が広がっているのか、ワクワクが止まらなかった。

そのワクワクがピークに達したのが、店舗に到達して、階段まで続く長い行列を目の当たりにして、その最後尾に並んで、だんだんと列を進み、扉の直前の椅子に座って、その中世ヨーロッパのお屋敷のような店内と、メイド服に身を包んで粛々と給仕するメイドさんの後ろ姿を見た、その瞬間だった。

まさに静静といった様子で、メイドさんが我々の目の前にやってきて、目を伏せ一礼して、テーブルへと案内してくれた。

「ようこそいらっしゃいました。こちらへどうぞ」

ドキドキしながら、うなずきだけ返して、2人でテーブルに進んだ。着席して、メニューを見る。

ぶっちゃけメニューだけは、とてもメイド喫茶と言う感じではなかった。
どちらかと言うとガッツリ系の、量が自慢の定食屋かファミレスに来たような印象。とりあえず俺はカツカレーを頼んだ。

ここまでで、後はもはや言うことがない。

私はカツカレーを頼み、相方も似たようなものを頼み、それを粛々と食べて、一休みして、そしてわれわれは店舗を去った。

メイドさんは、給仕だけしていた。何をすると言うこともない、注文を取り、食事を運び、水を注ぎ、後は壁際で待機。

最初こそもの珍しくてその様子をかかっていたが、そんなのが10分後20分も続くわけもない。

正直食事も普通以外の感想がない。

しかも妙に厳かな雰囲気だから、会話も弾まない。なんか妙に緊張感。

それが私の、人生初のメイド喫茶体験だった。正直これに不満があるかと言えばそうでもない。元来メイド喫茶とは、メイドさんが給仕して、お屋敷の雰囲気を再現した、そういったコンセプトの喫茶店なのだから。

だけど我々のように記念に、思い出に、ネタ的にいったものに関して言えば、やはりどこかアミューズメントのようなものを求めていたので、肩透かしを食ったと言うのは現実だったりする。

痛々しい青春だった(笑
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